春日部温泉「湯楽の里」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

次男の「ともちゃん」が生まれて今日で1ヶ月。

しばらくの間、我が家は埼玉の春日部にあるボクの実家の両親のもとで暮らしました。

と言ってもボクは仕事が結構忙しくて、ほとんどは会社に近い
大宮の家に帰って一人暮らし状態だったのですが・・・

そんな時、一番心配だったのは長男「たっちゃん」の次男に対するジェラシー。

最初はお兄ちゃんらしくしていましたが、日に日にストレスがたまっていったのか?
相方にはもちろん、お爺ちゃん&お婆ちゃんにもワガママ言いたい放題。

これまで愛情を独り占めしてきたのに、突然現れた次男にも注がれるんですもん、無理もないです・・・

その気持ちはわかっていて、みんなが長男中心に過ごしてはいたのですが、
さすがに相方は産後で体力も落ちているだろうし、これまで静かに二人で静かに暮らしていた両親もいい年なので
ずっと長男に付き合っていたら大変ですよねぇ。

なので、週末は出来るだけボクが長男と2人きりで出かけようと思ってるんですよ。

時には誘っても『行きたくない!』と言われてしまうのですが、
なるべく近場で長男がノッてきそうな所に行こうと。

そして先日、長男がノリノリで先陣をきってついてきたのがここ! 
春日部温泉「湯楽の里」(ゆらのさと)。

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やっぱり、温泉好きの長男! 「温泉に行こうか!」というのは鉄板です。

それにしても、埼玉にも日帰り温泉施設って探すとあるもんですねぇ~

ボクは16年前に新潟に住んでから温泉好きになっていったのですが、
それまで住んでいた実家の近くに温泉があったなんて知りませんでしたよ。

ボクの知る限りでは、春日部には2軒の日帰り温泉施設があって、
1つは1996年に開業した「かすかべ湯元温泉」。

こちらは1日過ごせる大型温泉テーマパークの様な感じで、かなり充実した温泉複合施設。

ただその分、週末、祝日は大人1,700円、子ども(3歳~小学生まで)700円と少々お高く、
温泉をちょっと味わいに行くだけじゃもったいない気がしちゃう。

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なので今回はもう1つ、地元の方が毎日気軽に使える感じの
スーパー銭湯スタイルで2005年にオープンしたコチラにしました。

春日部温泉「湯楽の里」は国道4号と国道16号が交わる小渕交差点から近い県道2号沿いにあり、
車でのアクセスも便利な場所にあります。

渋谷区にある「株式会社スパサンフジ」という会社が「湯楽の里」と「喜楽里」という名で
首都圏郊外を中心に現、全19店舗に展開されているチェーン店で、
埼玉県内にも北本温泉、熊谷温泉、所沢温泉、宮沢湖温泉とあるので、
そのうちきっとお世話になると思います。

昔っからの温泉施設の趣は無いですが、その温泉業のノウハウを活かして
館内はとても清潔感のある感じです。

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いきなりの下駄箱で100円返却式スタイルは少しわずらわしいけど、
館内での清算はフロントで利用料を払った時にもらう「精算バンド」使い帰る際に行えます。

利用料は週末、祝日の利用料が大人870円、小人(0歳~小学生)450円。
0歳から利用料がかかる施設も初めてですが、それでもコッチの方がリーズナブルですね。

紳士の日や淑女の日、ペアの日、シルバーの日など、毎日のように色々な割引サービスもあるそうですよ。

ちなみにミニタオルは60円 バスタオル120円、館内着は200円でレンタルできて、
女性限定で浴衣も200円でレンタルしています。

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さあ、まずはお風呂に向かう前に初めて訪れた場所は、恒例の施設探検ですよ!

フロントの奥に行くと座敷やテーブルなどの多くの席を有し、
湯上り後にお腹も満たしたい家族に便利なお食事処「本家さぬきや」。

また、最近はどこも有料のリラクゼーションサービスが備わっていたりしますねぇ。

「韓国式アカスリ・ボディエステ」や、
癒し処「けんこう和心」ではボディケア・フットケアなど、各種コースがあるそうです。

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また気軽に出来る「コインマッサージ」が設置されている所に、
ゆっくりと仮眠のとれる畳敷きの休憩スペース「お休み処」もあります。

まあ、一番息子の目が光っていたのは、昭和の温泉街にありそうな
味のある機種が並んでいた「ゲームコーナー」ですが・・・

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さて、2階段にある2階にある浴場に向かいましょう!
階段には春日部らしく大凧のオブジェが掲げてありますよぉ~

脱衣所前には『8歳以上、8歳未満でも身長125cm以上のお子様の混浴はご遠慮ください。』と書いてありますが、
長男は未だに一度も女風呂に入った事は無く、当たり前の様に青い暖簾をくぐっていきました。

次男が温泉に行くようになったら、とうぶんは相方と入るって約束なのですが、
それを見たら長男はなんて思うのだろうか?

