5/25(土)は、アウェイの「等々力陸上競技場」で行われた
J1リーグ第13節「川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟」に家族で遠征に行ってきました!
J1リーグ第13節「川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟」に家族で遠征に行ってきました!
やっぱり関東は暑いですねぇ~ 心地いい風は吹いていたけど、もう川崎は夏ですよ。

まずは「川崎フロンパーク」で腹ごしらえ♪
川崎はイベントが充実しているって聞くけど、飲食のメニューも盛りだくさんで素晴らしいですねぇ~
「春日山部屋の川崎ちゃんこ」や、川崎の銘菓「大師巻」、
川崎大師名物「松屋総本店のとんとこ飴」をゲット!
川崎大師名物「松屋総本店のとんとこ飴」をゲット!
さて、お腹も膨れたことだし、いよいよ決戦です!

アルビは5/22(水)にアウェイの「名古屋市瑞穂公園陸上競技場」で行なわれた
ナビスコ杯、第7節「名古屋グランパス」との「2-1」の敗戦から中2日。
もうお互いの予選突破の可能性はない消化試合でしたが、リーグ戦で控えにまわっている選手たちが、
名古屋のほぼベストメンバーと戦えた事は大きな収穫になったと思います。
名古屋のほぼベストメンバーと戦えた事は大きな収穫になったと思います。

ただ相手の川崎は5月に入って公式戦は4勝2分負けなしで、
ナビスコ杯は3年ぶりに決勝トーナメント進出を決めて絶好調。
しかも今季ホームでは無敗。
さらにアルビはJ1に上がってからこの等々力で9回川崎と戦っていて8戦負けているんですよ。
勢いある相手に、相性の悪い地・・・

でも、わざわざ川崎までやってきて手ぶらで帰るつもりはありません。
息子連れで1階席のスタンディングはキツいので席のある2階へ。
現在、公式戦3連敗中ですし、この暑さを吹き飛ばすほどの
熱い応援で新潟に勝ち点3を持ち帰り、気持ち良く中断期間を迎えたい!
熱い応援で新潟に勝ち点3を持ち帰り、気持ち良く中断期間を迎えたい!
さあ、競馬のファンファーレみたいなトランペットの生演奏で選手が入場し、
いよいよ15:03にキックオフです!
いよいよ15:03にキックオフです!

前節の激突でケガが心配された健太郎とクナンは痛々しく頭を保護しているも、スタメン。
13針と15針も縫うほどのケガを感じさせないほどの気迫ある守備で、
立ち上がりから川崎の攻撃に蓋をしていました。
というのも、前半立ち上がりの川崎は直線的に早く縦へ縦へとボールを入れてくる攻撃で、
アルビの持ち味であるハイプレスを活かさせてくれないんです。
アルビの持ち味であるハイプレスを活かさせてくれないんです。
でも、左右にふらない分攻撃は読みやすく、最終ラインまで持って行かれても
2人のCBが着実にゴールまでたどり着かす事はしませんよ。
2人のCBが着実にゴールまでたどり着かす事はしませんよ。

そして新潟の攻撃陣、ツートップは堅碁と達也ですが、
ちょっと前までJ1では無名に近かった堅碁はハットトリックして以来相手のマークがきつくなり、
今回もジェシ選手にピッタリとつかれ、持ち味である相手DFの視界から消える動きを
やらせてもらえなくなっていて苦戦している様子。
しかし前半25分、前線へのロングフィードを成岡が相手のペナルティエリア右で落とし
それを堅碁が左足でシュート!
それを堅碁が左足でシュート!
そして川崎のゴールネットが揺れる。
よおぉーし! 先制点だ!

