大宮夏まつり2014 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

大宮に住んで初めて迎える夏ですが、先週の大宮はまさに夏祭りで大盛り上がりでした!

7/20~8/23まで各地で行われるそれぞれのお祭りを全部含めて「大宮夏まつり」と称している様ですが、
7/30~8/2の4日間は我が家の近所で行われるので、地元の祭りを知るためにも
その全てに足を運びましたよ。

ただ初めてなもんで、そのお祭りがどういった意味を持つかまでは詳しく書けませんが・・・


【7/30(水)「さいたま市花火大会 大和田公園会場」】

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まず、我が家の夏祭りは花火大会からスタートです!

「さいたま市花火」は、さいたま市の3つの会場で行われる花火大会を全部合わせて
「さいたま市花火」と呼ぶんだそうです・・・合わせ技が好きですねぇ~

今年はこの7/30(水)の「大和田公園会場」を皮切りに、
8/9(土)「東浦和 大間木公園会場」と、8/16(土)「岩槻文化公園会場」で行われます。

その中で唯一大宮区で行われる「大和田公園会場」には運がいい事に歩いて行ける♪

ってことで、平日なので即座に仕事から逃れて家路に急ぎましたが、
家に帰る電車が花火大会に向かうお客さんで大混雑。

それでも花火大好きな長男がずっとこの日を楽しみにしていたので絶対帰らねば!

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無事にオムツも履いて見る気満々の長男と2人で
花火が見られるという「大和田公園」の隣の「大宮第二公園」に到着。

初めてなのでどこから花火があがるのかわからず、多くの人が集まっているのを頼りに
その辺に陣取って最初の花火が上がるのを待ちました。

ドドド~~~~~ン!!

おお! あがったぁ! ・・・って、音だけ??

あれれ? どこであがってるの? と、数発あがったところで気が付いた!
森の向こうの木で隠れた先にあがる花火に!

なんと、その辺に集まっている人も、どこからあがるのかわからず適当に座っているだけでしたぁ!

もう、みんな一斉に間違いに気付いたみたいで大移動ですよ。

ボクらもあがりつづける花火を目指しながら、快適ビューポイントを探しつづけましたが、
さすがにいいポイントにはもう人がいます。

で、木の陰から見たり、座り心地の悪い茂みの中だったりと、
移動しながらやっと公園のフェンス越しだけど落ち着ける場所をゲット。

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しばらくは夏の夜空を華やかに彩る光を長男と「赤だ!緑だ!」と叫びながら楽しんでいたのですが、
その内、通行人整理のガードマンがボクらの目の前にしばらく立ち尽くしていて見えなくなっちゃいましたよ。

向こうもお仕事だから文句は言いませんでしたが、みんな座って見ているところで、
しかも何人も固まってしばらく動かないなんて・・・

人の整備も大事ですが、少しはそういうところも気を使ってくれよ!と思っちゃいましたよ。

まあファイナルの一番盛り上がる時には、長男もボクも大興奮でしたけどね。

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【7/31(木)「西口夏まつり」】

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我が家の夏祭り2日目は大宮駅の西口周辺で行われる「西口夏まつり」。

さすがにボクは平日2連チャンで早く帰れないので、祭りの終盤に相方と、長男&次男に合流。
次男にとっては初めてのお祭りです。

大宮ソニックシティの前の通りは車両通行止めになっていて、そこを西口周辺の町内会「お神輿」が練り歩いたり、
そこのお祭りでも見るお馴染の「よさこい踊り」も行われていました。

「鐘塚公園」にはステージも作られて様々な出し物があった様ですが、
ちょっと規模的にはショボイ感じが・・・

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どうやらこの「西口夏まつり」は翌日に行われる「氷川神社例大祭」や
今年で27回目をむかえる「スパークカーニバル」の「前夜祭」として位置づけられているんだそうです。

そうかぁ、本番は明日ってことですね。

でも、長男としては「わなげ」や「かき氷」等の縁日が無料ででき、オモチャのプレゼントまでもらえた
「子ども夏まつりひろば」というこの日限りのイベントで大いに楽しんだ様でなによりでした。

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【8/1(金)「第27回スパークカーニバル」&「中山道まつり」】

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この日の大宮駅周辺は西口&東口の両方でお祭りがあって、余さず見るのも大変なほど盛り上がりでした。

まず西口では駅前の大通りまでもが車両通行止めとなり、「前夜祭」と同じく「お神輿」や
「よさこい踊り」などが練り歩くのはもちろん、もう賑やかならなんでもありってほど
さまざまな団体がパレードを行ってますよ。

おっと、これはこれは「大宮アルディージャ」のパレード。
大宮のお祭りごとにはいつも顔を出してしっかりと地域密着をアピールしていますね。

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また、「万灯・纏パレード」という初めて見る、何て読んでいいのかわからない漢字のパレード。

後で調べて見たら、万灯(まんどう)と纏(まとい)は別のものを指していて、
「万灯」は六角形の五重の塔がくみ上げられた行燈に、白やピンクの和紙で折った花が、
しだれ桜のように飾られているもので、

ハッピ姿の人が威勢よく振りかざしているのが「纏」ってことなんですね。

どちらも日蓮宗の流れからのものだそうです。

しかし、この日のメインはこれ↓

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華やかなコスチュームに身を包み・・・いや、あまり包んで無いけど、
情熱的な振り付けで会場を魅了するサンバチームがスパーク!

