再び聖地ビッグスワンへ! | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

行ってきました、我が聖地「東北電力ビッグスワンスタジアム」へ!

って、あれれ? 昨夜のアルビは「Jリーグヤマザキナビスコカップ」の第6節、
アウェイ扱いで「国立競技場」だったはずだけど・・・?

ちなみに「FC東京」と対戦して「2-1」の敗戦でしたが、
同グループでは鹿島とセレッソCが1位と2位を確定させたので、
勝っても負けても1試合を残してアルビの予選突破は無くなってしまったんですけどね・・・

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いやいや違うんです、これはGW後半の5/4(土)の朝の出来事。
しかもアルビの試合を見に来た訳ではないんですよ。

じゃあこのスタジアムで何が行なわれるのかと言いますと、もちろんサッカーの試合。

でも今回サッカーをやるのは実は・・・

ボクだ!ボクだ!ボクだ!ボクだ! 朝からサッカーだなんて、健康的ぃ~♪

そうなんです、この神聖なる地でこのボクがプレイさせてもらうことになったんですよ。

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2007年、2009年の2度「Jリーグベストピッチ賞」を受賞しているほど
日本の中でも最高クラスとも言えるピッチ。

しかも、あのアルビが感動のJ2優勝&J1昇格を決めたのも、
昨年の涙の奇跡のJ1残留を決めたのもここ。

それから日本代表選手たちはもちろん、2002年の日韓W杯ではあのイングランド代表としてベッカムや
カメルーン代表だったエムボマとかはプレイしたのと同じ場所。

そんな数々のドラマを生んできたピッチにこのボクが立てるんですよ。
もう感動モノですよ~♪

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って、実は「ビッグスワン」は新潟県の施設なので、
利用可能な日であれば有料で県民が利用できる事ができるんです。

しかも、商業目的でなければそんなに高くない利用料で「グランドのみ」は午前なら1時間22,200円、
午後は29,600円、1時間ごとの超過でプラス7,400円らしいですよ。

さらにゴールや、コーナーフラッグなどのサッカー用具も一式借りて3,800円(1日)。

フルコートでサッカーの試合をやるには最低でも22人は必要なので、
みんなで割り勘すれば2時間やっても2,000円程度で利用で来ちゃうんですよぉ。

ただし、やっぱり借りられる日は限られているので競争率は高く、
抽選を勝ち抜かねばならないんですけどね。

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だけどやっぱりこの「ビッグスワン」でプレイできるなんて、サッカー好きにはたまらない事なので、
みんな思い出づくりに記念写真の撮り合いをしていましたよ。

って言っても、ボクなんかここに集まっている皆さんみたいに
毎週の様に一生懸命練習をしている訳ではなく、
たまに暮れのフットサル にちょっと仲間に入れてもらっているだけ。

ボクがサッカー観戦好きのアルビサポと言う事で今回もお誘いいただいたのですが、
「ビッグスワン」にはもう数百回と足を運んでいても、実は全くのサッカー未経験者なんですよ。

3年前と2年前にもお誘いいただいてプレイさせてもらい、
こんな時だけ調子良く参加させてもらうっていうのも大変恐縮です。
抽選にも参加していないし、チームカラーのオレンジのシャツまで貸してもらっちゃって・・・

ここはご迷惑をおかけしない様に、ケガにだけは気をつけます。
あと、この立派な芝を荒らさないようにね。

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今回集まったのは全部で3チームでだいたい30人ちょっと。

同じくみんな30~50代ぐらいが中心のオジさんチームなのですが、
中には明らかに現役でやっていそうな高校生や、サッカー経験のある女性もいました。

やっぱり他のチームも「ビッグスワン」でプレイ出来るって事で、
いつもとは違うメンバーのサッカー好きも集まってきている様ですよ。

そしてその3チーム、15分ハーフの30分で総当たり戦。

15分やったら時間ももったいないので1チームは残り、次のチームが入るという事になっていて、
各チーム30分は続けてプレイするという構成です。

試合が無いチームは審判、線審、ボール拾いを行ないます。

1試合30分なんて少ないかもしれませんが、2チームなので60分。
ボクらオジさん達には・・・いや、普段あまり運動していないボクには丁度いいですよ。

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さて、いよいよボクを入れてくれたチームの試合です。

最初は左サイドバックをやらせてもらったので、ちゃんと試合前にはピッチにひざまずき、
天に祈りをささげましたよ。 気分はキムジンス♪

でも、いきなりサイドバックはキツかったぁ!

素人チームだからと言ってやっぱり真ん中を縦に運ぶのは厳しいので
やっぱりボールを前線に運ぶのにはロングボールか、サイドから。

上がったら戻る、上がったら戻るの繰り返し。

上がっても決定的シーンを作る様な効果的な攻撃参加は出来ない上に、
基本ディフェンスだから守備に穴をあけてはいけないので全力で戻る・・・

しかも前日の雨で足下が滑りまくり。
天然の芝って濡れるとこんなに滑るものなの?