日本代表ザッケローニ監督が見守る中、試合前に中村憲剛選手が日本代表に選ばれたという
アナウンスに拍手しましたが、今日の主役はケンゴはケンゴでも川又堅碁だぞぉ!!
・・・って、実はとっくにこれが成岡のオフサイドであった事は線審の旗でわかっていたんですけどね。
線審の旗を見ずにこんなに立ち上がってよろこぶ人が多いのがビックリ。
線審の旗を見ずにこんなに立ち上がってよろこぶ人が多いのがビックリ。
しかし、今回はこのオフサイド判定も終始微妙でしたね。

そして、そんな堅碁が動けないほどのキビしいマークにつかれている時こそ、
2列目がやりやすくなるはずなのでガンバって欲しいところ。
レオが公式戦2試合連続ゴールを決められたのはレオの技術とそれが噛み合ったということでしょう。
今回も達也や亜土夢、レオが川崎ゴールに迫りますがあと一歩が足りません。
お互いが攻め手を欠いてのガマン比べの前半は「0-0」で折り返しましたが、
なんと後半に入ると、いきなり川崎のスピードがマックスになりましたよ!
なんと後半に入ると、いきなり川崎のスピードがマックスになりましたよ!

前日に19歳の誕生日を迎えたばっかりの川口が見事封じていたレナト選手をはじめ
大久保選手などを中心に、川崎は生まれ変わったようなスピードアップ。
いきなり後半2分にレナト選手に切り込まれ、その左足のシュートは弾いたけど、
そのこぼれ球を福森選手に打たる。
そのこぼれ球を福森選手に打たる。
それも黒川が防いだが、そのこぼれ球に大久保選手が反応してアルビのゴールネットを揺らされました。
しかし、ヒヤリとしましたがこれも微妙なオフサイド判定・・・助かったぁ~
でも後半の立ち上がりからトップギアに入った川崎のスピードについていけず、
アルビのプレスは間に合わず。
最終ラインがどんどん下げられていくキビしい展開が始まったのです。
アルビのプレスは間に合わず。
最終ラインがどんどん下げられていくキビしい展開が始まったのです。

うぅ・・・なんとか耐えてくれぇ・・・と、願い虚しく後半8分、
小林選手のシュートを防いだかと思ったのに、その後の波状攻撃でレナト選手の右サイドを突破されゴール!
すでに枠内に行っていたボールをさらに大久保選手が横取りして押し込み先制点を奪われてしまいました。
この大久保選手の飛び出しも微妙でしたが、失点の原因はこのスピードに耐え切れず破られてしまった事。
って、この時会場では小林選手のシュートを黒河がナイスセーブをしたリプレイしていて、
そちらを見ていたのでこのゴールはちょっと見逃してしまっていたのですが・・・
そちらを見ていたのでこのゴールはちょっと見逃してしまっていたのですが・・・

しかし、先制されたアルビもすぐに三門を宣福に、達也を武蔵にと、フレッシュな選手を投入しました。
すると、イケイケで前に来る川崎にラインがドンドンさげられたアルビでしたが、
後半25分、相手のFKを黒河がキャッチしたことから生まれたカウンターで
最前線の堅碁に渡り川崎ゴールへと突進!
後半25分、相手のFKを黒河がキャッチしたことから生まれたカウンターで
最前線の堅碁に渡り川崎ゴールへと突進!
それを川崎の憲剛選手にシュートコースを防がれたのですが、
なんとか折り返す事が出来、そこに走り込んだのは川崎DFを3人引き連れてきた武蔵!
なんとか折り返す事が出来、そこに走り込んだのは川崎DFを3人引き連れてきた武蔵!
4人がなだれ込むように川崎ゴールに向かったが、武蔵の足にボールは2度当たり
GOOOOOAL!!
GOOOOOAL!!

よっしゃぁ!武蔵リーグ初ゴールで同点だぁ!
これでボクらサポーターも燃え上がり、一気に逆転モードだぞ!
ん? でもおかしい・・・
これで少しは川崎サポーターも選手も大人しくなると思ったのに、
まったく下を向く選手もいないし、まるで何事もなかった様な様子。
これで少しは川崎サポーターも選手も大人しくなると思ったのに、
まったく下を向く選手もいないし、まるで何事もなかった様な様子。
普通ならここまで押せ押せムードになっていたら相手も鈍くなるはずなのに、
これまで13節、無失点試合が1度もなかった川崎にとって、
1点とられたぐらいじゃ全く痛くないって事なの?
これまで13節、無失点試合が1度もなかった川崎にとって、
1点とられたぐらいじゃ全く痛くないって事なの?
なにそれ? アルビの「最後まで諦めない」とは違う、「全く動じない」というサッカー。
その強い精神力の差で後半35分、川崎に勝ち越しの追加点を奪われてしまいました。
その強い精神力の差で後半35分、川崎に勝ち越しの追加点を奪われてしまいました。

