池袋でちょっと痛い人 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、珍しく東京の池袋への出張がありました。

まだ肌寒い新潟からコートを着て行ってしまったら、桜が咲く東京は暑い暑い~!

コートどころか、ジャケットすらいらないほどで、
コート姿のボクはかなり寒がりか、ちょっとした不審者ですよ。

東京の春ってこんなにあたたかかったかなぁ?

で、せっかくあたたかい東京に来たので、打合せ1つ終わっただけで
新潟にトンボ帰りももったいないし、少し池袋の街をブラブラ。

この桜の時季に池袋というと思いだした事がありました・・・

約20年近く前の話ですが、高校の卒業式後にボクらは
「サンシャイン60」の展望台に登ったんです。

ナゼわざわざ埼玉からこの池袋まで出てきたのかは覚えていませんが、
当時「サンシャイン60」と言えば高層ビルの象徴でした。

そんな場所からこの大都会を見おろし、これから高い場所まで昇ってやる!
といった気持ちがみんなにあったのかもしれませんね。

社会人になってから十数年、ボクは今何階ぐらいまできたのだろうか?

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そんな事を思いながらなんとなく足はサンシャインシティ方面に・・・

そして、立ち止まったのは「サンシャイン60」の足もとにある
「トヨタ オートサロン アムラックス東京」でした。

ここはトヨタのショールームなので、当たり前ですがトヨタの車が多数展示されていますが、
単に販売目的ではなく、地下1階から5階まであるパブリックスペースは
トヨタのコンセプトスペースになっているんです。

「AMLUX」(アムラックス)とは、「AUTOMOBILE」(クルマ)と、LUXE(優雅)の合成語で、
優雅な雰囲気の中でゆったりとクルマを見て、トヨタを十二分に理解出来る施設なんですよ。

まあ、ボクは特にトヨタファンっていう訳ではないですが、
日本一の車メーカーですからねぇ、日本人として見ておこうかなぁなんて思いました。

と、言ってもまずはじめに目についたのが、地下1階のイベントスペース展示されていたこれ↓

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なんと! 3代目のトヨタ・エスティマをベースに作った「しまじろうカー」です♪
正式名は「しまじろう」にかけて「426GT しまじろうカー」。

トミカでは見た事あったのですが、実物大は初めて!

感動して思わずチビッコとママさんたちが写真を撮っている列に
このコート姿でまるで不審者ようなオジさんも並んで写真を撮っちゃいましたぁ。

これは「しまじろう」をキャラクターとしているベネッセコーポレーション
「こどもちゃれんじ」の20周年記念イベントとして全国を巡回していたそうなんですよ。

また、後ろにはシッポもくっついていてとってもキュートですねぇ♪
でも当然、公道を走る時はシッポや耳、目などははずしたそうです。

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この「しまじろうカ―」の展示は、しまじろうのアニメが初めて映画化となり
4/4まで上映中の『劇場版しまじろうのわお! しまじろうとフフのだいぼうけん
~すくえ!七色の花~』のプロモーションイベントの1つでした。

この他にもいろいろイベントが行なわれていましたが、
『しまじろう★ちゃれんじラリー』と題して、
この「アムラックス」内に設置してあるいくつかのクイズに答えて巡ると、
ハズレ無しのガラポンが出来るというものが行なわれていたんです。

「これは息子へのいいお土産が出来るかも」と思ってこれまた子どもたちに
交ざってコートのオジさんも参加しましたよ。

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ちなみに、同じ地下1階のスペースで、『トミカ・プラレールフェスティバル2013 in アムラックス』
とういうイベントもやっていましたが、トミカがもらえるゲーム大会への
参加資格が「中学生以下」となっていたので、こちらは断念・・・

では、さっそく設置されたクイズを探しに上階にのぼってみましょう!

さすが、最先端をいっているトヨタのショールーム。
エスカレーターの側面がスケルトンになっていて、この機械感と未来感にワクワクさせてくれますよ♪

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そしてそこには、トヨタのセダン、RV、ハイブリッドカー、福祉車両などなど、
新型車を中心に約70台も展示されています。

展示車両はもちろんシートに座ってみたりできるのですが、
その近くにはコンシェルジュ役の「アムラックスミレル」という
キレイなお姉さんがいたのでちょっとドキドキ・・・

だって、このコートのオジさんは車を見に来たっていうより、
クイズラリーをやりにきているんだもん。

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また、車両以外にこのような体験型の『SAFETYシミュレーター』というがあって、

トヨタが考える究極の目標『事故ゼロ 死傷者ゼロ』に向けた2つの安全技術
「プリクラッシュセーフティーシステム・VDIM」を体感できるマシーンや、

サラウンドシステムによる迫力のオリジナル映像などが楽しめる『アムラックスシアター』。

ガソリンと電気をコントロールして、プリウスがアムラックスから
富士スピードウェイまで走るという、『パンチでハイブリッド』は
ハイブリッドの原理を楽しみながら体験できるアトラクションがありました。

