忘れられない思い出「TDS」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、久しぶりに「東京ディズニーシー」に行ってきましたぁ♪

今年で「東京ディズニーリゾート」は30周年を迎え、さらにクリスマス一色にとなった「TDS」はとても華やか。
って言っても、「TDL」に比べて写真はセピア系ですね・・・

何日も前から楽しみにしていた息子も初めての「TDS」に笑って、泣いて、充分に満喫している様子です。

予想以上に混んでいた子ども向けのアトラクションが集まる「マーメイドラグーン」を後にした我が家は、
もう1つ身長90cm以上で3歳になったら乗れるアトラクションに向かいました。

イメージ 1

そこは「ストームライダー」。

同じくこの年齢から体験できる「フランダーのフライングフィッシュコースター」で
ブルーになってしまった息子ですが、今度は大丈夫か?

終了後、息子の顔を見て見ると『雨が降ってきて、ちょっと濡れちゃったよ~』と興奮しながら話してました。
どうやら今回は大好きな飛行機に乗れたということで楽しかったみたいです。

それなら続けてライドものに、ということでお隣の「アクアトピア」へ。

イメージ 2

まったく予測できない動きの「ウォーターヴィークル」に息子は
『右かぁ? 後ろかぁ? グルグルまわったよ! あぁ、滝に入っちゃうよ~』とか、
口数は多かったですが、顔は意外と硬直。

恐怖は感じなかった様ですが、ホントにこの動きには不安だったようです。

なら、絶対息子が好きな電車「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」に乗ろう!

イメージ 3

って、この列車は「TDL」の「ウエスタンリバー鉄道」の様なアトラクションとは違い、
「ポートディスカバリー」と「アメリカンウォーターフロント」を結ぶ移動の手段として
使われる乗り物のはずなのですが、やっぱり子どもがよろこびそうなものは並ぶんですね。

他が空いている割には15分並んで乗りましたが、
窓から見える20世紀初頭のアメリカの港町の風景に心が落ち着きました。

そして、再びここにやってきたのは午前中にゲットした「FP」の時間がきたからです。

イメージ 4

そう、この日唯一我が家で取った「FP」は「タワー・オブ・テラー」。

3歳の息子も、妊婦の相方も乗れないので、ボク1人でいかせてもらいます。
いちおう息子も『一緒に行きた~い』って言うかもしれないのでこう言っておきました。

「これからお父さんは、オバケがたくさんいるホテルに行くんだけど一緒に行くか?」
当然、息子は首を横に振ります。

「そうしたら、もしお父さんがオバケに食べられて帰らなくなっても、
お母さんの言うことをちゃんと聞いて、赤ちゃんもかわいがって、いい子に暮らしていくんだよ」。

と言ったら息子から『わかった』という力強い返事をもらったので、
父は心配して見送る息子に背を向けオバケホテルへと旅立っていきました・・・

イメージ 5

でも、これマジで設定が怖いよね。
「TDL」の「ホーンテッドマンション」はまだ愛嬌があるけれど・・・

ただ、どこかの遊園地の「フリーホール」の落ちる怖さはあまりなく、
だすが「ディズニー」だけあって比較的身体にはやさしかったかな。

ただ残念なのがそんなこと言っている割には、撮られた写真ボクが下を向いちゃっていたこと。
どのタイミングで撮られたんだろう? こんな顔の写真買わないよ~

そして、ボクが無事に生還した姿を見て息子は、
『オバケやっつけたの? 食べられなかったね』と笑顔で迎えてくれましたよ。

ん~なんてカワイイやつだ♪

イメージ 6

しかし、ボクを待っている間、どうやら2人はこの日が暮れ、
イルミネーションが点灯しはじめた寒空の下でアイスクリームを食べたらしい。

『寒い寒い、あったかい物が食べたい~』と震えはじめたので、
まだ17時にもなっていないタイミングだったけど、すぐ近くのレストランに入って
早めのディナーをとることに。

