本日の中京5R。
キャロットのルペルカーリアが中京の新馬戦に出走したが、初戦は4着に敗れた。
9/27中京芝2,000mメイクデビュー
ルペルカーリア 2歳牡 父モーリス、母シーザリオ、福永騎手、友道厩舎 4着
パドックでは488kgで登場。柔らかい歩様に好感を持ったが、少し余裕残しの仕上げにも感じた。
(1週前にCWで追い、この血統の気性面を考慮して直前はポリトラックでソフトに調整された感じ)。
スタートは出たが、④番の馬に当たりそうになって、馬が自ら右にかわした。
このために遅れてしまう。1コーナーでも、他の馬の間で窮屈そうになり、やや後方に下げる。
5Fで63.4秒の超スローペース。向こう正面では態勢を立て直し、
このスローで後ろからでは勝てないため、一気に捲って4角で3番手。手応えも良さそうに見える
ただ、この勢いのままに一気に先頭に捲って欲しかった気もしたが、急坂がある中京距離2,000m。
騎手的には先頭の2頭を一気には抜かずに、直線での勝ち負けに持ち込む意向だったと思う。
一方、外側の2番人気⑩番からは当然目標とされているため、一気に寄られて馬が内にかわす事に。
そして内側にいた⑧番に当たりそうになって、また外側にもブレた。
結果的に、馬自身が他の馬達に少し気を使ってきた結果、忖度気味の4着に敗れてしまった。
負けたのは残念だが、レースのラストの5Fは59.2秒。
初戦らしい若さもあり、仕上がり具合も思えば、マズマズの競馬内容だったのでは、と思っている。
気性が温和で操縦性も良さそう。一方、穏やかな馬で、他の馬には遠慮しがちなレース振りだった。
4/28の遅生まれのモーリス産駒。競馬を覚えてより逞しくなってくれば、先々は走ってくれるだろうと
期待している。
先ずはデビュー戦、お疲れ様でした。陣営には、改めて次走に向けて頑張っていただきたい。
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(HP更新)
「今日はいい結果を出せず申し訳ありませんでした。レースは普段と変わらず落ち着いて臨めましたし、折り合いなどもまったく心配いりませんでした。ジョッキーは『まだスパッとは動けなさそうなので3コーナーで早めに動いたのですが、外から来られた時に怯んだのかフワッとしてしまって、追ってからも伸び切れませんでした』と話していました。まだ馬体も成長途上で、トモにも緩さがありますから、そのあたりが解消してくればもっと切れる脚を使えるはずです」(友道師)圧倒的な支持には応えることができませんでしたが、調教の感じはまだ良化の余地がある印象でしたし、使いつつ馬体がパンとしてくれば能力を発揮することができるはずです。落ち着きがあって折り合いに不安なくレースができたことは今後につながるでしょうし、素質の高さは間違いありませんから、まずはひと息入れて成長を促していきたいと思います。
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