JR寺泊駅。かつては、越後交通が運営する私鉄も乗り入れていました。
廃止になったのが、42年前。その時の自分は9歳。
それでも、発車時にガッタンゴットンと揺れたり、2両以上の連結でも隣の車両に移れなかったりしたことを覚えています。
春先は、草が枯れて新芽がふいていないため、廃線後の姿がくっきり見えます。
写真のようにホーム、レール、信号機が未だ健在。往時を偲ばせてくれます。
廃止から40年以上経過すると、誰が植えたでもなく、樹木が自生したのであるが、今年は伐採されていた。
今でも越後交通の所有なのだろうが、いずれはきれいに跡形もなく、整備する日が来るのかもしれない。
共に18年前に全廃になった新潟交通や蒲原鉄道でも廃線後の駅の姿がはっきりわかるものは数少ない。
当時を懐かしみたい方にはいつまでも残っていてほしい廃線跡である。