宝塚記念レビュー | 競馬予想。

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もう完璧。自分で予想を見返しても惚れ惚れする内容。まあたまにはこれくらい自画自賛してもいいっしょ。

 

◎ブローザホーンは道悪巧者にして、外伸び馬場の外枠。これだけ条件が揃えば狙わない理由がない。それくらいに思ってた。あえて想定外だったのを挙げると、思った以上に人気している。自分の想定では実績的には若干見劣るのでべラジオ、ローシャムの下で10倍ちょい位の単勝オッズ。しかし3番人気とは、、、世の中馬券上手な人が多い。そうなるとオッズに見合うためには、相当な雨量が欲しい。いやほんと前日夜から何回も雨雲レーダー確認して、どれだけ京都競馬場に雨が降るか気にしてましたよ、ええ。

 

そしてもう一つ忘れちゃいけないのが馬体重のはなし。だからこそ雨量を気にしていた。最少2頭でワンツー。この見立ても怖いくらいばっちり。一事が万事かの如くいつも正解になるわけはないが、役に立つときがある。道悪の際、人気馬の中からどれ本命で迷ったときは一番軽い馬を選ぶとか、ヒモで拾っとくとか。その程度くらいに覚えといて損はないと思う。特殊な馬場と言われていたが、そういう馬場を想定し、それに合った馬をチョイスするのも馬券技術のうち。今回は自分の引き出しにある中に上手く収まったが、先々もっといろいろ手数増やしていければと思う。

 

GⅠ初制覇菅原明良。ちょっと位置取りが後ろ過ぎるかと思ったが、1番人気ドウデュースを蓋して外に出させない隠し味も見事。アイビスサマーDで初めて内ラチ沿いに進路をとって馬券になるなど、チャレンジ精神あふれる騎乗もあったりで、個人的にも以前から評価が高かった騎手。チャンスをものに出来て良かった。

 

ドウデュース。武豊の騎乗がいろいろ物議をかもしたが、いったん下げて馬場のいいところに出す作戦。そうするしかなかったのだろう。しかし前述のとおり、ブローザホーン菅原が蓋する位置取りで、仕掛けを遅らせてもこの馬を外に出させないことを優先した。その後に外に持ち出していたとしても、ソールオリエンスのさらに後ろの外になってただろう。さすがに遅すぎる。内を突く選択をしたが、どうにもならなかった。まあそれらを覆せるほど強い馬ではなかったということだ。道悪に関してはそこまで下手ではないのか。いろんな綾があってこういう結果になったが、もしこれが8枠引いてれば馬券には来てたのではないかと。

 

ジャスティンパレスはそういうことすらしなかったが、終始インのこの馬がこれだけ大敗するのが、馬場がどうだったかを物語っているのではないか。

 

2着ソールオリエンスも皐月賞からして今回の条件が向くのがわかっていた一頭。これくらい走れても何の驚きもない。

 

3着べラジオオペラは+12kgがどうなのかというのもあったが、脚質的に不利なレース運びで3着。力がある。大型馬で走ってきたというのもポイント高く、速度の出る高速馬場のほうが慣性が大きくて止まりにくい。今回のメンバーの中では最も天皇賞では買いたい馬。

 

で、さんざん道悪競馬前提の話をしてきたが、数字で見ると1,2着馬の上り3Fは34.0。ただでさえかなり外を回していて、とても重発表とは思えない数字。レース全体のラスト1000mも58.1とかなり速い。よほど外が良かったのだろう。でも結果は道悪巧者が上位を占めてるし、あまり気にする必要はないのか。