アルビ、新体制でオレンジダービー【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

5/3(金・祝)の憲法記念日はアウェイの「IAIスタジアム日本平」で
J1リーグ第9節「清水エスパルス vs アルビレックス新潟」の
オレンジダービーがありましたね。

まずは「アイスタ」まで遠征に行かれたアルビサポーターの皆さまお疲れ様でした。

ボクもGWの連休なので静岡旅行を兼ねて参戦したかったのですが、
残念ながら新潟での用事があったのでスカパー!観戦です。

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前節終了時、アルビは2勝1分5敗、勝ち点「7」の14位。

今季どの試合も優位に進めている時間帯が結構ありましたが、チャンスを決め切れず、
一瞬の隙やミスをつかれたり、流れとは関係ないセットプレイから失点パターン。

でも悲観的にはならず、これもほぼ新メンバーから始まった戦略で、
もう少し続けていって連係さえ確立されていけばクリア出来る課題だと
思っていて希望を持って見ていました。

しかし今、ロペス、達也、武蔵、英也と相次ぐFW陣の故障。

これから確立するはずのフォーメーションも人が大きく変わり、
頼れるFW登録選手は堅碁しかいなくて、かなりのピンチを迎えてしまいました。

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と、言っていますが実は逆に期待を持っちゃったりもしています。

前節には川口や宣福、水輝などの若い力がフィットし始めた事、
そして現在アルビの最多得点者、成岡やキムクナンをFWにコンバート。

これまで得点がとれなくて悩んでいたFW陣をはじめ、
ベテラン選手たちも何か思うところは有るでしょう。

切っ掛けは選手のケガからでしたが、何か新しい動きが始まりそうで
期待が高まっているのはボクだけでしょうか?

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一方相手の清水はスタートこそ出遅れましたが、ナビスコ杯を合わせても4月は6戦無敗で、
開幕直前のPSMで戦って「4-1」と快勝した頃とは確実に変わったと言ってもいいでしょう。

それに通算対戦成績は10勝5分9敗ですが、
アウェイでは4勝3分7敗と完全に内弁慶。

しかし、勝ちから遠退いた昨年、札幌と並んでアルビに勝ち点6をくれたのも清水。
柳下アルビはその清水の勝利から上を向いて歩み始められましたよね。

一見ピンチに見える新体制で挑み、さらなる飛躍への切っ掛けとなる勝利を
再びこのカードで掴みましょう!

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そこでその新体制のスタメンですが、ツートップに予想通り堅碁と、故郷に錦を飾りたい成岡。
そして右SBには今回も川口が。

お互いポジェッションを高めたいサッカーをする両チームなので、
中盤でのボールの奪い合いから始まります。

激しいプレスが持ち味のアルビですが、若干清水がボールの動きの読みが鋭く、
動き出しも早くてなかなかアルビにボールが収まらない時間が続きました。

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しかし、絶好調のバレー選手にはキムクナンがしっかりとマンマークをしていて仕事をさせていません。

また、攻撃に関しては堅碁がパスをもらうための動き出しになかなかいい工夫が感じられ、
それに対し、成岡をはじめとした周りが堅碁にボールを集める動きが
連動してきている感じがあります。

押されていても、それがいい緊張感になってチャンスはアルビの方が多い様な気がしますよ。

と、思ったらここでアクシデントが!?

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前半28分、右SHの征也が故障。
えぇ~!またケガ人かよ。 アルビにまたもや度重なるピンチだ。

で、交替で入ったのは腰痛でスタメンをハズれていた達也。
もうアルビは故障明けの選手に頼るしかないのかぁ・・・

と思っていたら、またゾッとするようなアクシデントが!?

唯一元気なFWである堅碁の顔から流血!

えぇ~!もうこれ以上ケガ人は勘弁してくれよ~

と、思ったけど鼻血を止めて無事にピッチに帰ってきてくれてホッとしました。

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均衡した・・・いや、どちらかというと劣勢だった前半は「0-0」で折り返し、
その緊張感のあるまま後半に入った事がまた良かったのか、
前線の堅碁、達也、成岡、亜土夢の連係が、
入れ替わり立ち替わりいい感じで噛み合ってきましたよ。

そして後半7分、相手ゴール前にいた達也がいったん右サイドにはたき、
川口がクロスを送ると、そこにいたのは川又堅碁だぁ!!

