今日は「蔵干」(ぞうかん)についてまとめたいと思います。
セッションや鑑定では詳しくは触れませんが
命式の赤枠の部分です。
蔵干(ぞうかん)とは
蔵干とは、「地支のなかに隠れている十干」のことです。
十二支を十干に置き換えて、
命式の「蔵干通変星」を導くために表示されます。
同じ季節でも時間の変化と共に景色が変わるように
蔵干も季節に合わせて変化し
同じ十二支の人でも時間の経過によって蔵干が変わります。
イラストのように、ひとつの十二支のなかには
2~3種類の蔵干が含まれています。
蔵干表
イラストを表にまとめると次のようになります。
(スマホの人は横にしてご覧ください)
表の中の「初期」「中期」「正期」は
「余気」「中期」「本期」と呼ばれたりします。
イメージとしては、
初期(余期):季節の始まり
中期:季節の中盤・ピーク
正期:季節の終盤
となります。
蔵干の役割
セッションや鑑定では、
蔵干から導かれる通変星を主に見ていきますが
蔵干はその人が内面に持っている
もう一つの側面とも捉えることが出来ます。
蔵干は、天干(十干)を強める役割もあります。
蔵干の影響をどの程度重視するかは
鑑定士さんによって異なります。
全ての蔵干を網羅するほうが
詳細な鑑定と言えるかもしれませんが・・
細かいところに囚われすぎてしまうと
本当に伝えるべきことを見失う事もあるかもしれません。
大切なことは、持っている星をその人がどう使いたいか
という部分を見落とさない事だと感じています。
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