新潟県を離れ毎日の様にメディアで入ってきたアルビレックス新潟の情報は
ここ埼玉ではほぼ皆無に等しく、かなり「アル中」(アルビ中毒)の
禁断症状が出ているボクですが、
ここ埼玉ではほぼ皆無に等しく、かなり「アル中」(アルビ中毒)の
禁断症状が出ているボクですが、
なんと、うれしい事に全国誌でもある文藝春秋が隔週で発行している
総合スポーツ雑誌「Number」は今回サッカー特集で、
セレッソ大阪の柿谷曜一朗選手が、表紙と裏表紙になっていて、
まあそこまで大きく扱われなくてもいいのですが、
その中面にはあの、今季アルビをリーグ優勝候補に挙げた
ゴンこと中山雅史氏と、我らがエース川又堅碁の対談が載っていました♪
総合スポーツ雑誌「Number」は今回サッカー特集で、
セレッソ大阪の柿谷曜一朗選手が、表紙と裏表紙になっていて、
まあそこまで大きく扱われなくてもいいのですが、
その中面にはあの、今季アルビをリーグ優勝候補に挙げた
ゴンこと中山雅史氏と、我らがエース川又堅碁の対談が載っていました♪
さらに、サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに議論する雑誌「フットボールサミット」の
第18回目の議題がなんと、「アルビレックス新潟J1昇格11年目の未来」。
第18回目の議題がなんと、「アルビレックス新潟J1昇格11年目の未来」。
新潟の書店では激しい争奪戦が行われているというのを耳にしたしましたが、
埼玉の書店では難なくGETできました♪
埼玉の書店では難なくGETできました♪
最近ようやくアルビも全国メディアに取り上げられてきたのかなぁ?

さて、3/15(土)、J1リーグ第3節「ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟」が
アウェイの「山梨中銀スタジアム」で行われましたね。
まずは甲府まで行かれたアルビのサポーターの皆さま、お疲れ様でした。
「川中島ダービー」ですね。

越後の謙信と甲斐の信玄の合戦から名がつけられたダービーですが、
先日も記録的の大雪でライフラインが断たれてしまった山梨に、
降雪対策の経験を活かし除雪車を山梨に向けて可動させた新潟県。
戦国時代に塩不足で悩む甲斐に塩を送った謙信を思い出します。
これが困った時はお互いさまである越後人の持つ「義の心」。
これが困った時はお互いさまである越後人の持つ「義の心」。
もう新潟県民じゃなくなったけど、この冬のニュースに新潟を誇りに思いましたよ。
その雪の影響で第1節は国立競技場で急遽行われたので、
甲府にとってはこれが待ちに待ったホーム開幕戦。
甲府にとってはこれが待ちに待ったホーム開幕戦。
きっと甲府も恩返しの意味も含め、全力で今季初勝利をつかみにくることでしょう。

これまで「川中島ダービー」ではアルビからみて
通算17勝7分6敗と勝ち越している様に見えるけど、
甲府がJ1に帰って以来ここ4戦は2分2敗と勝ってないんですよ・・・
昨年ギリギリ15位で残留を果たした相手だからって油断は禁物です。
前節「0-2」とガンバ大阪に負け、リーグ7連勝も、ホーム10連勝の記録更新もならず。
しかし決して悲観する内容ではなかったし、
このシーズン始まりで課題が見えてきたこともポジティブに考えられます。
しかし決して悲観する内容ではなかったし、
このシーズン始まりで課題が見えてきたこともポジティブに考えられます。
ピッチ上はまさに戦場。
戦の場では決して「敵に塩を送る」事などしませんよ。
戦の場では決して「敵に塩を送る」事などしませんよ。
再び「ACL出場権」という目標に向けて連敗は絶対に避けなければなりません。
兜の緒を締め直していざ、出陣!
兜の緒を締め直していざ、出陣!

