昨日、キャロットクラブのピンクブーケの引退が、クラブより発表された。
ピンクブーケ (♀、父メイショウサムソン、母ピノシェット、小西厩舎)
1/24 引退
「コンディションは良い意味で変わりなく、同じくらいの状態の時に２着に来ていたので、今回もそれくらいは走ってほしいと考えていました。しかし今回は直前にゲートを確認したときも、そして肝心のレースでもゲートで良くない部分を出していましたね…。これまであそこまでの素振りを見せることはなかったので、もしかすると肉体面そして精神面でも苦しさが蓄積されているのかもしれません。できることならばあと１つは勝たせてあげたいと思っていましたし、引退まであと１回チャンスはあるかなと考えていましたが、短期間でこの苦しさを取り除いてあげることは難しいのかもしれません。そのような中、今後についてピンクには第二の仕事が待っているという良い話を聞くことができました。それならば苦しさを抱えている中で無理強いせず、子供たちに夢を託していこうとのことで、このタイミングで競走馬としての生活にピリオドを打つことになりました。デビュー戦の内容が圧巻でした。その後は皆さんもご存じで運に恵まれませんでしたが、帰ってきてくれた時は嬉しかったですし、中央でも勝ち上がってくれた時は本当に嬉しかったですね。今後は元気な子供たちを世に送り出してくれたらと楽しみにしています。
長い間応援いただきまして誠にありがとうございました」（小西師）
先週末に同馬の良さが出せずに敗れた時、とても残念な気持ちだったが、今回「第二の仕事」への
道が開けて、本当に良かったと思っている。
ピンクブーケの2頭の兄が、オープン馬として頑張ってくれていたり、姪っ子であるメサルティムが
2歳で勝ち上がったりしてくれていたので、それら近親馬の活躍の恩恵もあったに違いない。
(メサルティムにも、頑張って欲しい)
最終成績から、当初の種牡馬もそれなりの御相手からのスタートだろうが、現役時にはデビュー戦で
1着入線失格した後、地方で三連勝、中央で2勝して盛り返してきたブーケ自身の競争馬人生のように、
母馬としても負けずに、頑張って良い仔を出して欲しいと願っている。
(もし、キャロットで仔が募集されたら、個人的には全頭買ってしまうと思います (笑) )。
ありがとう、ピンクブーケ、小西厩舎の皆さん。大変お疲れ様でした(^^)。
(ピンクブーケ 血統表)
