花と動物との触れ合い | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

急にあたたかくなったGW前半の3日目は、昨年も同じ時季に行った
鳥屋野公園に隣接する新潟市の施設「食育・花育センター」に行ってきましたよ。

ここは全国で初めて「食と花を一体的に学ぶ場」だそうで、
施設内には市内最大級の調理実習室や食の体験展示や情報展示コーナー、
様々なイベントやワークショップ等が行なわれる、アトリウムや講座室。

また、屋外には、様々な植物を展示している見本園や体験農園、
そして季節の彩りが鮮やかな花畑等があります。

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で、この季節はその花畑がチューリップでいっぱい♪

でも、みんな考える事は同じで駐車場もいっぱい・・・
会場から歩いて10分ぐらい離れた臨時駐車場に止めてのんびりお散歩からスタートでした。

向こう見える聖地「ビッグスワン」もまるで白いチューリップの様ですねぇ。

これまで何度も書いてきましたが、新潟市は切花や球根の出荷量日本一の
「チューリップの街」なんです。

街の花壇には色鮮やかなチューリップが並び、
駅前や商店街、イベント広場などは必ずといっていいほど
チューリップの花で描かれた「花絵」を見かけますよ。

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これはボクが新潟市に住んでから初めて見た、今ではすっかり新潟の春の風物詩です。

でも残念なことに今年は例年の様に気温が上がらず、開花が遅れているんだそうですよ。
ここも3万9千本ものチューリップが咲くという事でしたが、昨年と比べると蕾も多かったかな・・・

って、言っても息子は最初こそ『♪咲いたぁ~咲いたぁ~』と
テンションが上がっていた息子も結局はそんな花より砂遊びに夢中なので関係ありませんが。

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施設内に入って見るとまたもや息子が大好きな、見て触れて遊んで学べるコーナーがたくさん。

よくドラッグストアで、入浴剤やフレグランスの香りのサンプルを嗅ぎまくる息子の行為は、
もしかして、ここで様々な植物の香りを嗅げるコーナーから始まったのかも・・・

多くの植物に囲まれ外光豊かなアトリウムのステージでは
優雅にクラシックのコンサートが行なわれていました。

って、あれれ? よく見るとあの人は!?
前日に行った「ラ・フォル・ジュルネ」で息子にバイオリンを教えてくれた
「ポッチャリーノ弦楽四重奏団」の人だ!

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さて、ここに来たのはチューリップ以外にももう1つ目的があったんです!

それはこの「食育・花育センター」に隣接する、新潟市「動物ふれあいセンター」。
以前来た時はまだ工事中でしたが、昨年の10/20~からプレオープンをしているんです。

ここは動物とのふれあいを通して、やさしさや思いやりの気持ちを育み、
動物への理解を深め、人と動物との関わりを学ぶという施設。

まだ本オープンじゃないのでまだ動物はそろっていませんが、
基本的に観察が目的の「動物園」とは違い、
人間と関わりの深いペットや家畜などが中心になるそうです。

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まず最初に迎えてくれたのは4頭のアルパカ。

昔はアルパカは珍しかったですが、最近はよく出会いますねぇ。

このアルパカも山古志からやってきたそうで、よく人に慣れているのか?
群がる子どもたちに興味津々でグルグル近くを回っています。

息子も必死になって草を与えようとしていますが、
軽くあしらわれていて、なんだか立場が逆転しちゃってますねぇ。

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その他にも触れあうことは出来ませんでしたが、ヤギやヒツジの親子、
カピバラにも出会う事ができました。

息子がヤギに色々と話しかけているので、
ボクが「メ゛ェ~って言わないとヤギさんわからないよ」って言ったら。

それを素直に信じて息子は『メ゛ェ~!』と・・・
周りにいる人から笑いをとっていましたよ。

また、動物の習性を間近に見られる様なこんな展示もありました↓

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お!これは「旭山動物園」のホッキョクグマの展示にそっくりだ。

でも、あれは大きな強い動物だったから間近で見られて迫力と感動があったけど、
ウサギではねぇ・・・

また、まだ入居者はいませんでしたが、犬や猫が入る予定の部屋もありました。

実はここには主に飼い主の無責任、または不注意から放たれてしまった犬や猫、負傷動物を
保護し治療を施し、出来るだけ生きる機会を与えることができるように収容管理するエリアです。

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ここで公開される事によってもとの飼い主が見つけてくれていいのですが、
飼い主のいない犬や猫には新しい里親さがしも兼ねていて、
すぐ家庭に順応するよう人間の住む様な部屋になっているという訳なんですよ。

また、新しい飼い主の希望者には、事前指導を充分にすると共に、
家庭動物としてのしつけや必要に応じて不妊処置などを実施して譲渡します。

やはり、ペットも立派な家族であり、新潟市民と言ってもいいほどなので、
さすが市の施設だけあって、しっかりと社会的な動物とのかかわりを提示してくれていますね。

社会的な提示と言えば、隣には「動物愛護センター」と名のついた施設があります。

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ここは動物愛護精神と適正飼養の普及啓発を目的とし、
動物を飼っている人はもちろん、全ての人が動物への理解を深めるため施設。

動物だって人間と一緒で性格も特有の習性もあるし、老いも病気もする。

それを理解せずに飼うと、家族にとってもその動物にとっても幸せとは言えないし、
ご近所にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

ボクも以前、亀に脱走癖があるなんて知らずにご迷惑をかけてしまいました・・・

そういった無知からのトラブルを避けるためにこのスペースでは、
飼養相談窓口や飼い方&しつけ方の教室、動物由来感染症対策の情報発信、
その他展示による啓発等をしていくのだそうです。

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ここの敷地内にはもう2つ施設がオープンする予定なんですよ。

それは子どもたちが新潟市の豊かな自然と触れあいながら、多くの人との交流を持ち
その中で様々な創作活動や体験活動を行なっているうちに、自らの力に気付いたり
他人との違いを理解したり、「共に生きる力」を育むため施設「こども創造センター」。

簡単に言えば様々なワークショップが行なわれる所っぽいです。

それが間もなくオープン予定。

そして来年の春には、地産地消レストランや花と地元食材の直売所、
地域の旬な食や花を情報発信したりする「食と花の交流センター」も出来るそうです。

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先日そんなエリアの愛称が公募で、『いくとぴあ食花』(しょくはな)と決まりました。

食や花、動物などを通して、豊かな心と社会性、そして創造性が育まれる
「いくとぴあ食花」がこんな近所に出来てくるなんて、子を持つ親としてはうれしい限りですよ。

しかも隣には自然豊かな鳥屋野公園や、サッカーや野球のスタジアムまであり最高~♪
だけど、転勤族であるボクはいつまで新潟にいられるんだろうか?

帰りは駐車場までそんな鳥屋野公園をお散歩。
GW前半最終日は花と動物との触れ合いで新潟の春を満喫しました。

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新潟市「動物ふれあいセンター」

新潟市中央区清五郎345-1
電話:025-283-1192
会館時間:9時~17時
休館日:毎週月曜日(その日が休日の時は、直後の平日)、年末年始