田んぼに水も張られ、ようやく煌めく季節がやってきたGWの最終日5/6(月)は、
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第10節「アルビレックス新潟 vs ヴァンフォーレ甲府」に家族で参戦してきました!
ホーム「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第10節「アルビレックス新潟 vs ヴァンフォーレ甲府」に家族で参戦してきました!
2年ぶりの「川中島ダービー」ですね。

強風も吹いて今にも雨が降りそうな空の下、J1リーグは中2日のハードスケジュールで行なわれ、
選手はもちろん、清水まで遠征に行かれたサポーターの皆さんも疲労がたまっているとは思いますが、
アルビは前節、故障者が多発という不安を若い力で押しのけて清水戦を勝利。
その勢いをホームに持ち帰り、今季初のリーグ連勝でGWを締めくくりたいところ!
ここで勝ち点「3」を積み重ねられれば12位から9位まで順位を上げられる可能性があり、
上位を争うには絶対に負けられない一戦です。
上位を争うには絶対に負けられない一戦です。

しかし相手の甲府も昨年24戦無敗というJ2記録を打ち立てた勢いのままJ1に復帰し、
未だにアウェイでは24戦無敗記録更新中で、さらに現在6戦負け無しの強豪。
甲府との通算対戦成績は17勝5分6敗と相性抜群ではありますが、
一昨年対戦した2戦はどちらもアルビは負けていますね・・・
一昨年対戦した2戦はどちらもアルビは負けていますね・・・
甲府サポーターの皆さま、ビッグスワンまでお越しいただきありがとうございます♪
前日には、新潟県内のある日帰り温泉でチームのステッカーを貼った
甲府ナンバーの車を見かけました。
前日には、新潟県内のある日帰り温泉でチームのステッカーを貼った
甲府ナンバーの車を見かけました。
貴重なGWを新潟で過ごす事を選んでいただきうれしい限りです。
いい思い出と、お土産をたくさん持って帰っていただきたいですが、
勝ち点だけは持ち帰らないでいただきたい。
勝ち点だけは持ち帰らないでいただきたい。

実はこの日5/6はアルビの元フィジカルコーチであったマルセロ氏の命日でもあるんです。
昨年の5/6は勝利を贈る事は出来ませんでしたが、
一周忌である今回こそは勝利でその感謝を伝えたい!
一周忌である今回こそは勝利でその感謝を伝えたい!
また、駐車場も混んだGW最終日のスタジアムには27,720人の観客が集まりました。
そこには多くの未来のサッカー選手を夢見る子どもたちも集まったことでしょう。
そこには多くの未来のサッカー選手を夢見る子どもたちも集まったことでしょう。
この一戦は単なる勝敗を決める戦いではなく、
その輝く瞳にプロのサッカー選手のプレイを焼きつけてもらい
日本のサッカーの向上にもつながる一戦だと思われます。
その輝く瞳にプロのサッカー選手のプレイを焼きつけてもらい
日本のサッカーの向上にもつながる一戦だと思われます。
特にホームであるアルビにその強い使命がありますね。
そういった多くの意味を持った絶対に負けられない合戦「川中島ダービー」に14:04いざ出陣です!

今回のスタメンで注目なのは達也と堅碁のツートップ。
アルビはこの2人が試合開始からキレキレで前線から相手の攻撃の芽を摘み取っています!
特に達也のプレイは開幕時と変わった気がしますね。
当初はゴールへの執着心が強かったせいか、柳下監督にはボールを持ち過ぎと批判されていましたが、
何かをふっきれた様に前線からガンガンプレスを仕掛けて相手からボールを奪い
即座に攻撃へとスイッチしていますよ。
当初はゴールへの執着心が強かったせいか、柳下監督にはボールを持ち過ぎと批判されていましたが、
何かをふっきれた様に前線からガンガンプレスを仕掛けて相手からボールを奪い
即座に攻撃へとスイッチしていますよ。
自らのシュートこそは減りましたが、達也の持ち味の瞬発力はこうしてアルビで活かせると、
監督はきっと最初から描いていたのでしょうね。
監督はきっと最初から描いていたのでしょうね。

また甲府のDF土屋征夫選手とは2005年、柏レイソルに在籍していた当時、
レッズのFWとして出場していた達也がハードタックルを受け、
「右足関節脱臼骨折」という重傷を負った大きな過去がありますが、
お互いがその過去は単なる事故であったと確認し合うかのように、
試合は立ち上がりから遠慮無しのハイプレッシャー合戦となりました。
試合は立ち上がりから遠慮無しのハイプレッシャー合戦となりました。
そんな中、なかなかチャンスを与えず得られずでシュートゼロで迎えた前半23分、
甲府のカウンターからウーゴ選手にクロスを入れられ、
川口の頭でのクリアボールが佐々木選手の目の前に飛び、
それをダイレクトに左足を振り抜かれてしまいました。
甲府のカウンターからウーゴ選手にクロスを入れられ、
川口の頭でのクリアボールが佐々木選手の目の前に飛び、
それをダイレクトに左足を振り抜かれてしまいました。