うぅ・・・苦しいですが、こんな時背中を押してくれるのはやっぱりサポーターの声ですね。

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・・・って、無観客試合でした。

観客どころかこの日は相方も「女子会」で息子を連れて出かけているので、ボクの華麗に・・・
いや、加齢にプレイする写真は1枚もありません。

で結局、ボクのサイドからではないですが、ボクの戻りも遅れてしまったのも要因で失点。
その後1点を返しましたが「Aチーム」との対戦は「1-1」で折り返し。

普段、選手たちに「走れ!戻れ!」と叫んでいるけど、やっぱりプロはスゴかったぁ。

次の「Bチーム」の試合はボクより若いCBの人と替わってもらおうっと。

って事で2試合目はCBなので、とにかく攻撃より守備。
ロングボールを前線に跳ね返し、相手FWへのパスを通させないことに集中。

普段見ているだけにイメージは出来ていますよ。

でも、CBって運動量こそ比較的少なくなりましたが、あっち見たりこっち見たり、
敵との駆け引きはもちろん、味方の動きを常に見てなきゃならないし、
ボールの無いところでもかなり精神的に大変なポジションですね。

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で、やっぱり動きは出来ていても、普段やっている人と体力や技術差はあって、
ドリブルで仕掛けられるとボールを奪えない。

なんとかゴールから遠避けようとして身体を寄せて
サイドに追いやる事が出来たと思ったらクロスを上げられたっ!

と思ったら、バチンッ!!
ペナルティエリア内にいたボクの手にボールが当たってしまいました。

しまったぁ! ハンドかぁ!? PKなのか!?

と、メチャクチャ焦りましたが、チームメイトからは『ナイス、ブロック』と声をかけられました。
どうやら意図的ではないし腕を縮めて身体に付けていたのでノーファールだったみたいです。

なんとか「Bチーム」との前半は無失点に抑え、前線が活躍してくれて「2-0」。

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いったん「Aチーム vs Bチーム」の後半を挟み、エンド変わって後篇へ。

キックオフと思った瞬間に、Aチームのいかにもサッカー経験者の
10代の男の子がいきなりミドルシュート!!

その弾丸がボクの後ろでゴールネットに突き刺さる音がしました。

えぇ~!? そりゃないでしょう~

このゴールにボクらも相手チームも苦笑い、相手チーム主力のオジさんたちは
その若者に『もうこれで後ろ下がっていていいから』となだめてました。

あぁ、「フレンドリーマッチ」と題したこののんびりとしたオジさん休日サッカーに
ちょっとストレスがたまっていたのね。

『本気出せばいつでも勝てるんだよ!』と言われた様なAチームの挑戦状に
前線が燃えてくれてすぐ1点を返し、ボクらもなんとかその後失点をせず、
Aチームとの対戦は前後半合わせて「2-2」のドローでした。

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次は前半「2-0」とリードしているBチームとの後半戦。

ちなみに「Aチーム vs Bチーム」は「2-1」でAチームが勝利しているので、
このままいけば1勝1分でAチームと勝ち点は並び、得失点差勝負。

ってことはこのまま失点さえしなければ、優勝って事になりますね。

これはCBであるボクの仕事は重要ですよ~
攻められても身体をはって防がねば!

と、思ったらボクと対峙する位置にいるFWが、女性じゃないですかぁ!?

これじゃあガツガツなんていきにくいし、しかも経験者なので上手!

ん~ここはある程度距離をとって、シュートコースはもちろん前方へのパスコースを防ぎつつ
抜かれない様にヘタに飛びこまない様にしようっと。

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と、オジさんばっかりのサッカーで最終試合にもなるとさすがに走ったりする頻度が少なくなり、
中盤を飛び越してのロングボールが行きかう展開。

パワーのパワープレイがつづき、結局後半にはお互い得点を重ねられず、前半のまま「2-0」で勝利!
ってことは、優勝で~す♪

バンザ~イ♪ って「フレンドリーマッチ」と名がついたこの大会に
特に「優勝」なんて意味は無いんですけどね。

でも、何よりもうれしいのがボクがCBになってからミドルシュートの1失点のみ。
ってことは素人なりになんとかご迷惑をかけずに終える事が出来たって思っていいですよね?

それに足もツらなかったし、ケガももちろんしなかったしね。

ホント、このサッカー好きだけどプレイはど素人をお誘いいただいて感謝感謝です。
おかげさまで爽やかな疲労感の中、最高の思い出ができました。」

ちなみに「東北電力ビッグスワンスタジアム」の名は今年いっぱいで終わりで、
ネーミングライツ次期スポンサーの募集が間もなく始まるそうなので
新潟の元気な企業さん、いかがでしょう?

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そして午後は家に帰って心地いい疲れのままビールを飲んで昼寝しちゃおうかとも思いましたが、
こんないい思い出が出来たのも気持ち良く送り出してくれた相方と息子のおかげもあると思って、
黄砂を被ったままだった車をピカピカに洗車しながら2人が帰って来るのを待ちました。

そして家族3人揃ってこの日の最後に車で出かけたのは、
近所のチューリップがキレいな公園「寺尾中央公園」です。

我が家にとってこの時季恒例のこの風景を見なきゃなんとなく落ち着かない。
今年もまだ残っている八重桜とチューリップとのコラボも見られて大満足です♪

お天気のいい5/4(土)のGWには、とっても大きな思い出と、
気持ちのいい充実感と、何日もつづく筋肉痛が残りました。

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