G1サラブレッドクラブの2歳馬に動きがあった。
ルコルセール 2歳牡 父ロードカナロア、母ラバヤデール、堀厩舎
(HP推移)
今日7月8日(水)は坂路コースを69.6-51.0-33.2-16.3秒の時計で駆け上がりました。「先週ウッドチップコースで1本やりましたが、気が散って集中していないような感じでした。フワフワと走っていたものの、ギアを入れたら一気に入ってしまうところもありましたね。明日(木)は先週よりも一歩進めてみます。馬体重は少しだけ減らして、490kg台の前半で推移しています。ただ、飼い葉はしっかり食べていますし、元気や体力もありますので、このままデビューを目指しましょう。心拍の数値はなかなかいいものがありますよ。」(堀調教師)
7月9日(木)ウッドチップコース 5F 68.4-52.4-38.2-12.8秒。
来週7月26日(日)新潟・新馬戦(芝1800m)でのデビューを目指すことになりました。乗り役は石橋脩騎手に依頼しています。今日7月15日(水)はキャンター調整でした。「距離は持ちそうな感触ですので、芝1800m戦へ向かうことにしました。先週は2週前を想定して追い切り、3頭併せの真ん中に入れました。普段は幼いところがあるものの、速め乗ると子供っぽさなく走ることができていますね。飼い葉は入厩直後に残したときがありましたが、その後の健康状態は良いままきています。普段のコントロール・マナーが気になるくらいで、先週の動きを見ても、モノは良さそうですね」(堀調教師)
7月16日(木)ウッドチップコースで1週前追い切り 5F 69.0-53.5-39.1-12.6秒。
⇒ 6月の初旬に堀厩舎に入厩していたルコルセールが、そのままデビューを目指すことになった。
来週の日曜日、新潟の芝1,800mでデビュー予定である。
堀先生のコメントも中々程良い感じで嬉しい。
一方、この新馬戦にはかなりの強敵が揃う予定でもある。
まずクラブ馬では、キャロットで募集時に大人気だったクルーガーの全弟、
ヴェルナー(父キングカメハメハ、母アディクティッド、高野厩舎)が川田騎手で予定している。
続いて、
レイオブウォーター(父ディープインパクト、母ノーブルジュエリー、友道厩舎)も参戦を予定している。
先週のヨーホーレイク、今週のレッドジェネシスと共に、厩舎も三連勝を狙っている。福永騎手予定。
他では、サンデーアーサー(父ハーツクライ、母シンハディーバ、岡田厩舎)も出走の予定。
セレクトセールでは、2億9千万円の高値を付けた高額馬である。
(いやいや、こうやって書いているだけでも、相手は相当に手強そうだ。。)
G1サラブレッドクラブの2歳馬の状況は、先週までに11頭がデビューし、成績は0-0-2-1-8。
直近の新馬勝ちは今年2月のロッタチェンセズ(堀厩舎)。2019年の新馬勝ちは残念ながらゼロである。
相手が強いのは承知で、勝ち負け目指して頑張って欲しい1戦。陣営の最終調整に期待したい。