今日は十二支についてまとめたいと思います。

 

セッションや鑑定では自分の命式の

「日柱」にある「十二支」を見ていきます。

 

 

 

 

 

十二支の捉え方

方位や時間、季節などを表す為に用いられています。

 

自分の「日柱」にある十二支が示す

「時間」や「季節」に合った行動をとることで

開運に繋がっていくと捉えられています。

 

(※開運方法はセッションや鑑定でお伝えしています)

 

 

 

 

 

 


 

十二支の語源・動物から見える特徴

 

もともとは干支の十二支は「動物」ではなく、
「植物」が変化していく様子を12段階で現わしていたようです。
 

現在の

「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」

「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」は、

 

    下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印

 

「滋」「紐」「演」「茂」「伸」「巳」
「仵」「味」「身」「老」「脱」「核」

がもともとの語源のようです。

人々にも親しまれやすいように

イメージ、特性が似た

現在の12種類の動物になったようです。

 

また、本来動物は関係なかったのに、

あとから同音の動物を紐づけた為に、

「龍」という架空の動物が入ってしまったという説

もあります。

 

 

ここでは元々の語源や現在の動物から見えてくる

行動や性格をまとめてみたいと思います。

 

 

 

子(ね)

 

由来は「滋・孳(し)」で、繁殖するの意味と言われています。

植物では種子の中に新しい命が芽吹き始める状態をイメージできます。

 

ねずみも繁殖力が高いことから、生命の誕生やはじまりを意味し、
新しいことを始めたり積極的なチャレンジをするといった特徴があります。


丑(うし)

 

由来は「紐」で手の指先を曲げものをつかむ形を表している象形文字。

植物に例えると芽が出る前の段階。


成長できるように、コツコツと努力する。

牛のように焦らずに物事を進めていくといった特徴があります。



 寅(とら)

 

「螾(演)(いん)」で、「まっすぐに引く」「伸ばす」などの意味。

植物では根や茎が成長し草木が伸び始めまっすぐ成長する時期。

 

何事も強い信念と自信をもって挑んでいく

人の前に立って引っ張っていくといった特徴があります。

     

 卯(う)

 

「茂・冒(しげる、おおう)」という意味から

植物では、若葉が茂って上からかぶさる時期。
「左右に開いた門」の象形とも考えられ、万物が冬の門から飛び出す意味も。


平和を愛し誰にでも合わせて調和していく

人と上手に関わりながら成長するといった特徴があります。

 

 辰(たつ)

 

「振(ふるう・ととのう)」という意味から

植物では茎や枝も伸び、形が整って成長している時期。

 

龍は唯一架空の動物で皇帝・権力の象徴。

雲にのって昇天するところから人に引き立てられて

押し上げられるといった特徴があります。

 



 巳(み)

 

「已(やむ)」という意味で、

植物では成長が完成し種子ができはじめる時期

蛇が脱皮をしていく様は生命力の強さ、復興と再生を象徴。

 

蛇は執念深い一方で恩を忘れずに返すと言われ、

古いものを手放して新しいものを取り入れ

場所を変わりながらステージアップしていくといった特徴があります。



午(うま)

 

「午」は、冠は地表、下の横棒は陽気、縦棒は陰気が下から突き上げる様子を表す「象形文字」で漢字の「杵(きね)」の由来になったもの。

植物では成長が終わり休眠し実をつけるためのエネルギーを蓄える時期。

 

馬は行動力に優れ求められた事に応え成果を出す賢さもあります。

自立心が強いだけでなく人との交流が上手といった特徴があります。

 



未(ひつじ)

 

「昧(まい)」で暗く覆うや「味(み)」の万物が成熟しているの意味があり

植物では暗くなるほど茂っている様子や果実が成熟してきた時期。


羊は穏やかで人情に厚く、群れをなして行動することから

家族に平和をもたらすといった特徴があります。

 



申(さる)

 

いなずま(雷光)を描いた象形文字。電の原字ともいわれています。

植物では果実が熟して香や味が増し

固い殻に覆われ ていくことから「申(シン)」となったようです。

 

いなずまが光り、大きな音でドカンと落ちるとみんな怖がり隠れます。

そこから悪いことや、病や不幸も去っていくといった特徴や

猿は美味しいものを見つけるのも上手で逃げ足も速いところから

器用に物事をこなし、縦横無尽に成長すると言った特徴があります。



酉(とり)

 

「酉(しゅう)」は、酒壺のようなものを表す「象形文字」

植物では果実が成熟の極に達しお酒を造れるような状態に達した時期。

興味を持って色んなことを自分の中で熟知して才能に磨きをかけ

朝を知らせる鶏のように明るい見通しをもたらすといった特徴があります。




戌(いぬ)

 

「戌」は、「一」と「戊」で出来た「象形文字」

作物を刃物で刈り取って収穫した後の状態を表すようです。

植物では枯れて終わる時期。

 

収穫した作物を蓄えて寒い冬から身を守るというイメージや

犬が飼い主を守るというところから、

努力を積み重ねて得た信頼をしっかり守っていくといった特徴があります。

 


 

亥(い)

 

「閡(がい)」の意味で、イノシシや豚の骨格を描いた「象形文字」

植物では収穫された作物が皆に行き渡った様子

 

猪(=豚)が良く食べて太りふくよかな姿は豊かさに恵まれた証。

沢山の子豚を産むので子宝に恵まれる意味もあり、

欲しいものが何でも手に入るという特徴があります。



 

 

十二支と時間・方角・季節の関係

十二支と時間・方角・季節の関係を

表にまとめてみました。

(スマホの方は横にしてご覧ください)

 

 

 

 

 

 

 

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「来年の干支は?」
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「十干」は目に見えない部分(精神面)

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活用することが出来ます。

 

 

 

 

十干(天干)と十二支をからめた六十干支に関する記事

 

 


 

 

 

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