2024 第169回天皇賞(春)予想 | 競馬予想。

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買い目

単勝 14

ワイド 12-14

3連複 14-1,4,5,6,7,9,12

 

 

オッズ的にはほぼ2強対決の構図。小生、最近では珍しく日曜に在宅なのでちょっとデータも踏まえつつ予想。

 

 

↑は前走着順別成績と、1着馬の前走レース名の過去10年。まず着度数として前走1着が圧倒的。2着以下だとかなり確率が落ちて、掲示板外ともなると相当厳しくなる。また前走1着馬の中でも、とりわけ阪神大賞典勝ち馬が優秀で単複回収率とも100%超え。

 

というわけでこの流れからすると本命◎はおのずと14テーオーロイヤルに決まる。ちなみに昨年もジャスティンパレスが阪神大賞典と連勝しているがそのラップを比較してみる。

 

'24阪神大賞典

 

’23阪神大賞典

 

結構ラップ構成として似通っている。そもそもの話として2000超のレースでラスト5F全て11秒台は優秀と常々言ってるが、それでいて3000m戦で58秒を切ってくるというのは超優秀な数字。昨年もこれを根拠としてジャスティンパレス本命で取ってるが、今年に関して言えば稍重馬場であり、レース映像を見てもかなり芝の塊が宙を舞っているのが見えるので、下は結構柔らかかったと思われる。昨年より時計がかかっているのは確実で、それでいてラスト5Fで同タイムは昨年以上の内容と言えるだろう。そりゃ5馬身ちぎれる。

 

まあ気になる事もないわけではない。まず今年既にダイヤモンドSと併せて長距離戦を2戦やってること。調整自体は問題ないように見えても、その見えない部分の疲れみたいなのがあるかもしれない。そしてヤネ。初GⅠ制覇の絶好のチャンス。当然プレッシャーもかかってくるわけで、それに打ち克つことが出来るか。

 

○は12ドゥレッツア。まあ成績から上位評価せざるを得ない。前走はちょっと現状2000mは忙しい印象もあった。異例ローテではあるが、菊花賞を見ても大阪杯よりこちらに回るのは得策かと。単純なデータ重視の結果でこの印にはしたが、オッズ的に拮抗してるしテーオーとどっちでもいいっちゃいいのだが。

 

▲は5ブローザボーン。前走は離されたが初の3000mというのを考えると悪くない。2着馬との比較で言えば4角で外回した分、内を掬われた感じ。割と工夫して乗って来るヤネだし、本人も普通に乗れば力が及ばないのも分かってるはず。初めての長距離を経験したことも踏まえ、考えて乗ってくれるだろう。完走すればの話、成績が安定しているのもいい。

 

△7タスティエーラ。データ的にかなり厳しい前走大敗組の一頭。数字としては馬体重-4㎏だったが、競馬場ついてかなりカイ食いが落ちたらしい。海外の話が出て来ないのはそういう面があるからなのだろう。今回は前日ではなく金曜入厩と工夫してきた。それが実を結べば力は上位なので。モレイラも当然魅力。データとどちらが勝つか。

 

△1サリエラ。結構人気しているが、前走は上り3Fのレース。ディープ産駒の得意とするいわゆる瞬発力勝負であり、今回のラップ構成はもう少し早めにペースの上がる持続力勝負になると思う。それでもトップハンデで勝ち切ったテーオーロイヤルは着差以上に強いのだ。そうなると元々牝馬に分の悪いレースでもあるし、ダイヤモンドS組は勝ち馬以外馬券になってないというのがあるので。ただ長距離戦といえばのヤネでもあるので一概には。

 

馬券はまず◎○ワイド。これが大本線。そして単勝。菱田裕二の初GⅠ制覇を期待して。あとは2強対決が成立しなかった時の保険としての3連複。まあこれくらい買ってりゃヒモ抜けしないと思う。