そこはフィッシュマーケットを改装してつくられたという、日本人オーナーが経営する
和食がメインの「レストラン櫻」。

ボクはここのオススメ「本日の魚料理」(1,880円)、相方は「季節のうどん」(1,750円)と、
ここもなかなかな高級店なので、息子は取り分けですよ。

イメージ 7

と、思ったら息子の食べる手は止まりはじめ、目はトロリン・・・

あぁ、とうとう電池が切れてしまったか。
そうだよなぁ、一日中約束を守って自分の足で歩き続けたんだもんなぁ、
大人だって疲れてきた時間帯、よくガンバったよ。

しかし、ここから息子にぜひ見せたい夜のショーが始まるんだけどなぁ・・・残念。

ちなみに2006年から行われていた昼間のショー「レジェンド・オブ・ミシカ」は、
今年の9月に終わり、次の新たなショーに向けて準備中なんだそうです。

イメージ 8

夕飯を食べ終えると辺りは真っ暗になり、いよいよ夜の「メディテレーニアンハーバー」を舞台にしたショー、
「ファンタズミック!」の音楽が聞こえてきましたよ。

ボクは息子を抱っこしながら、その幻想的な世界に引き込まれていきました。

魔法使いの弟子となったミッキーがイマジネーションの力を信じて、
ディズニーファンタジーの世界を創造していくというストーリー。

イメージ 9

さまざまなディズニーのキャラクターたちが船などに乗って登場するのはもちろん、

レーザー光線や花火、噴水、パイロテクニクス、ウォータースクリーンに映し出されるアニメーション、
巨大なドラゴンのロボットなどなど、これでもかというほど詰め込まれた演出は
開いた口がふさがらないほどのスゴさです。

これだけの音楽や爆音があるのに起きないだなんて息子はよっぽど眠かったんだなぁ。
息子の大好きな花火や噴水がこんなにあるのに見せてあげたかったなぁ・・・

イメージ 10

その後、相方がトイレに行っている間、「トイ・ストーリー・マニア」のきらめきを見ながら
泉の近くで座って待っていると、なぜかその水の音に息子が反応して起きた。

え? あれだけの音があって起きなかったのに、こんなチョロチョロと流れる泉の音が気になったの?
どれだけ水遊びが好きなんだ・・・

そこで息子に聞いてみました、「まだ遊びたい? それとももうお家に帰る?」。

すると息子は激しく『もっと、遊びたい~!』と言うので、
「じゃあ、自分の足で歩くんだよ」と言うと、ピョンと飛び起きて歩き始めました。

えぇ~ボクに抱っこされてだいたい30分ぐらいしか寝てないのに、なんて回復力だぁ!

そこまでガンバるならしょうがない、もうちょっとだけ遊ぼうか。

イメージ 11

次に行ったのは「S.S.コロンビア号」にある「タートル・トーク」です。

ここに来たのもボクは初めてなのですが、
まさかこの日最大の思い出がここで生まれるとは思ってもいませんでしたよ。

・・・ここはウミガメの「クラッシュ」お話が出来るアトラクション。
その場でゲストがした質問などにもクラッシュが即答してくれたり、
またクラッシュからの問いかけにもゲストが答えたりするんです。

そうなんです、見事にクラッシュにいじられてしまったんですよ!
しかも、ボクも息子も。

中での出来事をお伝えできる写真や映像が無いのが残念ですが、
「TDS」の煌びやかなクリスマスの装飾画像と共にお送ります・・・

イメージ 12

この劇場内には、前列の数列には子ども優先的に座れる「キッズシート」というのがあるのですが、
この日は子どもだけで埋まらない人数だったので、その保護者も優先的に前に座らせられたのです。

まずはそれが目立つ要因でした。

クラッシュが『この中で泳げる人間はいるのか~?』という質問に対して、
もと水泳部だったボクは自信満々に勢いよく手を挙げてしまったのです。

前情報によると「みんなクラッシュと会話したくてゲストは争うように目立とうとする」と聞いていたのに
後ろを振り返ってみるとほとんど手を挙げてないじゃないか~!

うわぁ・・・200人ほどいる会場で、見事クラッシュの的に!

名前を聞かれ『ゆっくり泳ぐのと、速く泳ぐのどっちが好きなんだ?』という
2択の質問だったからという言い訳をしたいですが、
いまいち気の利いた答えを返せず、笑いをとったというよりも
クラッシュにイジられいい笑い者にされたようなちょっと悔しい感じになってしまいました。

・・・不覚。

イメージ 13

そして後半、クラッシュへの質問タイムの時、なぜか息子が思いっきり「ハイ!」と手を挙げてしまいましたよ。

えぇ~? 何を質問するのかな?

見事クラッシュにロックオンされてマイクを向けられた息子は『ゴニョゴニョゴニョ・・・』
クラッシュは何を言っているのかわからないからボクに訳してくれと言ってきました。

どうやら息子は『来月になるとサンタクロースがやってくるんだよ』と言っている様です
って、質問じゃないし~~~っ!!