なぜサンバなのかわかりませんが、とにかく盛り上がります。

サンバチームの周りには他のパレードとは比べ物にならない位のカメラマンさんたちもたくさん群がっていますよ。

ボクも驚いたのですが、「踊っているのはブラジル人か、オバさん婆だろう」
と思っていたのですが、結構若いお姉さまも惜しみなくダンスを披露。

しかも、カメラマンとかに近づいては『私を撮りなさい』と言わんばかりに
積極的にアピールしてくるんですよ。

これはせっかくの望遠レンズも意味なかったカメラマンさんたちもタジタジでした・・・

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それにしても、このお祭りはホントなんでもあり!

「お神輿」や「よさこい踊り」、「万灯・纏」の和の祭りが練り歩く中、
「ブラジルサンバ」が街中を熱く舞っていると思ったら、一方舞台では「ハワイアン」や
「ベリーダンス」と和洋折衷もいいところのごちゃまぜ幕の内弁当。

まさに世界平和を願うボーダレスなカーニバルと言ってもいいかもしれませんね。

これだけ盛り上がるなら、それぞれ別の日にやってもいいんじゃないかなぁ、とは思いましたが。

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さて、続きましては西口に移動しての「中山道まつり」です!

この日「氷川神社」で行われた例大祭でお祓いを受けた
地元町会の「お神輿」と「山車」が、大宮駅前の東口周辺を練り歩いています。

と、「中山道まつり」は2日間行われるのですがメインは2日目らしく、
初日のこの日はこれだけなんですよ。

やはり人出も西口のサンバの方が圧倒的に多かったです。

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でも人出が少ない事をいいことに迫力ある「山車」に近づく事ができました。

せっかくなので白狐さまに長男の頭をお祓いしてもらおうかと思いましたが、
ビビりの長男は頑なに近づきませんでしたよ。

その割に、「山車」を引く人たちの水分補給のために用意された麦茶を
ちゃっかりともらったりもしていましたが・・・

さて、次の日はここ大宮が一番熱くなる日です!

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【8/2(土)「中山道まつり」】

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大宮駅の東口に到着すると、昨夜とはまったく違った風景に・・・
いや、いつも見ている東口のそれとは全然違う世界が広がっていました。

いつもなら車がガンガン走る駅道路も完全車両通行止め。

なんだかもうこれだけでも特別感たっぷりですが、日常ではバスやタクシーのテリトリーである
駅前のロータリーも、「こんなに広かったんだぁ」と改めて感じるほどの広場に変身。

そこでは大宮だけでなく各地から集まった団体が「阿波踊り」を披露していました。

また、駅前通りでは祭りを盛り上げる「和太鼓」が鳴り響きます。

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祭りの太鼓と言えば女性や子どもが叩く、かん高い乾いた音の「新潟樽きぬた」の
イメージが強いボクですが、これまたお腹に響く情熱的な低音に魅了されちゃいました。

しかも「演奏」というより「演舞」と言える様なパフォーマンスもあり、
女性なのに太鼓を担ぎながら乱打乱舞する姿は恐ろしさすら感じる迫力でしたよ。

そうした音に誘われてかの様に、この大宮駅前通りに続々と地元町内の「山車」や
「お神輿」が集まってきています。

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それを整備する放送『○○町、もっと右へ!』『●●町はそこでストップ!』などと
激しく指示する声がこの祭りのクライマックスへと誘ってくれますねぇ。

そしてついにその場に「山車」と「お神輿」がここに20基集結!

各町大切にされてきた歴史と風格のある「山車」や「お神輿」が
一堂に集まったその風景はさすがは「武蔵一宮のある街」大宮です。

カッコイイ~♪

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実はボクも我が家が住む町内会からお神輿を担がないか?と誘いを受けていたんですよ。

でも体力的にも自信ないのはもちろん、まだどんなお祭りかもわからないで
飛び込んでいく勇気も無くお断りしたんです。

しかし、こんな熱い姿を見せられたら魂が揺さぶられ・・・

って、いやいやこんな新参者が無知な状態で飛び込める様なものじゃなかったですよ。
お断りして正解でした。

だって、あの激しく熱い和太鼓の演舞中に予期せぬ出来事が・・・・

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なんと長男が就寝しているじゃないですかzzz

その14kgを抱っこし続ける自信もないので、近くのマクドナルドで休憩させ
寝かせちゃったボクですもん。

息子すら担ぎ続けられないのに、こんな激しいお神輿なんてとてもとても・・・

まあ、その後寝起きで機嫌悪い長男をあやすのも相当体力を使いましたが。

長男が『食べてみた~い』と言っていた初めての「綿あめ」でなんとか再びお祭りモードに戻れました。

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なぜか露店は9時半に電気を落とされちゃうのですが、「中山道まつり」は夜の10時までつづくそうです。

ボクらは幼い子がいるので一足先に会場を後にしましたが、ひと眠りした長男は
駅前の「阿波踊り」に感化され「アホ踊り」を披露するほどのハイテンション。

こうして初めての大宮の夏に熱い思い出が刻まれました。

さて来年は、「踊るアホに、見るアホ、同じアホなら」・・・いやいや、見るだけでも充分満足です♪