(小話です、適宜)
昨日のヴィクトリアマイルは、テンハッピーローズの激走が観衆の度肝を抜いた。
「(馬券は外れたが)やってくれたな、津村騎手」というレース後の爽快さもあった。
TVでの優勝インタビューでも、結構良いシーンを見させていただきました。
(おめでとうございました)
今週のオークス(GⅠ)でも、「頼んだよ、津村騎手」という気持ちになっている。
ちなみに、レース後の国枝先生からのコメントも微笑ましかった。
なお②番のフィアスプライドは馬場入り後、危うく騎手を振り落としそうになったが、
あのテンションで2着に持ってきたのは、ルメール騎手の技術と精神力だと思っている。
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さて。
国内の最高峰のGⅠ戦においては、2014年のコパノリッキー以来の単勝万馬券となった。
【GⅠ戦 単勝万馬券の馬達】 ・・・障害戦除く
・1989年エリザベス女王杯 サンドピアリス 20番人気 430.6倍
・1991年有馬記念 ダイユウサク 14番人気 137.9倍
・2000年スプリンターズS ダイタクヤマト 16番人気 257.5倍
・2002年皐月賞 ノーリーズン 15番人気 115.9倍
・2012年天皇賞・春 ビートブラック 14番人気 159.6倍
・2014年フェブラリーS コパノリッキー 16番人気 272.1倍
・2024年ヴィクトリアマイル テンハッピーローズ 14番人気 208.6倍
実に10年振りの「イベント」であり、どうやったらこれを仕留められるか考えてみた。
(ここから先は参考程度に読んでいただきたいが)、競馬ブックのレイティングによると
勝馬は実はナミュール、フィアスプライドに続く3番目の数値だった。
(競馬ブックWEBより)
この数値は実績の積み上げが加算されるため、年の若い馬達の数値が低めに反映される
「要補正」要素があるが、同数値を愚直に馬券の参考にされている方はひょっとすると、
昨日は特大の馬券が取れていたかもしれない。
(個人的には10年前に)、コパノリッキーの単勝万馬券を500円取った事がある。
その時の馬券法を言うと、
ブックの↑の辺りの情報を活用していて、当時はCPUの「穴」馬から流して取った次第
(この「穴」は差し馬が人気の時、「逃げ先行する馬」で威力を発揮する印象がある)。
ブックのデータには、競馬に携わってきた長い長い関係者の努力と蓄積があるに違いない。
人々が見落としがちな各要素を、CPUは淡々と静かに告げているのかもしれない。
(写真は小川航平さんより)