そんな3歳児の天然ボケに会場はほほえましい感じで爆笑。

そしてさらにクラッシュから息子に質問はつづく・・・
いや、もう会話が成立していないんだからこれ以上イジらなくても。

イメージ 14

『サンタさんからどんなプレゼントもらいたいんだ?』というクラッシュからの質問に息子は、
『こうやってグルグルまわって、シュ~っていくやつが・・・』とまた訳のわからない事を。

クラッシュは『よくわからないけど、何だか楽しそうな事は伝わったよ、ありがとう!』と、
もう会場の反応も耳に入って来ないほどこの子の親2名は汗かきまくりでしたよ。

でも、ホントに我が家にとって忘れられないいい思い出ができました。
ただ息子はクラッシュに『よくわからない』って言われた事がちょっと不服だったようですが・・・



さあ、満足満腹お腹いっぱいなので、次を最後にもうそろそろ夢の国を後にしましょうか。
最後は相方とも独身時代にシメで乗った「ヴェネツィアン・ゴンドラ」でロマンチックに♪

と思ったら、なんとこれからショーを「メディテレーニアンハーバー」行うので
それが終わるまでしばらく休止とのこと・・・

えぇ~! さっき「ファンタズミック!」をやったばかりなのにまた夜のショーがあるのぉ~♪

イメージ 15

今度のはこの時季だけのスペシャルショー「カラー・オブ・クリスマス」!

水上に浮かぶ大きなツリーをミッキーとその仲間たちが、
船に乗って思い思いに飾りつけていくファンタジーストーリーです。

微妙に傾いているツリーなのは、さっきの「ファンタズミック!」で使った
ミッキーの巨大マジカルハットと併用だからだね。

さっきのショーは息子に見せる事が出来なかったけど、こっちの方が子どもにも優しい内容でいい感じ。

噴水や花火、レーザー光線に大興奮。
予期していなかったこの夜のショーを息子に見せられることが出来て良かったぁ♪

・・・って、ちゃんとパンフレットを見ていればわかることだったんですけどね。

イメージ 16

もう、ここまでいたら最後の花火ショー「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」までいようか!

それまで、ショーの後も音楽に合わせ点灯している大きなクリスマスツリーが浮かぶ
「メディテレーニアンハーバー」を見ながら、
「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」のオープンテラスでコーヒーブレイク。

息子は「ダッフィー」のパンナコッタとホットミルクで飲んで、
口につくミルクで『サンタさんのおヒゲ~』とか言って遊んでいる。

なんてのんびりした夢のような日なんだろう~♪

そして、花火が上がればこのままこのオープンテラスから眺め・・・

イメージ 17

ドン! ドドド~ン!!

えっ!? どこ? 花火???

なんと、花火が上がっているのはこのテラスから死角になっている場所。

あぁ、しまったぁ! 花火なんてどっからでも見られると思ったのにぃ~
どうりでこのテラスの前には誰もいなくなっていると思った。

そこで相方が『2人で見てきなよ』と言ってくれたので、ボクは息子を抱えて店の外へダッシュ!

結構、回り込んだだけど何とか間に合ったよ~
てっきり「プロメテウス火山」のバックに上がるもんだと思ってたけど、
良く考えたら「TDL」と共通だからそっち方面からだよねぇ~

イメージ 18

いろいろ調べておけばもっと要領よく、もっと楽しめたのかもしれないけれど、
我が家は「TDS」を「攻略」しようとかじゃなくて、目的は家族みんなでのんびり過ごすことだから。

おかげさまで笑顔だけでなく、泣いたり、ビビったり、ドキドキしたり、恥ずかしかったり・・・
素でディズニーの世界を満喫しましたよ。

これまでよくわかっていなかった息子も、
3歳になってようやくほぼ100%で楽しめる様になったみたいです。

っていうか、もう帰ってきてすぐに『明日ディズニーシーに行こうね』って言ってますよ。
さすがに毎日はねぇ・・・

今更ボクが言うことじゃないけど、ホントに「東京ディズニーリゾート」は
最高のエンターテイメントパークですよね。

来年は新生児が家族に加わるので行けないと思いますが、次回は家族4人で訪れたいと思います。

イメージ 19

この記事を読んでくれた方が少しでも夢の中にいる気持ちになれたらうれしいです。

ちょっと早いけど、メリークリスマス~☆