今週は春のマイル王決定戦、安田記念GⅠ。
今年は香港から、GⅠ7勝のロマンチックウォリアーが参戦する事になった。
ロマンチックウォリアーは、香港の地ではプログノーシス(国内GⅡ3勝、秋天3着)を
3度退けており、世界レベルの実績馬。久々の超大物の来日参戦となった。
但、彼の地では最近レース当日に馬場に水を巻いている模様で、そうゆう地元有利の
背景から、今回は一転して彼にとってのアウェイとなる。
2000年代のフェアリーキングプローン、サイレントウィットネス、ブリッシュラック等の
活躍は懐かしいが、1分31秒台の決着に突入しているのが、直近10年の安田記念。
2,000m戦を使ってきた馬であり、その点を含めて少しつけいる隙はありそう。〇印。
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日本馬ではまず昨年2着のセリフォス、秋のマイル王のナミュールのGⅠ馬2騎が
実績上位だが、前者は今回8枠で折り合いが鍵。後者はヴィクトリアMが不可解な
敗戦で、使い過ぎの疲れ等は懸念される。
展開的にはウインカーネリアンが行くが、他はドーブネくらいでミドルペースを想定。
位置取りが後ろ過ぎる馬には少し届きづらいかもしれない。
など考えて、◎はフェブラリーSでも本命にしたガイアフォース(香港名:地神力)に。
昨年の安田記念は、直線で他馬を捌くのに少し時間を要したがセリフォスと同タイム。
昨年の秋・天ではイクイノックスのプレッシャーをモロに受けつつ、諦めずに5着。
展開的にも、内目の枠から日本馬での最先着を目論みたい。
続く▲はレッドモンレーヴ。前走の脚は滅多に見れないと思うし、元々が東京芝巧者。
ナミュールがもし微妙なら富士Sでの2着も光る。位置取りが後ろの分だけの3番手。
あとはセリフォス、ナミュール、馬場不問のステラヴェローチェ、香港馬連動の傾向で
ヴォイッジバブル。
ソウルラッシュは出来絶好も東京コース実績が微妙で、モレイラのため一応抑えまで。
パラレルヴィジョンは、前走は展開が嵌った感。4走前ではスノーグレースとの僅差。
ここは流石に、一気の相手強化になって楽ではないかな・・と思っている。
◎②番ガイアフォース - ➆、③、⑰、⑤、⑬、⑮、⑩
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なお、東サラはレッドモンレーヴの昨年の京王杯SC以降、1年超で重賞勝ちはなく、
またGⅠサラもここ1年で、ゴンバデカーブース以外の重賞勝ち馬はいない。
共に募集の前に、少しでも勝ち負けに近づいて頑張っておきたい一戦に違いない。
またキャロットでは、春GⅠで4歳勢が振るわなかった。3頭出しの今回、何とか
⑤ナミュール、⑨パラレルヴィジョン(ルメール)で巻き返したい一戦だろう。
なお出資馬では、8歳の①カテドラル(斉藤新騎手、池添学、キャロット)が出走する。
(東京新聞杯2着時)
流石に馬券は無理目と思っているが、馬群を割る事を厭わない馬なので10着内に期待。
頑張って欲しい。