7/27(日)にJ1リーグ第17節があり、我が家が応援する「アルビレクス新潟」は
アウェイの「等々力陸上競技場」で「川崎フロンターレ」との一戦がありました。
アウェイの「等々力陸上競技場」で「川崎フロンターレ」との一戦がありました。
今回もナイターということもあり、先週にひきつづきボク一人で参戦。
試合直前にはまたもや激しい雨が降り、ビッグスワンでアルビが川崎サポに犯した
「スプリンクラー散水事件」への罰だと思って受け入れる覚悟をしていたものの、
試合直前にはやんで蒸し暑い陽気となりました。
「スプリンクラー散水事件」への罰だと思って受け入れる覚悟をしていたものの、
試合直前にはやんで蒸し暑い陽気となりました。

武蔵小杉駅から川崎の選手がアナウンスする直通の市営バスに乗り到着すると、
「川崎フロンパーク」が出迎えてくれます。
いつでもお祭り気分や美味しいグルメが味わえる「川崎フロンパーク」の雰囲気は大好き。
ホントいつも感心するのは、川崎は来場者を盛り上げる施策が色々考えられていていいですよねぇ♪


特にこの日は、川崎にとってブラジルW杯の中断明けの初めてのホームで、しかも夏休み。
また「川崎市制90周年記念」のイベントも盛りだくさんでいつも以上に活気があふれていますよ。
また「川崎市制90周年記念」のイベントも盛りだくさんでいつも以上に活気があふれていますよ。
お馴染のマスコット「ふろん太」はもちろん、「コムゾー」「ピーカブー(仮)」「ワルンタ」
tvkキャラクターの「カナガワニさん」どころか、
なんと「奈良クラブ」のブースにはなぜかゆるキャラの元祖とも言える「せんとくん」までいましたよ。
tvkキャラクターの「カナガワニさん」どころか、
なんと「奈良クラブ」のブースにはなぜかゆるキャラの元祖とも言える「せんとくん」までいましたよ。
さらにはユルくないキャラクターも!

「川崎市制90周年記念」のイベントとして、お隣の多摩区にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」から
ドラえもん、のび太、パーマン1号、オバケのQ太郎までもが登場!
なんと、試合前には始球式としてパーマン1号がシュート。
渾身の右足インサイドキックは見事ゴールに転がり込みましたが、
これがこの日唯一の川崎側のゴールネットを揺らすシュートとなるとは・・・
渾身の右足インサイドキックは見事ゴールに転がり込みましたが、
これがこの日唯一の川崎側のゴールネットを揺らすシュートとなるとは・・・
さらには、横浜トヨペットから無償貸与していただという「ふろん太」が描かれた
「アルファード」がトラックを激走するし、福田紀彦川崎市長のアルビサポをも歓迎してくれるコメントは流れるし。
「アルファード」がトラックを激走するし、福田紀彦川崎市長のアルビサポをも歓迎してくれるコメントは流れるし。

また、選手たちは川崎市市章カラーをベースとした青の、川崎フロンターレ史上初という
クラブカラー以外の「川崎市制90周年記念ユニフォーム」を着用して登場。
川崎サポはもちろんだと思いますが、アウェイサポであるボクらも、
特に子どもたちもすっかりこの盛りだくさんのお祭りを楽しんじゃっていましたよ。
特に子どもたちもすっかりこの盛りだくさんのお祭りを楽しんじゃっていましたよ。
しかし、チームの状況からしたらお祭り気分に浸たれるのは川崎側だけなのが現状・・・

川崎はACLの影響で1試合少なかった事もあったけど、お互い中断明けの順位は同じ8位スタート。
それが中断明の川崎はリーグ戦では全てアウェイだったにも関わらず3連勝中で3位と急上昇なのに、
アルビは今季初の連敗を記録し、現在4戦未勝利で10位と下降。
アルビは今季初の連敗を記録し、現在4戦未勝利で10位と下降。
しかも新たな戦術「ポゼッションサッカー」を取り入れ、自らのサッカーを追求するあまり
自分たちで試合を難しくしている様に見えます。
自分たちで試合を難しくしている様に見えます。
昨年の後半、アルビが調子良かった時には前線からのハイプレスでボールを狩りとり、
そこから一気にゴール前まで運ぶシュートカウンターを得意としていたはずなのに、それを読まれてか、
ここ2戦の相手は完全に引いて、自ら仕掛けてこないアルビシフトを敷かれていましたね。
そこから一気にゴール前まで運ぶシュートカウンターを得意としていたはずなのに、それを読まれてか、
ここ2戦の相手は完全に引いて、自ら仕掛けてこないアルビシフトを敷かれていましたね。
守備を固める相手を自ら動いて崩せるスキルの無いアルビは、ただ単にボールを持っているだけで
まったく攻撃に怖さの無いつまらない試合が続いています。
まったく攻撃に怖さの無いつまらない試合が続いています。

