買い目
単勝 16
3連複/馬連 16-1,2,3,5,6,8,9,12,13,14
ワイド 5-16
春先らしい天候不順で今年も馬場が非常に読みにくい。予報からは昨年ほど酷いことにはならなさそうだが、乾いていく馬場になるとイン有利の可能性もある。ただメインまでの間に芝のレースが６つ組まれていて、当日中にもまだ馬場は荒れていく筈。いくらなんでも内有利馬場にはならないと思うのだが。加えて今回は6番枠以内に人気馬が集中しており、そうなると色気をこきたくなるのが人情というものであろう。
そんなわけで本命◎は16ウインマーベル。まず蓋を開けてみて人気に驚いた。重賞連勝馬だよ？ 阪神Cなどは内容優秀だし、上位人気の一角を占めるかと思っていた。理由はよく分からんが、この時点ですでに妙味がある。確かに最近のレース振りからして千二が忙しい感じはあるが、昨年スプリンターズSはそもそも出遅れていて、一旦後方に下げて内に入れてそこから挽回するという競馬。道中余分な脚を使った分、最後はジリっぽくなったが、まともならというのは当然ある。またそれなら一雨降って時計がかかるのも好都合で、この距離短縮も絶好。極端にイン有利の馬場になりさえしなければ、普通に馬券になると思うのだが。
○は５トウシンマカオ。これも重賞連勝中。しかもいったいどういう経緯なのか知らないが突如ルメール騎乗。この2走どちらも外回して完勝。ビッグアーサー産駒は信用ならないと言いつつも、内容的に強いのは認めないといけない。ただそれなら馬場の悪い内よりは外枠引いてた方が良かったかも。
▲は3ナムラクレア。千二でずっと崩れず一線級を張っているのだから大したもの。とはいえそれ故ビッグタイトルが喉から手が出るほど欲しいところであろう。前走は馬体重＋10㎏で叩き台といった感じがしながら、まずまずのパフォーマンスだったのでいいとしても、気になるのは正直この中間の攻めがあまり良いと言えないこと。またいつも坂路調整主体だったのが最終追いも含めてコース追い主体に。この本番で調整パターンを変えて来たってのが、どういう意図があるのか分からないがちょっと嫌。しかも動き自体も微妙という。また内枠というのも悪い方に出るかもしれず、そういう時にバクチをするような騎手でもないので。まあ馬自体は非常に精神が強い馬なので、それでも上位に顔は出して来るだろうが。
△6ルガル。今のところではあるがこれが1番人気なのは驚いた。確かに前走強かったが1回でそんなすぐ心を許していいものなのか。まず今回は先手を主張しそうな馬多く、前走のような2番手は取れないだろう。それより後ろの競馬で好走しているにしても、ＧⅠの人気馬ともなれば相当他馬のプレッシャーを受けるはず。ＧⅠ経験豊富な馬も多い中、これを跳ねのけて勝つようなら、今後相当の出世が見込まれるのではないか。
△8ソーダズリング。正直千二は短いとは思うが、一雨来て時計がかかるのは好材料。こういうどの馬にもチャンスがありそうなときは、騎手も色気をこいて乱ペースになるものだが、そういう時に一拍置いて冷静な騎乗をさせたら右に出るものがいないヤネ。少し展開の助けは欲しい。
馬券は単勝、◎○ワイド。馬連・3連複は広めに。穴はまず△12ロータスランド。一昨年2着馬。近3走は皆コンマ3秒以内には来ており、ここも展開次第。もう一頭は△13ウインカーネリアン。この枠ならハナ切れなくても何とかなりそう。距離短縮で注意。