越谷市立「児童館コスモス」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

あたたかい日が続くさいたま市にも、ついに本格的に雪が舞いました。

新潟の冬に慣れてたせいか、あまりにも冬っぽさが無かったので、
この風景がちょっとうれしかったりします♪

・・・なんて、言ったら新潟の友人に怒られちゃうなぁ~

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そんな過ごしやすい冬を迎え、一人家族が増えた我が家は相方の休養を兼ねて
自宅から1時間程度のところにある、春日部市の両親の所にお世話になっています。

普段は2人暮らしなのに、いきなり6人暮らしになって賑やかに。

と言っても、一番賑やかなのは相方が入院してから、約1週間先に1人お世話になっている長男。

最初はお爺ちゃん&お婆ちゃんに遠慮してか、いい子に過ごしていた長男も、
ボクや相方が合流してからというものワガママ言い放題。

これが「赤ちゃん帰り」というものなんでしょうか?

そんな長男をボクが中心になって見てあげてないととは思うのですが、
平日ボクが仕事から帰る頃にはもう寝ていて会えない。

なので、せめて週末だけでも長男と一緒にいてあげようと、
仕事の合間を縫って2人で出かけたりしています。

そうでもしないと、長男もストレスが溜まるだろうし、
さすがのお爺ちゃん&お婆ちゃんもご老体にこたえているはず。

それに相方の休養という目的も果たせないですもんね。

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で、この間の週末に出かけたのがお城っぽい外観がワクワクする、越谷市立「児童館コスモス」。

太陽が出ている日はポカポカで、真冬でも充分外で遊べる埼玉ですが、
曇り空だったこの日は、ちょっと外で遊ぶには寒い。

って事で、近場の室内で、しかも安く遊べる施設はないだろうか?
とWEBで調べてみたら春日部市の隣の越谷市にいい施設があるのを発見!

そこにはこう書いてありました・・・
『子どもたちが遊びながら科学する心を培えるように「天文と物理」をテーマとした子ども科学館』と。

長男が歩けるようになってから大好きで何度も通った施設「新潟県立自然科学館」
みたいなところ? これはいいかもしれない!

しかも、「新潟県立自然科学館」は基本、一般入場料が550円かかるのですが、
ここ「児童館コスモス」は無料だし!

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場所は、いつの間にかハイカラな名前になっていた東武伊勢崎線こと「東武スカイツリーライン」の
「せんげん台駅」東口から徒歩約12分。

子どもの足にはちょっと遠いけど駐車場が20台ちょっとしかなく、
すぐいっぱいになってしまうそうなのでお爺ちゃんの車で送ってもらいましたよ。

3階建ての建物の1階部分は「遊びと創造の階」。

幼児用の絵本から、育児についての本まである「図書室」や、
卓球台などがある「遊戯室」、「おもちゃ室」や、「子ども家庭相談室」、
ときどき制作イベントも行われている「工作室」などがあります。

節分の日直前だったので、カワイイ手作りの青オニのお面をもらっちゃいました。

また、小学生以上の子は入れない「幼児室」もあり、
赤ちゃんでも安心して遊ぶことができ、幼児用トイレも設備されていましたが、
長男には大好きな科学展示を見せてあげたいのでそこはスルー。

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幼児には保護者の付き添いが必要な2、3階のフロアへ!

まず、階段の壁にある歪んで大きく見えたり、小さく見えたり、
細く見えたりする鏡で遊びながら2階を通り越して3階へ。

3階は「科学と体験の階」。

太陽電池で電車が動いたり、風圧でボールが浮いたり、
光の3原色が混ざり合う部屋や、運動不足の解消にもなる自転車発電、
テコの原理を利用した物理実験から、目の錯覚から起こる不思議体験などなど、
ボタンを押すと動いたり光ったりで、原理がわからなくても触るだけでも長男は夢中。

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さすが、息子の一番大好きなTV番組は「ピタゴラスイッチ」だけあるなぁ。
毎日の様に「YouTube」で検索して見ていても飽きないほど。

大人も見ているだけで楽しいですが、その原理の説明を読むのは改めて勉強になりますね。

また、電車好きな長男はやっぱりリニアモーターカーなども走る鉄道のジオラマにも惹かれてました。

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中には「電車でGO!」の様な、鉄道の運転を体験できるものもありましたが、
まだ3歳児にはむずかしいかな?