佐々木選手のJ1初得点はアルビにとって、一瞬の隙を突かれてた痛い失点です・・・
しかしこの失点にも動じることなく、アルビは自分たちのサッカーを信じ
ひたすらハイプレスを続けた事が、後半につながりました。
ひたすらハイプレスを続けた事が、後半につながりました。
この中2日のスケジュールでお互い激しい攻防で体力消耗戦になった時に、
先に疲れが見えてきたのはアウェイ遠征をしてきた甲府の選手。
先に疲れが見えてきたのはアウェイ遠征をしてきた甲府の選手。
この試合でJ1通算200試合出場を達成した成岡と、
ボランチだった三門を右SHへとポジションチェンジし挑んだ後半は
立ち上がりから完全にアルビペース。
ボランチだった三門を右SHへとポジションチェンジし挑んだ後半は
立ち上がりから完全にアルビペース。
後半10分にはレオからのパスを左サイドのキムジンスが受け取り亜土夢へ、
そこからゴール前に絶妙なクロスを入れ、そこに飛び込んだのは川又堅碁だぁ!
そこからゴール前に絶妙なクロスを入れ、そこに飛び込んだのは川又堅碁だぁ!

GOOOOOAL!!
よぉ~し! 堅碁のヘディングで2試合連続得点!
これまで5年間J1で最初の1点をとるのに苦しんでたけど、2点目はこうもあっさりと。
これまで5年間J1で最初の1点をとるのに苦しんでたけど、2点目はこうもあっさりと。
これはもう堅碁が開花したと思っていいでしょう!
これまでの堅碁の苦労を思うと感慨深いものもあり、
選手もサポーターもお祝いムードでさらに激しい雨と共に勢いづきました。
選手もサポーターもお祝いムードでさらに激しい雨と共に勢いづきました。
堅碁はもちろん、亜土夢や成岡、ジンス、レオだけでなくCBのクナンまで攻撃に積極的に参加。
もう「これで勝てなければ嘘だ!」と思えるほど完全に試合を制覇していましたよ。
もう「これで勝てなければ嘘だ!」と思えるほど完全に試合を制覇していましたよ。

なのに、あれれ? 時間が進むのが早い・・・
これだけ独壇場のアルビ劇場を見せてくれているのに、どうしても追加点が奪えない。
後半26分には足をケガした様子の達也に替えてブルーノロペスを入れて活性化したけど、
本人も気合入り過ぎての持ち過ぎでチャンスにならず。
本人も気合入り過ぎての持ち過ぎでチャンスにならず。
後半38分には三門を下げ右SBにウッチーを入れて、川口をSHに上げたが、
やはり疲れが見えてあまり活性化されず。
やはり疲れが見えてあまり活性化されず。
結局、いつの間にかお祝いの雨もやみ、圧倒していた試合も逆転が出来ずに「1-1」。
追いついたドローだけど、勝てる試合を落としてしまったという悔しい結果になってしまいました。

第10節が終わり、アルビは3勝2分5敗の14位。
ギリギリまで残留争いをした昨年の10節までのアルビは2勝2分6敗だったので、
1つの敗戦が勝利に変わったのですが、内容に以上に結果に結び付いていません。
1つの敗戦が勝利に変わったのですが、内容に以上に結果に結び付いていません。
しかしこれまで対戦し、勝てなかった7チーム中6チームが上位半分以上の順位にいます。
今後、順位の近いチームとの対戦で結果を出す事は必。
達也のケガやレオの累積カード3枚も心配ですが、新戦力の活躍に若手の開花しています。
これからが生まれ変わったアルビの真価が問われる時となるでしょう。
これからが生まれ変わったアルビの真価が問われる時となるでしょう。
ただ今節は他のチームを見てもこのハードに組まれた日程のせいもあり、
試合中にプレイ続行不可能となる事故が相次ぎました。
試合中にプレイ続行不可能となる事故が相次ぎました。
全力勝負のサッカーにケガはつきものですが、全選手無事に90分間戦えることを深く願います。

さて、次のアルビレックス新潟は5/11(土)、アウェイの「ベストアメニティスタジアム」で行なわれる
Jリーグ第11節、「サガン鳥栖」との対戦があります。
通算成績は14勝5分5敗とはいえ、昨年戦った2試合もどちらも完敗し、
すっかり相性の良さは過去の物となってしましました。
すっかり相性の良さは過去の物となってしましました。
しかし、リーグ戦では昨年5位と活躍しましたが、今年は現在15位とアルビの1つ下。
お互いにこれ以上下位に落ちないためにもここはぜひとも勝ちたい一戦になるので、
またもや激しいプレスの90分間となるでしょう。
またもや激しいプレスの90分間となるでしょう。
2011年J2得点王の豊田選手と、2012年J2日本人得点王の堅碁の打ち合いも楽しみです。
鹿島につづき、もう2度と戦ったばかりの同じ相手に同じ地で負けられない!
We are ONE!