今節は3/5(水)にお亡くなりになった、「新潟サッカーの父」とも言え、
アルビレクス新潟の創設にも深く関わった澤村哲郎氏の死をいたんで
選手たちの腕に喪章を巻いています。
そんな澤村氏に向けて勝利を!
そう思っていたのですが、今週の初めから流れてきた嫌な噂は本当でした・・・
スタメンのリストを見ると、我らの攻撃のかなめFW田中達也が練習中のケガで戦線離脱。
今節は堅碁とホージェルのツートップで始まりました。
今節は堅碁とホージェルのツートップで始まりました。
試合後に柳下監督は、『今週のアルビの練習は降雪などでぬかるんだ芝でしか練習が出来ず、
この快晴の下のピッチコンディションとはまったく違い、ボールが走らない事に苦戦した』
という事を言っていましたが、確かにパスが短かったりと上手く連携がつながらない。
この快晴の下のピッチコンディションとはまったく違い、ボールが走らない事に苦戦した』
という事を言っていましたが、確かにパスが短かったりと上手く連携がつながらない。

しかし、ボクにはそれだけではなくやはり達也不在が大きく影響している様に思えました。
特に、この甲府の様に5人ものディフェンスラインを敷き、
守備重視の戦略をとってくるJ1チームを崩すのは容易ではありませんよ。
守備重視の戦略をとってくるJ1チームを崩すのは容易ではありませんよ。
そこで相手のディフェンスをボールを確保しながらかき乱せ、切り込みができる
ドリブラーの存在が必要なはずです。
ドリブラーの存在が必要なはずです。
前節だって、先制点を獲って堅く引いて守るガンバ大阪に、
達也がピッチを去った途端にバランスが崩れ、カウンターを喰らったんですもん。
達也がピッチを去った途端にバランスが崩れ、カウンターを喰らったんですもん。
昨年2得点(内、1点は背中)のFW田中達也ですが、
昨年後半の快進撃や、堅碁の得点王争いはそんな達也無くして語れないことだと
今節のアルビを見れば誰でも感じた事だと思います。
昨年後半の快進撃や、堅碁の得点王争いはそんな達也無くして語れないことだと
今節のアルビを見れば誰でも感じた事だと思います。

そんな守りの堅いチームに絶対にやらせてはならないのが先制点。
しかし、試合前にはアルビのGK守田vs FW盛田剛平選手の対決で「モリタダービー」だと
盛り上がったりもしていましたが、まさに前半32分、その盛田選手が
右サイドに持ちこんだクリスティアーノ選手からのクロスを
マツケンとの競り合いを見事にかわし、ヘディングでアルビゴール右隅に打ち込みました・・・
盛り上がったりもしていましたが、まさに前半32分、その盛田選手が
右サイドに持ちこんだクリスティアーノ選手からのクロスを
マツケンとの競り合いを見事にかわし、ヘディングでアルビゴール右隅に打ち込みました・・・
「モリタダービー」とは、昨シーズンの終わりに1度戦力外通告を出された苦労人でもある
37歳のベテラン、甲府の盛田選手に脚光を当てるための名となってしまったのか?
37歳のベテラン、甲府の盛田選手に脚光を当てるための名となってしまったのか?
アルビは絶対やってはいけない、堅守チームに先制点を許してしまったのです。

先制点をアルビが獲らなければ行けない流れなのに、
昨年後半ではJ1で1番短かったという「ボールを奪ってからシュートまでの時間」、
持ち味である「速攻」がこの前半ではまったく見られず、
ボールを後ろに下げてしまうシーンばかりが目立ち、まったく得点の匂いがしない前半。
堅碁も厳しいマークをハズそうともがいていましたし、
加藤大も初スタメンで果敢に攻撃に参加し見せ場は作っていましたが、
それでもアルビが打てたシュートは遠目からのたった2本だけ。
加藤大も初スタメンで果敢に攻撃に参加し見せ場は作っていましたが、
それでもアルビが打てたシュートは遠目からのたった2本だけ。
これには柳下監督もハーフタイムで修正をしてきて、
リスクを恐れずアルビらしく積極的に攻撃を仕掛けていき後半24分には
亜土夢の強烈なシュートが相手GKのファンブルを誘ってそれに堅碁も
詰め寄ったが相手DFにゴールライン上でクリアされ決定機を逃してしまう。
リスクを恐れずアルビらしく積極的に攻撃を仕掛けていき後半24分には
亜土夢の強烈なシュートが相手GKのファンブルを誘ってそれに堅碁も
詰め寄ったが相手DFにゴールライン上でクリアされ決定機を逃してしまう。

もう、さすが堅守の甲府だと相手を称賛するしか無い流れだけど、
流れがつかめなくても引き寄せられる事が出来るのがサッカーの怖いところ。
甲府は国立で行われた開幕戦で鹿島相手に4失点をしたが、
それは全てセットプレイかららしい。
それは全てセットプレイかららしい。
後半28分、亜土夢が蹴ったCKに、その甲府のセットプレイでの
守備の穴を見逃さなかったのがこの人、アルビのエース川又堅碁だ!
守備の穴を見逃さなかったのがこの人、アルビのエース川又堅碁だ!
堅碁のヘディングシュートがゴール左に突き刺さり、
自身待望の今季初ゴールは同点弾に!
自身待望の今季初ゴールは同点弾に!