アルビのDFの間を走り抜けようとする大久保選手をしっかりと感じ、絶妙なスルーパスを出す憲剛選手。
そしてそのパスを受けてクナンに競られながらも黒河GKの向けて
フェイントとなるステップを入れ、焦る様子もなく冷静にアルビのゴールを揺らす大久保選手。
フェイントとなるステップを入れ、焦る様子もなく冷静にアルビのゴールを揺らす大久保選手。
さすが日本代表の川崎のケンゴ選手。
そして息子が『おおくぼダメぇ~』って言うようになってしまうほど、あまり好きな選手ではないけれど
その大事なシーンでも動じない神経を持っている大久保選手もさすがというしかありませんね。
そして息子が『おおくぼダメぇ~』って言うようになってしまうほど、あまり好きな選手ではないけれど
その大事なシーンでも動じない神経を持っている大久保選手もさすがというしかありませんね。
さらに、最初は静かだった川崎サポの方々も選手の動きが増す事に連動して
声も熱くなっていったのには、まさにピッチの選手と気持ちが1つになっていると感じました。
声も熱くなっていったのには、まさにピッチの選手と気持ちが1つになっていると感じました。
これだから今季ホームで無敗なのも納得出来ます。

結果は「2-1」でしたが、それ以上に惨敗した気持ちでしばらくはスタンドでボーっとしてしまいましたよ。
そんな様子がスカパー!で映ってしまいましたが・・・
いやでも、決してアルビが内容的に劣っていたという意味ではなく、
荒削りで決して連動性が高いという訳ではありませんが、
川崎の選手の動きは常に相手ゴールを目指しているという一貫性が感じられた一戦で、
それを選手もサポーターもイキイキと楽しんでやっているという雰囲気が伝わってきたのです。
荒削りで決して連動性が高いという訳ではありませんが、
川崎の選手の動きは常に相手ゴールを目指しているという一貫性が感じられた一戦で、
それを選手もサポーターもイキイキと楽しんでやっているという雰囲気が伝わってきたのです。
さらに付け加えるなら、スタジアム外で行われているイベントもサッカーを知らない人でも、
試合を観戦に来ていない人でも気楽に楽しめていい。
試合を観戦に来ていない人でも気楽に楽しめていい。

確かに、アルビは毎年の残留争いや降格の危機などで、ボクらもチームもナーバスになっている気がします。
いつの間にかサッカーの本質である楽しむ事を忘れてしまったのかも?
1つのミスや1敗ぐらいでそんなに喧々言うな!
1つのミスや1敗ぐらいでそんなに喧々言うな!
そんなの次に何倍も取り返せばいいじゃないか!
なんだかそんな声が自分の中に聞こえてきた等々力遠征となりました・・・

さて、次のアルビレックス新潟は7/6(土)、ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行なわれる
J1リーグ第14節、「柏レイソル」との対戦です。
1ヶ月以上も試合が無いなんてさみしいですが、現在順位が1つ上にいる柏とはここ5戦勝ち無しで、
通算対戦成績は3勝5分8敗。
ホームに関しては1勝2分5敗と相性最悪な相手。
通算対戦成績は3勝5分8敗。
ホームに関しては1勝2分5敗と相性最悪な相手。
この中断期間に各チームも立て直してくると思いますので
遅れをとらずしっかりと上位を狙えるチームにパワーアップして欲しいですね。
遅れをとらずしっかりと上位を狙えるチームにパワーアップして欲しいですね。
また、その前に6/2(日)には「新潟市陸上競技場」でファン感謝祭として
「アルビレックス新潟サマーフェスタ2013」が行なわれます。
「アルビレックス新潟サマーフェスタ2013」が行なわれます。
9時からのスタートと早いですが、普段とは違う選手の顔が見られるチャンスなので
家族で行ってきたいと思います。
家族で行ってきたいと思います。

あ、そういえば帰りの新幹線では選手たちと一緒になって、柳下監督や通訳の渡辺さん、成岡などが
ユニフォームを着たボクら家族を見て向こうから会釈をしてくれましたよ。
そしてボクは一言「お疲れ様でした」としか伝えることが出来ませんでした。
We are ONE!