シルク 2歳馬近況 (1月初) | 毎日が一口馬主!

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シルクHCの1歳馬近況。

 

プリモシーン22 牡 父エピファネイア、木村哲厩舎、120M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週3回坂路コースでハロン15~16秒ペースで登坂させているのですが、相変わらず口の硬さがありますし、道中も物見が激しいですね。それに周りの音に敏感ですから、気性面の成長は不可欠と言えます。それでも、まだ心身共に幼いなかでも動きは良くて、それに人とのコミュニケーションが決して下手な訳ではないですし、現状の感じであれば移動時期はそこまで遅くならないのではないでしょうか。また、先日木村哲也調教師が来場されて本馬を見ていかれましたが、『段々と良くなっていますし、血統的にも期待している馬の1頭です』と褒めてくださいましたので、その期待に応えられるようにこちらもしっかりと鍛えていきます。なお、この後に関しては現状のペースで基礎を固めつつ心身の成長を促していくつもりです」馬体重516kg

 

→木村哲厩舎の預託馬は、カンティアーモもそうだが春先の移動が早めの印象がある。

同馬は少しまだ腰高に映るが、いつ頃の移動になるか注目。物見傾向勘案、引き続きA-。

 

 

ツルマルワンピース22 牝 父エピファネイア、大竹厩舎、50M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は坂路コースで15-15ペースを開始しています。毎日ビシッと乗り込んでいる訳ではありませんが、動きの方は良いですし、相変わらずフットワークには目を見張るものがありますね。ただ、調教中は特に気にならないものの、エピファネイア産駒の牝馬らしく気の強い面があり、特に馬房から出すとテンションの高いところが目立ちますので、その点は改善が必要なのかなと思います。それでも飼い葉食いは良いですし、血統的に体が大きくなりがちですから、むしろサイズ感をあまり出さないように気を付けているくらいです。上体が大きくならないように進めている効果なのか、脚元に関しても目立って疲れが出てくることは無いですので、今後もこの流れで成長を促しつつ進めていければと考えています」馬体重433kg

 

→この時期になると流石に軽量な気もしてきたが注意、馬体重を意識しつつの調整模様。

期待度Aを維持。

 

 

ブラックエンブレム22 牡 父ロードカナロア、国枝厩舎、80M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は坂路と周回コースでの調教を行っています。坂路では3ハロン46秒くらいまで脚を伸ばすことが出来ているものの、このペースですと動きの質はひと息ですね。もっと良くなってきそうな雰囲気があるだけに、ここで焦らず進めていきたいと思います。ただ、それでも乗り込みを重ねて体はしっかりとしてきましたし、ノーザンファームYearlingから入場してきた時と比較すると、気性面もだいぶ改善されてきましたから、今ではスタッフを選ぶことなく誰が乗っても問題なく調教できるくらい成長していますよ。あとは、脚の形的に右前膝や両前球節に疲れが溜まりやすい印象を持っているものの、今のところ大きな問題なく進めることが出来ています。今後はもう少しレベルアップした段階で15-15へ入っていく予定です」馬体重474kg

 

→横からの写真の馬っぷりが良い感じ。一方半兄ブライトエンブレムは1歳12月の坂路で

飛ぶような動きだったので、比較するとデビューは秋以降かもしれない。引き続きA。

 

 

メジロツボネ22 牝 父ドゥラメンテ、尾関厩舎、50M

 

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「少し前向き過ぎるところがあり、前バランスで走ってしまうのでトモを使って走れるように引き続き坂路主体で進めています。速い日にはハロン16秒ペースまで脚を伸ばしており、順調に乗り込めていますよ。背腰に弱いところがあって、良いバランスを維持するのに苦労していますが、徐々に馬体重が増えているように、体力がしっかりとしてきたことで、動きにもこの馬なりに力強さが出てきましたし、精神面も大人びてきているので、自らハミを取って手応え良く登坂することが出来ています。じっくりと地力をつけていく方針ですので、着実に良化を促していけたらと思っています。また、今のところ継続して乗り込んでも脚元の疲れはありません」馬体重457kg

 

→成長の過程で少し前後バランス崩れ気味。課題を持って扱って貰えているようで好感。

力がいずれついてくる事に期待して楽しみ。期待度A+。

 

 

マイハッピーフェイス22 牡 父キタサンブラック、萩原厩舎、50M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「相変わらずトモを中心に緩さを残している現状ではあるものの、継続的に乗り込んできたことでこの馬なりにはしっかりとしてきましたね。この中間は坂路コースで3ハロン46秒くらいのところまで進めていますが、1日2本乗ってもへこたれることなく良い脚色で登坂していますし、何より気難しいところを見せないため、非常に乗りやすいのが本馬の特長です。また、飼い葉食いが良好ですからこの時期としてはボディコンディションも良いですので、まさに非の打ちどころがない馬ですね。4月生まれとは思えないほどの本馬ですが、血統的にも完成してくるのは先でしょうし、今後も状態を見ながらペースアップの時期を検討したいと思います」馬体重538kg