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脱衣所はそれほど広くなく、なんとここも100円返却式のロッカー。
さらに貴重品入れのロッカーも返却式で、あまり「清算バンド」の意味が無い・・・

っていうか、「清算バンド」と「ロッカーの鍵」の2つを腕につけてお風呂に入るっていうのもなぁ。

脱衣所にはドライヤーやブラシ、体重計、牛乳等の自動販売機などが完備されていますが、
ひと際目をひきのがこの「お尻」!

さすが、ここは春日部だけに「クレヨンしんちゃん」を目撃です!

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じゃなくて、この未来的なカプセルマシーンにビックリ!

長男もめちゃめちゃ興味を持っていますが、これはどうやらコイン式「日焼けマシーン」みたいです。

・・・夏はプールの監視員のバイトをやり、冬はスキー場に籠っていたボクにとって、
あえて日焼けをしたいと思った事なんて無く、
これまでまったく縁の無い初めて見るマシーンにちょっとワクワク♪

でもやっぱりそんなことよりお風呂ですよねぇ~
もちろん、他のお客さんがいるお風呂の写真はありませんが。

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まず内風呂ですが、ちょっとガッカリ・・・
というのも温泉ではなく白湯。

ただし、色々と工夫されていましたよ。

まずは「掛湯」で身体をキレいにするとともに、お湯に身体を慣らし、
気泡とジェットの2つの水流が全身をやさしく包む「リラクゼーションバス」。

深くて長男にはちょっと危険だけど、噴流が全身をマッサージする「シェイプアップバス」や「ジェットバス」。
そしてさらに強力ジェットの「スーパージェットバス」。

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また、「トルマリン風呂」は浴槽の床に美白や遠赤外線効果のほか、
マイナスアルカリイオンを生み出す性質があるトルマリンが敷いてありました。

背中にお湯の流れる気持ちいい「腰掛け湯」は長男も大好き。

遠赤外線が発汗を促す「タワーサウナ」に、「水風呂」。

シャンプー、リンス、ボディソープ完備の洗い場は広くは無いけれど、
それなりに数はあるので混雑時も大丈夫そう。

身体を洗って温まったら、いよいよ天然温泉が味わえる露天風呂に行きましょう!

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露天風呂は毎分320Lという湯量を活かし、ほぼ源泉掛け流しで贅沢~♪
でも、湧出温度は42.5℃らいいのですが、冬場だけは冷めてしまうので加温しているそうです。

まず「源泉の湯」と名付けられた10人くらい浸かれるお風呂に、雰囲気のある「岩風呂」。

また、長男と2人きりの快適空間が作れる「壷湯」も源泉掛け流しです。
3つ並ぶ壺にはナゼか「スノコは敷かれていません」と注意書きがありました。

さらに、寝転んで浸かる「寝湯」も天然温泉になっていますが、

お湯がうっすらと流れるところに寝ころびながら入浴する「寝ころび湯」だけは唯一温泉ではありません。
ただ、寒い時季は身体が冷えないように遠赤外線効果のある石が埋め込まれているという配慮。

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これらの天然温泉の源泉名は「湯楽の里 春日部温泉」。

2004年に地下1,500mから湧出したそうで、その掘削機の先が玄関に飾られていました。

泉質は「ナトリウム-塩化物強塩温泉」。

少し黄色がかった茶褐色のお湯で少量の茶色い湯の花が舞っていますよ。

海無し県なのにまるで海の様な匂いと塩辛さで、
その成分から保湿効果が高く、湯冷めしにくいことから、別名「熱の湯」と呼ばれているそうです。

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天然温泉掛け流し。

こんな実家の近くにこんなに贅沢な日帰り温泉施設があったなんて、もっと早く知りたかったなぁ~

しかも長男がお風呂上がりにコインを入れないでゲームコーナーで遊んでいた時に
施設の方がきてアメを1つくれるほど、従業員の方もいい感じでしたよ。

日ごろ仕事で疲れ、そして毎日誰もいない寒い部屋帰っていたボクの身や心もあたたまり。

そして、温泉を満喫しすぎて帰りの車ではグッスリと眠ってしまった長男も
これまで溜まっていたストレスをスッキリ掛け流せたことでしょうね。

いいお湯でした~♪

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※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける、★5点満点の温泉「お好み度」。

・・・お好み度★★★☆☆

春日部市にある2つの温泉施設の中でも、気軽に利用できるリーズナブルさはポイントが高い!
でも、下駄箱&脱衣所が共に100円の返却式のロッカーでわずらわしいのと、
内風呂が温泉でないのはちょっとマイナス。

やや混雑時は狭く感じるかもしれない施設も新しいので清潔感もあるし、
泉質もなかなかで★3つってところかな。

春日部温泉「湯楽の里」

埼玉県春日部市小渕105-1
電話:048-755-4126
料金:平日-大人670円、小人(0歳~小学生)350円/土・日・祝-大人870円、小人450円
営業:9:00~深夜1:00(受付は閉館30分前まで)