ペケモジャです。
●アリョーナ・プリニョワ 全露ノービス選手権2023 FP
「Bound to you~バーレスク」
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冒頭はクリスティーナ・アギレラのボーカルに合わせてしっとり滑り、曲がバーレスクに代わった途端次から次へと美しいトランジションを繰り出してきます。しかもエレメンツ自体も美しいのでプログラムの流れをさらに引き立てています。
ちなみにバーレスクになってからもボーカルはアギレラで、冒頭はE・X・P・R・E・E・Sと言っています。
全体として全ての振付けが曲調をしっかり捉えたモノになっていて、終盤の締めも完璧な仕上がりになっています。まるで1つのミュージカルを見ているような気分にさせてくれる名プログラムでした。
●ワレリヤ・ルカショワ 全露ノービス選手権2023 FP
「ボヘミアン」
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きらびやかなプリニョワとは対照的にこちらは大変地味なのですが、嚙めば嚙むほどハマっていく様なプログラムです。
全ての音を拾っていくというのは言葉で言うのは簡単なのですが、ルカショワの場合はクロス1つ1つさえも全て使ってひたすら音を拾っていきます。コレはよほどジャンプの安定感や助走レスに自信がないと出来ない芸当です。しかも手先だけでなく全身を使って音を拾っており、片足滑走や姿勢の変化をしっかり伴っています。
そして常に飄々としているルカショワが、雷が鳴る場面で目付きが変わるところはシビレます。
フリープログラムでこれ程執拗に音を拾っているプログラムは史上初めてかも知れません。ある意味フィギュアスケートの極致と言えるでしょう。
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