まず、長年頑張ってくれたキャロットクラブのクロークスが、引退となった。
クロークス (6歳♂、父コンデュイット、母プルーフオブラヴ、池添学、募集総額12M)
(2015年10月、菊花賞当日にデビュー。現地応援)
19/1/22 引退
「右前脚についてその後詳しく検査を行ったところ、深管を傷めていることが判明しました。ここから治療を行いつつ競馬に向かうとなるとまた時間を要してしまうでしょうし、クラブ、厩舎サイドとも相談した結果、残念ではありますがここで引退となりました」(NFしがらき担当者)
「前走後にNFしがらきへ移動してからは順調に調整が進められていたようでしたし、順調ならば小倉開催に向けてそろそろ移動させることも考えていたのですが、残念ながら歩様を乱してしまったと連絡を受けました。検査の結果、どうやら深管を傷めているとのこと。きっちり治すとなるとかなりの時間がかかりそうな見込みでもあり、残念ながら引退となりました。気性的にムラな面があるとはいえもっといい成績を残せたのではないかと非常に申し訳なく思うと同時に、縁あってお預かりしたクロークスにここまでご声援をいただき、会員の皆さまに対しては感謝の気持ちでいっぱいです」(池添学師)2歳時に梅田智之厩舎でデビューし、3戦目で待望の初勝利を挙げました。その後はなかなか思うような成績を収めることができませんでしたが、3歳の秋からは心機一転、池添学厩舎へ転厩。難しい気性の持ち主ということもあり、2勝目を挙げて以降は勝利から遠ざかってしまいましたが、なんとかいい成績を収めようと陣営は常に尽力してくださいました。
コンデュイットの産駒で、24戦2勝。僅か3戦目で、京都芝2,000mを勝ち上がった時は嬉しかった。
しかし、その後は気性難もあって伸び悩んだ。逃げるしか戦法がない点が、やや辛かったと思う。
但し、池添学厩舎に代わってからダートで1勝を挙げてくれたし、コツコツと32百万円を稼いだ。
長い間ありがとう、クロークス。また、大切にしてくれてありがとう、池添先生。お疲れ様でした。
また、ブルーメンブラットの仔、ブルーメンクローネが、名古屋競馬に行くことになった。
ブローメンクローネ (4歳♀、父キングカメハメハ、母ブルーメンブラット)
左の飛節が良くなかったため、僅か1戦しかまだ中央で消化していない。NFの方でケアをして、
今般名古屋競馬に行くことが決まった
(名古屋は、中央未勝利で終わった馬の、再起の場として注目している)。
3連勝はそれ程簡単ではないが、初戦も4着と好走していたので、新天地での活躍を期待したい。