さらに、誰でも気軽に触れるパソコンコーナーでは、ちょっとしたクイズやゲーム等もありましたが、
今の子はみんなすぐにマウスやキーボードの扱いに対応できるもんなんですねぇ。

さらに「視聴覚室」では「キララと一緒にふしぎ探検」というアニメ映画が上映されていて、
主人公が小さくなって昆虫などの視点を体験したり、高い視点から自分の住む街や、宇宙にから地球を見たりと、
さまざまな視点から物事を見てみる事、考える事の大切さを教えてくれましたよ。

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そしてお次は「天文と宇宙の会」の2階へ。

月の満ち欠けの仕組みがわかるものや、太陽系の配列や、月ごとの星座がわかる星座早見表、
星座と星座絵の関係がわかる、またまた触って楽しいものばかり。

その中でもひと際目立つのが、スペースシャトル型の「コスモス号」。

お!これはライド型のアトラクションか!?

と思ってワクワクして乗りましたが、そのものが動かないどころか、
モニターの電源すら入ってなくて、単なるイスになっていました。

ホントは宇宙探検の疑似体験ができるそうなのですが・・・残念。

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そして、いよいよ「プラネタリウム」の上映時間がやってまいりました!
日に11時~、14時~、15時30分からと3回上映があります。

「プラネタリウム」だけは有料なのですが、なんと大人はたったの100円!
そして親の付き添いは必ですが3歳から入場でき、未就学児は無料なんですよ。

1階の発券機で予め買って、上映5分前に集合です。

なんと1回の上映は45分もあり、上映前には何度かトイレに行く事を促していましたよ。

ボクも長男のトイレが心配で、何度か「大丈夫?」って聞いたのですが、
『シッ! 静かに~』と長男に怒られてしまいました・・・

さすがに、相方と何度も「プラネタリウム」行っているだけありますね。

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上映内容は「冬の星空と宇宙人へのメッセージ」と題して、
冬の大三角形、オリオン座やおうし座など、中学ぐらいで習ったものや、
それにまつわるギリシャ神話、さらには地球外生物の解明についての取り組みなど、
小学生にもちょっと難しい内容のものもありました。

ドーム径12mものスクリーンはなかなかの迫力。
空を見上げやすいようになっているリクライニングシートも快適です♪

あまりにも快適過ぎと長時間上映で、イビキをかいているお父さんもいたみたいですが・・・

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そうこうしている内に、あっという間に閉館をお知らせする放送が流れてきました。

まあ、まだ時間があるのでギリギリ最後まで長男を遊ばせてあげようかと、
まだ見ていない装置の前に連れて行ったら、急に叫び出し泣き始めたのです!

ボクは何かケガでもしたのかビックリしたのですが、その大声をよく聞いたら、

『もう、終わりだよ! 早く出ないと閉まっちゃう! 帰らないとダメでしょ!!』

と、どうやら時間前の閉館の放送にビビって、
出ないと閉じ込められちゃうと思ってパニックになってしまったらしい。

もう、そんなに焦らなくて大丈夫だけど、時間に余裕を持って行動するっていうのはエラいねぇ~
ボクら夫婦はいつもギリギリ行動で、痛い目を見ているから見習わなきゃね。

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泣いてる息子を落ち着かせようと、ジュースを買って外に出ました。

外にはちょっとしたアスレチック型の遊具があるので、そこでお爺ちゃんが迎えに来るまで遊んでいようね。

遊具の他、夏場は噴水が出ていて水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」というのがあったり、
また施設の屋上には口径40cmの反射望遠鏡のある「天体観測室」が設置されていて、
毎月第1土曜日には星を見る会を開催しているそうですよ。

「児童館コスモス」は、『児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにする』を目的とした
参加体験型の展示物が50以上あり、0才~18才までの幅広い年齢の子どもたちはもちろん
大人も楽しめて勉強もできる施設。

「新潟県立自然科学館」と比べたらかなり小規模でしたが、無料だし充分半日は遊べます。

あれだけ長い上映時間の「プラネタリウム」でも寝ずに最後まで見ていた長男も、
実家に帰ってきたら、割と早い段階でダウン。

きっと、キレいな星空の夢でも見ている事でしょう。
って、埼玉の冬の夜空って「プラネタリウム」級にキレいですけどね・・・
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越谷市立「児童館コスモス」

埼玉県越谷市千間台東2丁目9
電話:048-978-1515
営業時間:9時~17時 
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・12/29~1/3