 

→脚毛の馬はメリハリがわかりづらいが、やはりダートっぽい感じ。坂路での走り方が

綺麗で、この巨体でも調教を苦にせずにいて好印象。期待度Aを維持。

 

 

シャンハイロック22 牡 父シルバーステート、宮田厩舎、35M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「半兄のジェネラーレウーノと比較すると、どうしても物足りなさはあるものの、タイプが違うと思いますし、この馬なりには順調に調教を積むことが出来ています。この中間は3ハロン46~47秒くらいまで進めているものの、攻めている割には気性面が安定して良い雰囲気を保っており、相変わらず走ることに対して前向きさがありますね。また、先月から縦に伸びた印象はないのですが、体の幅がグンと出てきましたし、良い意味で徐々に変わりつつありますから、このまま成長を阻害しないように注意しながら進めていきたいですね。脚元を含めて馬体面にもどこか痛みがある訳では無いですから、春の移動も視野に入れていますが、あくまでも馬の状態・動きを最優先に調整する方針に変わりはありません」馬体重472kg

 

→全体的に優等生な感じで、逆に図抜けてないのかも。横に逞しくなった。期待度A維持。

 

 

タイタンクイーン22 牝 父ロードカナロア、松永幹厩舎、60M

 

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「歩様の違和感に繋がっていた右前蹄はすっかり良くなりましたので、この中間に蹄鉄を外しました。引き続き坂路と周回コースを併用して調教を行っていますが、だんだんと気温が下がってくるとともに歩様の硬さが出てきたので、先月からペースは上げずにハロン16~17秒のキャンター調整に止めています。馬体の成長がゆっくりで全体的にもう一回り成長して欲しいところですが、寒い時期はあまり無理をしない方が良さそうですから、トレッドミルでの調教を取り入れながら成長具合に見合った進め方をしていきたいと思います」馬体重448kg

 

→カナロア産駒で我慢の時期。足先は軽そうで、デビュー遅めでもパンとすれば走りそう。

期待度はB+維持。

 

 

ローブティサージュ22 牡 父キズナ、中内田厩舎、100M

 

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も順調に調整できており、週4回坂路コースでの乗り込みを行っています。16-16を中心に日によっては終いハロン15秒まで脚を伸ばすようにしており、背腰にはまだ頼りなさが残るものの、パワーやスピードは良いものを兼ね備えているなと感じます。ただ、特に後肢の動きを中心に捌きには硬さがあって、それを馬自身も窮屈に感じていることもあるのか、柔軟性が必要な丸まった身のこなしをするのが少し苦手な印象があります。そこは今後も良化を図っていく必要がありますが、気性的には荒さがあって、勝手に自分を追い込んでしまう面も見られますから、あまり無理はさせずに精神面に気を付けながら進めていきたいと思います。段々と調教の負荷が高まってきたこともあり、飼い葉は少し残すようになってきていますが、馬体は良い感じでキープ出来ていますし、この時期でも毛艶はピカピカで健康状態に異常はありません」馬体重470kg

 

→背中が硬めという事か。。走り方は各馬の持って生まれた才能の一つかもしれない。

育成による変化を見ていきたい。期待度A+を維持。

 

 

ステップオブダンス22 牡 父ドレフォン、高野和厩舎、30M

 

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も坂路コースでの乗り込みを行っており、週3回16-16ペースを中心に、日によってはハロン15秒まで脚を伸ばすようにしています。性格上、周りの馬のペースに合わせて走ってしまう部分があるので、そこはもっと前向きさが出て来て欲しいなという感じではあるのですが、トモや肩周りには筋肉が付いて、更にしっかりとした見た目に変わってきている印象です。馬体はボリュームアップしながらも、身のこなしの硬さが増してしまうようなことは無く、しなやかな走りを見せてくれています。脚元の方は腱の状態がやや太く映ったので、この中間にエコー検査を行いましたが、痛んだ箇所はありませんでした。コンスタントに乗り込んでいることで、段々と脚元も引き締まってきているものの、今後も状態にはよく注意しながら調整していきます」馬体重482kg

 

→ どうも脚などに弱い処がありそう注意。但、おそらくダート路線。期待度Aを維持。

 

 

各馬、今年中のデビューを目指して頑張って欲しいやしの木

 

 

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