ただ今回の相手、川崎は攻撃力かなりあるチーム。
アルビが相手であっても引かずにガンガン攻めてくることでしょう。
そんな時こそ、昨年まで得意としていたアルビの堅守速攻を見せる時!
そう楽しみにしていたのですが・・・
そう楽しみにしていたのですが・・・
今回のスタメン、トップは達也とヒデ。
昨年、アルビ一得点を量産した堅碁の名は今節もリザーブにすら見当たりません。
昨年、アルビ一得点を量産した堅碁の名は今節もリザーブにすら見当たりません。
いったいどうしたのでしょうか?

その他、背番号10の亜土夢がベンチで左SHには成岡、そのSBには新加入のイ・ミョンジェ、
右SHには山本という布陣となりました。
そして予想通り、川崎は試合開始からいい感じで攻撃を仕掛けてくるのですが、
そんな相手に前線からプレスを仕掛けるのがアルビだったはずなのにそれが見られない。
そんな相手に前線からプレスを仕掛けるのがアルビだったはずなのにそれが見られない。
それどころか、『相手の守備を自ら崩すポゼッションとはこうやるんだよ!』と、
見事アルビのディフェンス陣の裏を何度も抜けだす川崎の選手に教えられている様な気すらする
レベルの違いを感じてしまいましたよ。
見事アルビのディフェンス陣の裏を何度も抜けだす川崎の選手に教えられている様な気すらする
レベルの違いを感じてしまいましたよ。

前半はスコアレスになりましたが、ここ数戦、後半だけで試合を決めている川崎にとって、
ハーフタイム後、攻撃面で意外性の持つ成岡が抜けて亜土夢が入り、
後半10分、前線でスピードを活かして相手DFをかき回していた達也も抜けて武蔵に変わった事は
むしろプラスになったのかもしれません。
そして後半15分に、W杯から帰ってきた大久保嘉選手が、大島僚太選手からのスルーパスを受けた瞬間、
アルビの選手はみんな大久保選手のシュートを警戒し必死についていきました。
アルビの選手はみんな大久保選手のシュートを警戒し必死についていきました。
しかし、そこはさすが日本代表FW。
これまでも散々空けてしまったDFの裏のスペースの逆サイドをフリーで走る森谷賢太郎選手を見逃さず、
絶妙なパスを送り、森谷選手はそれを冷静にアルビゴールに流し込み川崎の先制点。
絶妙なパスを送り、森谷選手はそれを冷静にアルビゴールに流し込み川崎の先制点。

これこそが、ゴールに近づくためのパス!
そう言わんばかりのゴールシーンに、アルビが求めている姿を見てしまいました。
その後1点をリードした川崎も、それほどリスクを背負わず手堅い試合運びに。
もうこうなったら自ら崩す事のできないアルビにまったく得点の香りがしません。
もうこうなったら自ら崩す事のできないアルビにまったく得点の香りがしません。
それどころか、まずは追い付きたくて前がかりになるアルビを持て遊ぶかの様に、
大久保選手や小林悠選手、そして63分からピッチ入ったレナト選手がカウンターでアルビゴールに襲ってきます。
大久保選手や小林悠選手、そして63分からピッチ入ったレナト選手がカウンターでアルビゴールに襲ってきます。
もう、追加で失点してもおかしくない状況でしたが、ここはアルビの守護神守田が必死に守ってくれましたよ。
前線が得点をあげてくれる事をひたすら信じて・・・
前線が得点をあげてくれる事をひたすら信じて・・・

しかし、最後の最後まで相手GKを脅かすシーンは作れず、むなしく試合終了のホイッスルが。
結果「1-0」で、川崎は好調の4連勝で3位キープ。
アルビは不調を表す3試合連続無得点による敗戦で12位転落。
アルビは不調を表す3試合連続無得点による敗戦で12位転落。
当然ゴール裏からは激しいブーイングですよ。
だってここ3試合ここぞという時があっても攻撃を遅らせて後ろでボールを回し、
相手DFがそろってから仕掛けるもんだからほとんど決定機も作れてないんですもん。
相手DFがそろってから仕掛けるもんだからほとんど決定機も作れてないんですもん。
昨年の後半に爆発した「高い位置でボールを奪い、そこからのショートカウンターでゴールを奪う」という
アルビの確立されたスタイルをなんでやめてしまったのだろうか?
アルビの確立されたスタイルをなんでやめてしまったのだろうか?