堅碁がきっちりと頭で合わせ、GOOOOOAL!!

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やったぜ、堅碁!! 待望のJ1リーグ初ゴール! そして、今季3度目の先制点だ!

アルビが今季先制点をとった試合は勝っているんだ! って、まだリーグ2勝ですが・・・

でも堅碁が前半はちょっと意気込み過ぎてましたが、
FW陣がケガに悩む中、しっかりと責任を果たしてくれましたよ!

そして、フリーでポジションをとってしっかりとゴールを決めた堅碁もいいけど、
忘れちゃならないのが、このドンピシャアシストをしたのが、
前節Jリーグスタメンデビューをしたばかりの川口だったこと!

後半31分にはさすがに疲れが見られてウッチーと交替したけど、
このゴールの直後も、亜土夢が追加点を取れそうな決定的なクロスを供給していましたし、
この川口はスターになる素質を間違いなく持っていますよ。

そんな、気持ちが高ぶったまま迎えた後半13分には、
相手ゴール前で達也から亜土夢へパスし、そのトラップミスを堅碁が見事フォローし、
少し下がっていた成岡へ。

それを冷静に相手ゴール左隅に突き刺し、GOOOOOAL!!

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よしゃぁ~、追加点だぁ! 今季初の2点リード!

やっぱり、清水とは相性がいいのかも!?
こうなったら無失点で、しかも出来るだけ得点を重ねて終えたい!

アルビのこの勢いは止まらずPSMを思い出すかの様な、チャンスが次々と・・・

しかし、やっぱりそこまで急に上手くいくはずもなく、追加点の決定機をどんどん逃してしまいます。

チャンスをとことん逃すのが今季のアルビであるなら、もう一つのアルビ悪いところはセットプレイ。

後半39分、結構ゴールまで距離のある場所でのイキジェ選手のFKが直接アルビゴールに!?

えぇ!? またかよ!
結局は平岡選手のヘディングシという記録になったみたいですが、
まだこのセットプレイからの失点の課題はクリア出来てないようです・・・

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この後、後半41分にケガから帰ってきたロペスが堅碁と替わって入りましたが、
この休んでいた事で生まれ変わったはずのロペスを期待しましょう。

最後はアディショナルタイムが長めの4分でしたが、危ないところもほとんどなく、
「アイシテルニイガタ」のチャントの中、選手も集中力を欠くことなく、
しっかりと「1-2」で勝ち点「3」。

今季3勝目を手中におさめることができましたぁ~♪

やったぁ!最高だよ、アルビ!
バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪ バンザーイ♪

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ケガ人続出で頭の中ではどうなるかと心配しましたが、
そんな時だからこそアルビは何とかしてくれると思っていました。

っていうか、試合の流れにしろ、選手の状態にしろ、
アルビって窮地に立たされてなきゃ力が出せないのかなぁ?

そんな時だからか?サポーターの皆さんの声も、
いつもよりもまとまって大きく響いていた気がします。

やっぱり、全ての人の思いが1つになれば、アルビって強いんですよね。
また、これに気を緩めず、しっかりとこれを勢いとして継続したいですね。

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さて、次のアルビレックス新潟は中2日の5/6(月)、
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行なわれる
Jリーグ第10節、「ヴァンフォーレ甲府」との対戦があります。

2年ぶりの「川中島ダービー」ですね。

甲府は昨年J2を24戦無敗というJ2記録を打ち立てた勢いのまま、J1に乗りこんできました。

一昨年対戦した2戦はどちらもアルビは負けています・・・

しかし、甲府との通算対戦成績は17勝5分6敗と相性抜群なはずです。

これまでリーグで戦ってきた相手は皆上位チームでしたが、
ここから先は順位の近いチームがつづくので、余計に負けられないという思いが強いです。
特にここ自陣で攻め落とされる訳にはいきません。

今度こそ連勝をして、GWは「ビッグスワン」でいい思い出をつくりましょう!


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