(徒然)
昨日のチャンピオンズC(GⅠ)。
期待していたソダシは、果敢に逃げて4コーナーを回った後に失速。12着に敗れた。
大きなドリームを感じていた分、ガッカリとした気分の月曜日となっている。
スローの逃げのペースは、決して早くはなかったのだが、昨日は純粋に力負けだろう。
但、厳しい挑戦には違いなかった。牝馬で「芝と砂のJRA・GⅠ」を制した馬は、未だいない。
過去、桜花賞馬のキョウエイマーチも、フェブラリーSでは5着と11着に敗れている。
今後に注目が集まるが、途中まで大きな夢を見せてくれたソダシに、感謝を送りたい。
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砂の世界はクリソベリルが引退となり、世代交代の時期だと思っていたところ、
4歳馬のテーオーケインズが、ド派手なパフォーマンスで新王者に君臨した。
直線は千切る一方。6馬身差の圧巻のパフォーマンスであった。
血統が渋い。インカンテーションで名を馳せた、父シニスターミニスター産駒。
更に、母方にピノシェットとは・・・。
新馬戦で1着入選後に、薬物問題で失格となったピンクブーケを思い出した。
(父メイショウサムソン、母ピノシェット)
元気にしているだろうか。。
今回、ピンクタートル系の優秀さを、テーオーケインズが改めて立証してくれただろう。
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強すぎる新王者が誕生したが、出資馬にも諦めずに、前を追いかけて欲しいと思う。
ロードブレス 5歳牡 父ダノンバラード、母ミステリューズ、奥村豊厩舎
アンタレスSではテーオーケインズの3着だったが、当時相手は56kgで、本馬は58kg。
タイムも1分49秒台で走っており、更なる地力強化で今が旬の頃合いとなってきている。
また、前走3着馬が、昨日のチャンピオンズCでも3着に善戦した点は朗報だった。
バーデンヴァイラー 3歳牡 父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、斉藤崇厩舎
11日の阪神2勝クラスに出走予定。ご存じ、母の母はキョウエイマーチ。
そして半姉のマルシュロレーヌが、ブリーダーズCディスタフ制覇の偉業を達成した。
もう、芝を試している場合ではなくなったと思う。姉君に続いて欲しい、夢の1頭だろう。
新王者の背中を目指して。この2頭の、師走の競馬に期待したい。