4回転ジャンプが飛び交う異次元の戦い!! 全露ノービス選手権2023 女子シングル | 浅田真央ちゃん好きな元ナースの「カピバラさんになりたいっ!」

浅田真央ちゃん好きな元ナースの「カピバラさんになりたいっ!」

浅田真央ちゃん好きな元ナースの「にくにゃん」といいます。カピバラさんのぬいぐるみや温泉まんじゅう君たちとほのぼの暮らしています。あと旦那さんも(汗)。お花や読書やデパート巡りとかも大好きです。主人の「ペケモジャ」もフィギュアスケートの事を書き込みます。

ペケモジャです。

今年の全露ノービスは4回転が飛び交う異次元なレベルの戦いになりました。

【年長女子:2010と2011年生まれ】
スーパープレイを見せてくれたのは『Big4』と呼ばれる、シニアも含めて世界最高レベルの4人の少女達でした。

1 エレーナ・コスティリョワ (モスクビッチ)303.93
2 アリョーナ・プリニョワ (CSKAモイセーワ)291.30
3 マルガリータ・バジリュク (エテリ)283.08
4 ワレリヤ・ルカショワ (ブリチョワ)274.61
5 アガタ・ペトロワ (スターアイス)261.67
6  エリザベータ・アンドレーワ (エテリ)257.36
7 リアナ・カディロワ (カザン)252.23
8 リディア・プレスカチョワ (スノーレパード)241.34

年長さんは日本の『ノービスA(NvA)』より半年若い世代です。全日本ノービスより開催が半年程遅いので月齢的にはほぼ同じということになります。

●エレーナ・コスティリョワ(NvB2)

フィギュアスケート史上最高の逸材と言われるエレーナ・コスティリョワが遂に会心の演技をみせてくれました。
4回転サルコウ2つに加えて6トリプルを全てクリーンに着氷!
彼女の良さはジャンプの高さですね。空中を飛んでいる感じが素晴らしいです。
所属するモスクビッチの指導力はエテリんの所よりはるかに劣りますが、ハンデをものともせずヨーグルト事件(※)の因縁の相手、バジリュクに勝利しました。

順位表の得点はエレメンツセクションも含んでいますので、SPとFPの合計だけなら234.09点になります。(構成はジュニアと同じ)


●ワレリヤ・ルカショワ (NvA1)

人間離れしたボディコントロール能力と氷を掴む力を使って、片足滑走でぐいぐい進んでいくスケーターです。4回転は惜しくも失敗しましたが全ての要素やトランジションの質が良く、また音の拾い方も素晴らしい”玄人好み”の選手です。



●アリョーナ・プリニョワ (NvA1)

ずば抜けた表現力とプレゼンテーション、恵まれた容姿で人気がある華やかなスケーターです。
今回は4回転ルッツをクリーンにきめて、しかも後半に完璧なルッツトゥを2つ! 
生き生きとした滑りで素晴らしい演目を披露してくれました。



●マルガリータ・バジリュク(NvA1)

現在世界最強スケーターとの呼び声高いバジリュク。3試合連続で3つの4回転をクリーンに降りていましたが、今回は残念ながら1つ転倒がありました。ルカショワ、コスティリョワ、プリニョワがスケーティングでも超1流であるのに比べると、ジャンプマシーンな側面があるので1つの失敗が響いてしまいました。





【年少:2012年以降生まれ】
年少さんは日本の『ノービスB』より半年若い世代です。全日本Nvより開催が半年程遅いので月齢的にはほぼ同じということになります。

地味な印象のある今年の年少ですが、1つのミスも許されない緊張感は年長以上の激戦でした。

1  ワレリヤ・リトビンチョワ (CSKA)230.38
2  ソフィア・サルノフスカヤ (エンジェルアカデミー)229.29
3 ダリヤ・レベデワ (CSKAブヤノワ)226.88
4 アリサ・ザイキナ (CSKAダビドフ)223.06
5  エカテリーナ・コルチャジニコワ (CSKAダビドフ)221.78
6 マリナ・サリチョワ (エテリ)209.97


エレメンツセクションでは何とノービスC2年目のコルチャジニコワが4回転サルコウに挑みました。




●ワレリヤ・リトビンチョワ(NvB2)

ボルコフ記念、モスクワ予選に続きリトビンチョワが3冠を達成しました。
美しいスタイルを生かしたエレガントなスケーターで、今回も7トリプルを完璧にきめてきました。


●ソフィア・サルノフスカヤ(NvB1)

キッズモデル、ショースケーターとしても大活躍のサルノフスカヤ。主要3大会ともリトビンチョワに僅差で敗れ全て2位という結果になりました。
プレゼンテーションや音感が抜群で、複雑な振付けも楽々こなしてしまうセンスがあります。


●エカテリーナ・コルチャジニコワ(NvC2)

史上最強世代と言われるノービスC2年目の中でもトップのスケーターです。
後半に軽々ルッツトゥを付けるジャンプ、スケーティング、プレゼンテーション共に超一流の逸材で、近い将来ロシアを引っ張る一人になるでしょう。



※【ヨーグルト事件】
コスティリョワがまだエテリ在籍中の2021年夏のエテリチームのノボゴルスクでの合宿中に、コスティリョワ(レナ)がチームメイトと食堂にヨーグルトを取りに行こうとしたら、バジリュク(リタ)から「私の分も取ってきて」と頼まれました。
レナが食堂から2つヨーグルトを持って帰る途中に運悪くエテリと遭遇。激怒したエテリによってチームから追放されました。一方リタはエテリから詰められるも、レナに頼んだ事を頑として認めずお咎め無しとなりました。

気に入りましたら拍手代わりに「ポチッ」と押していただければ嬉しいです。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村