柳下監督は『チャンスは作れている。最後のところの決定力の問題』と言い続けていますが、
決定力というより、その前の決定機が作れていないのだから、FWにボールが渡る時には
とても難しいシュートを打たなければならない場面を作ってしまっている様な気がしますよ。
これはFWの「決定力不足」で片づけてしまってはかわいそう過ぎる。
でももし仮にそうなのならば、一番決定力のあった昨年のアルビの得点王である堅碁を試して欲しい。
もし堅碁でも同じ結果であるのならその「決定力不足」の言葉に納得もできるでしょう。
もし堅碁でも同じ結果であるのならその「決定力不足」の言葉に納得もできるでしょう。
2012年にアルビをどん底から救ってくれ、昨年の後半には快進撃を与えてくれた柳下監督だから
このままこのサッカーを続けるのが正しいと信じたい。
このままこのサッカーを続けるのが正しいと信じたい。

でも、昨年のいい時のサッカーをやめてこのまま光が見えず泥沼にハマっていく様な不安も感じる。
今節でちょうど今季のJ1リーグの半分が終了しました。
これからも柳下監督の言葉を信じ続けて期待していいのか? それとも否か?
これからも柳下監督の言葉を信じ続けて期待していいのか? それとも否か?
今、ボクだけでなくアルビのサポーターはとても揺れ動いていると思います。
ボクは大宮から湘南ライナーで乗り換え無しで来られましたが、
ほとんどのアルビサポはこれから重い足取りで新潟に帰り、明日からまた仕事だったりもします。
ほとんどのアルビサポはこれから重い足取りで新潟に帰り、明日からまた仕事だったりもします。
相性が悪いスタジアムとは言え、いつものアウェイの敗戦よりも辛く重い帰り道・・・
せっかく来たのだから、来て良かったと思えるポジティブところを探してみると、
やっぱり川崎の今回行ったイベントかな?
やっぱり川崎の今回行ったイベントかな?

まだスコアレスで迎えてきたハーフタイムに川崎市在住の西城秀樹がオープンカーで登場し、
アルビのサポーターも「Y.M.C.A」と一緒になって踊ってた時は楽しかったなぁ~♪
川崎市制記念の試合のハーフタイムで西城秀樹が登場するのは毎年恒例だそうですね。
しかし、なんとこのイベントにジュビロ磐田の「前田遼一選手のデスゴール」並みの恐ろしい都市伝説が・・・
どうやらここ5年、ハーフタームで西城秀樹が登場した試合の相手は、
なんとその年にもれなくJ2に降格しているジンクスがあるそうな。
なんとその年にもれなくJ2に降格しているジンクスがあるそうな。
09年は大分トリニータ、10年は京都サンガ、11年はアビスパ福岡、12年のヴィッセル神戸、
昨年は湘南ベルマーレ、そして今年は・・・
昨年は湘南ベルマーレ、そして今年は・・・
ヒィ~縁起でもない、ヤメテ~!
こりゃ、西城秀樹の名誉のためにもこの伝説にピリオドを打たねば!

さて、次のアルビレックス新潟は8/2(土)J1リーグ第18節、
ホームの「デンカビッグスワンスタジアム」で「セレッソ大阪」と対戦です。
得点は入りませんでしたが、「これぞプロの試合」と言える熱い一戦を見せてもらいました。
・・・なのに、お互い現在は低迷。
まさか半分終わって、今季一番話題になっていたセレッソがJ1残留圏ギリギリ15位とは・・・
まさか半分終わって、今季一番話題になっていたセレッソがJ1残留圏ギリギリ15位とは・・・
いやいや他のチームの心配なんかしている場合じゃない!
アルビは割と好調なチームには強いけど、低迷しているチームに優しさを見せるチーム。
アルビは割と好調なチームには強いけど、低迷しているチームに優しさを見せるチーム。
でも今回こそはぜったいに獲りこぼしは許されません。

実はボクも今季初のホーム遠征に行く予定だったのですが(フォルラン選手見たさのミーハー心で)、
新潟市内のホテルがとれなくて断念しちゃたんですよ。
やっぱり人気のセレッソ戦だから? それに新潟夏競馬も始まりますし、さらには長岡花火大会もありますもんね。
今年もビッグスワンに大きな花火をあげ、昨年と同じヒーローインタビューが聞ける事を期待します!
住む地は変わっても「アイシテルニイガタ!」