金曜日に、肩を落とすような悲報が入って来た。
アルバパテラ 2歳牡 父キタサンブラック、母マイハッピーフェイス、萩原厩舎予定
4/3 在厩場所:ノーザンファーム天栄
萩原清調教師「その後もゲート練習を順調に行えていましたので、3月29日にゲート試験を受けたところ、無事に合格することが出来ました。この時期の大型馬ということもあり、発馬はそこまで速くは無かったものの、及第点を与えられるレベルではあったと思います。体調面に問題は無いものの、ここまで練習を重ねてきた分、左トモには疲れが窺えましたから、本日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。現状でもしっかり動かせば時計は出せる馬だと思いますが、今は無理せずに一度リフレッシュさせて、新馬戦に向けて鍛えてもらいたいと思います」
4/12在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めて特に異常はありませんでした。先週一杯は軽めのメニューに止めて、今週から乗り運動をスタートしており、週2回は15-14ペースで、週1回は15-15ペースで駆け上がっています。今のところ、しっかりとした手応えで駆け上がっていますし、この調子でピッチを上げていければと思います。馬体重は523kgです」
4/19HP 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「先週末に坂路コースで14-14ほどの時計を出したのですが、その後右トモを跛行してしまいました。今週に入ってからも歩様に良化は見られなかったことから、レントゲン検査を行ったところ、第三足根骨の骨折が確認されました。デビューに向けて進みだした矢先にこのような事態になり、誠に残念ですし申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後は北海道の獣医師にも患部の状態を診てもらい、今後の方針を検討することになっています。常歩での歩様は良くなったことから、長距離輸送にも耐えられると判断し、本日ノーザンファーム早来へ向けてこちらを発ちました」
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今年の2歳馬のエース級の1頭と期待していただけに、とても残念。
調べてみると、画像のマルの箇所の辺りらしい。
(「食と農」の博物館資料 『馬を知る』より)
競争能力に影響がある飛節構成骨であり、これは結構厳しいのでは・・・と心配している。
シルクの2歳馬9頭のうち、2頭目の骨折となってしまった。次報を待ちたい。