今日盛岡競馬場では、ダートの重賞マーキュリーC(Jpn3)が開催される。
キャロットCからバーデンヴァイラーが出走する。
(出馬表)
(コース形態)
(netkeiba.comより)
個人的にはロードブレス、ヴェルテックスなどの馬が地方競馬に挑戦するようになり、
地方の重賞レースも最近よく見るようになった。
このコースは、D2,000mと距離が長い上に高低差が結構ある。従ってスタミナが
問われる。一方、過去数年のレースを見ると、4角では先頭に取り付く場面のあった
馬達が押し切っている。スタミナのある先行馬に注目したい。
今回のメンバーでは、白山大賞典と浦和記念を勝ったメイショウカズサ、佐賀記念の
覇者ケイアイパープル、ダイオライト記念完勝のノーヴァレンダ、川崎記念(JpnⅠ)で
2着のエルデュクラージュなどの実績が目立っている。
バーデンヴァイラーはダートでJRA5勝を果たしてきたが、前走のアンタレスS(GⅢ)で
先行激化に呑まれてしまい、15着に敗れた。当時2着のグロリアムンディが強すぎた。
そのレースではケイアイパープルが5着に粘っており、その比較では地方での決戦は
経験値的にも同馬には一歩譲るかな・・・と思っている。
プラス材料としては、逃げ型のメイショウカズサは58kg、ノーヴァレンダ57kgであり、
斤量的には54kgと恵まれた(ケイアイは55kg止まりであり、+1kgで余り差はない)。
それと、前走では福永騎手が皐月賞騎乗のため乗り替わりとなっていたが、手が戻る。
同騎手で左回りの新潟では圧勝した事もあり、坂と距離を克服して頑張って欲しい
。
