春の天皇賞 | うまとらたけのページだよん

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日々感じていることを書いています。野球シーズンだと阪神タイガースと高校野球の話題が多くなります。

先週、カラーボックスを整理したら、自分が新潟競馬場に行った一番古いレーシングプログラムを発見。
開催日が昭和62年4月29日で、春の天皇賞を実施した。
この日は何と水曜日。1980年代以降に生れた方に水曜日に中央競馬って理解しがたいと思います。

なぜ、水曜日に開催かというと、4月29日が昭和期の天皇誕生日で、春の天皇賞はこの日に固定で実施していたから。
フジテレビ系のテレビ中継は、平日だと3時のあなたの中で放送され、レースの時間が迫ると、司会の森光子さん、寺島純子(富司純子)さん等が、「杉本さん、よろしくお願いします。」と声かけして、京都競馬場からの映像に変わるパターンでした。

昭和62年から見た過去10年の結果を見ると、正に杉本清さん実況の全盛期かつ最も脂が乗った時期。
菊花賞もそうだが、3000mを超えるレースでの杉本さんの実況は絶品で、私も彼の実況で、競馬の賭けだけではない競技性の魅力を重視するきっかけになりました。

近年、特に2010年代以降は、長距離レースが軽視される傾向は残念なところ。
イクイノックスが20年前の馬だったら、春の天皇賞に出ていたことでしょう。

昭和62年で95回、今年で169回。オレも長く競馬を楽しんでいることを実感しますなぁ。