そして、このまま流れを戻して勝利を!
・・・と思ったが、事実上のホーム開幕戦となった甲府もそれを許さない。
それどころか、お互い勝ち点3をもぎ取ろうとする、緊張感のある一触即発のゲーム。
見ていて面白いゲームではあるけれどヒヤヒヤ・・・
見ていて面白いゲームではあるけれどヒヤヒヤ・・・
後半32分には、甲府の左サイドからのクロスに頭で石原選手が頭で合わせたシュートを、
そして後半40分には、石原選手がペナルティエリア内から放ったシュートを、
我がアルビの新守護神、が再三はじき出してくれました。
そして後半40分には、石原選手がペナルティエリア内から放ったシュートを、
我がアルビの新守護神、が再三はじき出してくれました。
まさに「モリタダービー」のもう一つの主役が輝いてくれましたよ。
開幕戦こそ不安がささやかれていた守田達弥ですが、
達也がいない分、こっちの達弥が相手のゴールを2度は許しませんでした。
達也がいない分、こっちの達弥が相手のゴールを2度は許しませんでした。

お互い勝ち点3が欲しかった、そして獲れると思えたこの試合。
試合終了のホイッスルが鳴り「1-1」のドローゲームで終えると、
開場は静まり返り、お互いの選手、監督、サポーターが悔しい表情をしていました。
これで「川中島ダービー」は3戦連続「1-1」のドロー。
ACLを目標と掲げるチームが3戦して1勝1分1敗とは、かなり並過ぎると思いますが、
ナゼか今回はこれで良かったのかもという気持ちになれています。
ナゼか今回はこれで良かったのかもという気持ちになれています。
お互いが全力を出し切って、それでも勝負がつかなかった。
確かに勝てなかったのは悔しい。
でもなんて、清々しいのだろう・・・
でもなんて、清々しいのだろう・・・
政治、人種、これまでのわだかまりも関係ない、ピッチでの90分間を全力で戦う。
これが本当のサッカーの楽しさですよね♪
これが本当のサッカーの楽しさですよね♪

さて、次のアルビレックス新潟は3/19(水) 、J1リーグヤマザキナビスコカップ第1節、
アウェイの「鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム」で行われる
「徳島ヴォルティス」との対戦です。
今年のナビスコカップのアルビは「Bグループ」に入り
浦和レッズ、大宮アルディージャ、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、
名古屋グランパス、そして徳島ヴォルティスと同じ組です。
浦和レッズ、大宮アルディージャ、柏レイソル、ヴァンフォーレ甲府、
名古屋グランパス、そして徳島ヴォルティスと同じ組です。
浦和はホームで行われますが、大宮や柏が比較的
我が家の近所のアウェイで行われるのはうれしいッス♪
我が家の近所のアウェイで行われるのはうれしいッス♪
今年こそ決勝リーグにコマを進め、応援に忙しくなる日々を過ごしたいもんです。

で、今回の相手徳島は今季初めてJ1リーグに昇格してきたのですが、
実はアルビは2006年の天皇杯で戦ったことがあるんですよねぇ。
で、結果は「2-1」でアルビの勝利でしたが、
当然その時の徳島とはまったく違うチームと言ってもいいでしょう。
当然その時の徳島とはまったく違うチームと言ってもいいでしょう。
しかもアルビは公式戦で四国初上陸の完全アウェイの地ですし、
元アルビの戦士でもあった千代反田選手も在籍する徳島も
今季初勝利を目指して意気込んでくるので
カップ戦だからと言って簡単な試合になるはずはありません。
元アルビの戦士でもあった千代反田選手も在籍する徳島も
今季初勝利を目指して意気込んでくるので
カップ戦だからと言って簡単な試合になるはずはありません。
しかし今季のアルビは誰をスタメンにするか、
柳下監督も頭を悩ませるほど選手層も厚いはずです。
柳下監督も頭を悩ませるほど選手層も厚いはずです。
そんな選手たちがどんなプレイを見せてくれるのか?
こんなにワクワクするカップ戦もこれまでなかったですね。
こんなにワクワクするカップ戦もこれまでなかったですね。
ぜひ、徳島の地にもアルビの勝利を刻んで帰ってきてほしいです。

住む場所は変わっても、アイシテルニイガタ!