今年の1歳募集馬では、新種牡馬の目玉となるコントレイル産駒。
父の実績などから、産駒の特色について考えてみた。
(netkeibaより)
① 天才肌
1歳の終わりから2歳の5月まで球節炎で調教を手控えられていたが、本格調教が
始まると瞬く間に同期に追いついた。そして2戦目の東スポ杯を1:44:5で圧勝する。
② バネの塊
春の二冠でサリオスが挑戦したが、どうにもバネが違った感じがして敵わなかった。
一方で卓越したスピードを秘める反面、屈腱炎等の懸念があるのもディープ譲りかも。
③ 血統的に早期始動
父ディープインパクト×母Unbridled's Songの配合。この配合はレッドファンタジアの
同配合産駒の4頭が全て2戦以内に勝ち上がっていて、内2頭がデイリー杯2歳Sを制して
いることからも、かなりの確率で「早期から」と推察。
ちなみに、父ハーツクライ×Unbridled's Song配合馬であるスワーヴリチャードの産駒も、
昨年の2歳戦で大活躍した。Unbridled's Songは早めの血と思う。
④ 距離適性
春の二冠と打って変わって、菊花賞で負けそうになったから「2000±400m位」と思う。
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これらを勘案して、父と同じく黒くてプリッとしていて、バネのある歩き方をする産駒に
まず注目したい所 (同時に、脚の骨格リスクはそれなりに考えておく必要がありそう)。
父馬の方でディープインパクトとUnbridled's Songを内包しているため、ディープIと
相性の良いStorm Catを母系に持つか、またディープインパクトとの間で実績のある
母父馬との配合が素直に良いのでは、と思う。
ちなみに今回のサンデー、東サラの募集馬だと、以下の馬達の血統が目を引いた。
レッドエルザ23 母父Smart Strike ・・・ディープと母父からレッドオーヴァル
クィーンズアドバンス23 母父Orpen ・・・ディープと母父でサトノダイヤモンド
モヒニ23、ボインビューティ23、ダンシングラグス23 …母方にStorm Cat
(ガリレオの肌で少しマッチョな感じのモヒニ23)