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「アムラックスミレル」に『どうぞご体感ください♪』と話しかけられましたが、
平日の昼間に子どもにコートオジさんが交ざってハイブリッドを
体感している場合じゃないと思って遠慮しときましたよ・・・

また、体感物は地下1階に『グランツーリスモ 5』で迫力ある
リアルなサーキットレースが体験できたり、
2階には高速道路上における最新のインフラ協調システム「ITSスポットサービス(DSRC)」を
体験できる『ITSシミュレーター』がありました。

また、トヨタのハイブリッドシステムがわかりやすく解説展示してある
『ハイブリッドワンダーランド』。

未来の予防安全技術と、進化する衝突安全ボディを紹介する『SAFETY キューブ』など、
ここに来ればトヨタの目指す事、考えている事がまる見えかもしれませんね。

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そして、実はトヨタの新車で唯一実車が見たかったものがあるんです。

それは現在トヨタで唯一のFRレイアウトのスポーツカーになってしまった「86」。

「86」と言えば、トヨタで30年も前に発売されたスプリンタートレノや
カローラレビンの共通車両型式番号が「AE86」で、通称「ハチロク」と呼ばれていたんです。

それが当時大人気で、さらにボクも大好きなマンガ「頭文字D」の
主人公が乗っていたのが「ハチロク」だったために
再び中古車市場の値が上がるほど需要が広がったんですよ。

そこでトヨタはスバルとの共同開発をし、「AE86」の走る楽しさを受け継いだ
「直感ハンドリングFR」というコンセプトで、小型、軽量、低重心、低慣性を特長とした
小型スポーツカー満を持して2012年2月から発売したという訳なんです。

ちなみにスバルでは「BRZ」として出ています。

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やっぱりカッコいいッスねぇ~

ここに展示されている「86」はさらに「TRD」の純正チューンで
硬派なレーシング仕様になっていました。

そりゃあ、輪をかけてカッコいいに決まってますよねぇ~

家族がいなかったらきっと買っていたかも・・・いや、雪国じゃFRはツラいか。

若者の車離れが止まらないらしいですが、車は単なる移動の手段というだけでなく、
車を手足の様に扱える楽しさ等をぜひ知ってもらいたいですね。

なんて、ボクも手足の様には扱えませんが・・・。

またもう1台、純正アクセサリー・ブランド「モデリスタ」で
ドレスアップ中心のファッショナブルな「86」も展示されていました。

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車の楽しみは運転する以外にもありますよね~。

スマホをデコレーションするのと同じように、自分の車を好きなようにカスタマイズする。
ボクも以前乗っていた車は下品にならない程度に(あくまでも自己満足)飾っていましたよ。

そして最近、そんな自分の趣味を前面に出して楽しんでいるジャンルに
アニメやゲームのキャラクターをペイントする「痛車」というのが
話題になっていたりしますが、
なんと、この「アムラックス」にも展示されていました!

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「痛車」になっていたのは「アルファード 240S」。

ボクの乗っている「イタ車」の「アルファロメオ」になんだか語感が近いですね・・・
ちなみにボクの弟は「アルファード」に乗っていますが。

で、これはペイントじゃ無くてプリントシール貼りでしたが、
描かれているのは「電撃G's magazine」という雑誌に連載の「ラブライブ!」という作品で
『アムラックス×ラブライブ!』というコラボ企画だそうです。

ディスプレイとしては華やかでいいですが、これが街を走る事を思うと
なかなか見事な痛さですねぇ。

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で、痛いと言えば、肝心な『しまじろう★ちゃれんじラリー』のクイズですが、
これが良く知っている子どもたちには簡単な問題なのかもしれませんが、
ボクには答えが良くわかりません。

なので、巡っている子の紙を覗き込んでカンニングしちゃいましたぁ。

痛たたた・・・

そして、チビッコの列にならびガラポンをやったけど、ハズレ。
参加賞は一粒のラムネです・・・ガビ~~~ン!

この暑さの中、コートを着て子どもたちと一緒になって遊び、
一粒のラムネを握りしめ新潟に帰っていく。

そんなオジさんの姿はかなり「痛者」だったかも。

あたたかくなると色んな変な人が出てくるから気を付けてくださいね。

トヨタ オートサロン「アムラックス東京」

東京都豊島区東池袋3-3-5
電話:03-5391-5900(電話の受付は10時~18時)
開館時間:11時~19時(B1F・1Fは21時まで)
休館日:月曜日(祝・祭日の場合は翌日)および年末年始