イン・グッド・カンパニー | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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レンタルビデオ鑑賞日誌



(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

イン・グッド・カンパニー [DVD]
¥3,964
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内容:デニス・クエイドとスカーレット・ヨハンソンが父娘役を演じたハートウォーミング・コメディ。勤める会社が大手企業に吸収合併されたダンの新しい上司は、年下の若者・カーター。しかも、ダンは彼が自分の愛娘と付き合い始めた事実を知り…。 (Amazonより)


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はい!今日もスカちゃん 出演作をお届け~♪ヽ(゜▽、゜)ノ

2004年製作、ポール・ウェイツ監督「イン・グッド・カンパニー」でっす。




スポーツ雑誌の営業部門に勤務するダン。ある日、彼の会社は大手企業に買収され、彼も重役ポストを失ってしまう。新たな上司となったのは息子ほども歳の離れた若者カーター。彼の仕事のやり方はダンとはあまりに対照的で、困惑と不満を募らせるダンだったが…。(TSUTAYA DISCUSより)






…ん~~~。。。(^~^;)



「観ている時はそれなりなのに、あまり心に残らない話でした。」とAMAZONのレビュアーさんが

書いてらっしゃいますが、まさにそんな感じですね~、別に取りたてて貶すようなところは

無いんですが、かといって「ここが良かった!ヽ(゚◇゚ )ノ」って褒めたたえるような箇所も

思いつかない、なんとも“それなり”な作品でしたよ。(;^_^A



大企業に買収されたスポーツ雑誌社に、広告部長として新たに親会社から赴任してきた

新進気鋭の若手ビジネスマン カーター(トファー・グレイス)と、買収によって広告部長の

座を追われ息子ほどの年齢でしかない若造カーターの下で働くことになった

“オールドタイプ”のビジネスマン ダン(デニス・クエイド)。

そこにダンの娘の女子大生アレックス(スカちゃん)が加わり、仕事上での対立やら

カーターとアレックスの恋愛やらに発展していくお話です。



「プリティ・ウーマン」「もしも昨日が選べたら」 、それに「天使のくれた時間」等々

企業買収や仕事人間を題材にしたこの手の映画にはある種のパターンがありますが、

本作も基本的にはその系譜に連なる作品ですね、管理職への大抜擢に燃える

若きビジネスマン カーターも、ことプライベートでは孤独を抱えています。

まぁちょっと違うのはこのカーターが基本的には“いいヤツ”って事ですがね、

乗っ取り先の社員達をできるだけレイ・オフしないで済むように頑張るし。

ただ根底にある物は一緒ですよ、“仕事”と“人間性”の間で葛藤するって点で。



ストーリーについては概ね予想通りの展開なので割愛しますが、ラストについてだけ一言。

“パターン”から外しててコレはコレでなかなか良かったんだけど、そのぶんちょっと焦点が

ぼやけちゃった感があるんですよねぇ。。。イマイチ余韻が残らないのは多分そのせいも

あるんじゃなかろうかと。もうちょっと盛り上がりがあればまた違ったんだろうけど。。。



キャストに関してはおおむね良かったです。

何よりも家族や仲間を大切にするダンの“オールドタイプっぷり”にデニス・クエイド

よくハマってたし、意欲に実力が伴わない頼りなげなカーターを演じたトファー・グレイス

好演してました。んでもってスカちゃんはというと、今回はあまりクセの無い役だったので

素直に彼女の愛らしさ・セクシーさが生かされてて好感度が高いかと!!(〃∇〃)

そりゃ~あんだけ可愛い娘ならなぁ、パパも手放したくないよなぁ。。。(^_^;)




ってわけで総評。

結局のところ、一言で評せば「フツー」ってことになりますね(爆)

それなりに楽しめますが、それなりの印象しか残りませんでしたよっと。

ただまぁスカちゃんをはじめとするキャストは良かったので、観てみる価値は十分あるかと。

気が向いた方はドゾー。(・∀・)