今週末は、いよいよ優駿牝馬(オークス)。
シルクホースクラブのリアアメリアが出走する。
リアアメリア 3歳牝 父ディープインパクト、母リアアントニア 川田騎手 中内田厩舎
重馬場の桜花賞を10着に敗れた後、4/30にトレセンに帰厩し、調整を続けてきた。
助 手 5/6(水)栗坂良 56.2- 40.5- 25.9- 12.6 馬なり余力
助 手 5/14(木)栗坂良 54.0- 38.7- 25.2- 12.5 馬なり余力
助 手 5/17(日)CW重 82.7- 66.5- 52.6- 39.1- 12.6 [9]強めに追う
助 手 5/20(水)CW良 52.2- 38.2- 11.8[8]直強め余力
昨日の調教動画を見ると、長距離戦を想定したような馬体になってきて、中内田厩舎での調整は
上手く進んでいる模様。あとは週末に東京コースに連れて行き、ゲートインを待つのみだろう。
今回は桜花賞よりも、陣営は全然気楽にレースに臨めると思っている。
世代最初の新馬戦を圧勝した時に、「牡馬も含めて世代最強では・・・」と噂された時期もあったが、
まず阪神JFのレース後に、その過度なプレッシャーからは解放された。
次に、アルテミスSを勝って賞金も足りていたため、ぶっつけでの本番を選択した桜花賞だったが、
この時にはまだ、「牝馬限定戦のクラシックは取りこぼせない・・」という強いプレッシャーもあったはず。
そもそもこのぶっつけ本番が、「この馬にはレース経験が足らないのでは」と思っていた。
結果は、雨の重馬場での多頭数の競馬で、10着に敗れてしまった。
しかし、元は桜花賞→オークスと走る前提での、春2戦のローテだったに違いない。
桜花賞で、レース経験を1戦加算した。それは大きいと思う。ダメージもそれ程残らなかった。
また桜では、強力な逃げ馬のレシステンシアがいた。1番人気のこの馬を、睨みながらの慣れない
前目の競馬での試みが、リアアメリア的には「チグハグになってしまった」とも思っている。
しかし、今回の相手は桜花賞を豪快に差し切ったデアリングタクト。この馬が断然人気は必至。
やるべき事ははっきりしていて、同馬と一緒にレースを進めていき、直線で勝負を挑むだけ。
川田騎手が悩む必要もないほど、シンプルな騎乗に持ち込める。そして、川田騎手の追う力に期待。
アルテミスSで33.0秒を使った舞台でもあり、デアリング相手でも完全に切れ負けするとは思えない。
仮に負けても気楽だから、逆に自然体に構えて、この馬本来の競馬ができそうだ。
週末の天気が晴れ予報なのは良い。東京の高速馬場の芝2,400mで、ディープインパクトの産駒。
諸条件は桜花賞に比べて、諸々好転すると思っている。
良い競馬を期待している。リアアメリアと川田騎手に、悔いのないように頑張って欲しい。