「温泉かふぇ」ランドマーク妙高高原 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、仕事でつながる仲間10人とバスで「妙高池の平温泉スキー場」
日帰りスキーツアーに行ってきましたが・・・

ん? ちょっと待てよ!?
行き先が決まった時にボクは見逃しませんでしたよ。

「妙高池の平温泉スキー場」って事は「温泉」があるってことじゃないの?

しかも調べたらツアーバスの発着所がなんと「温泉かふぇ」って書いてあるじゃないですかぁ!
これはスキーをさっさと切り上げてひとっ風呂浴びて帰らない手は無いッスよね。

ってことで、今回は「妙高池の平温泉スキー場」から
シャトルバスで1分の「温泉かふぇ」で温まってきましたぁ♪

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「ボクは温泉に入りたいので、ちょっと早目にスキーをあがりますね」

って、途中で単独行動することを予め言っておいたのですが、
この日が悪天候だった事もあり、みんな賛同してくれて結局全員温泉に入る事になりました。

それどころか、スキーを数本滑っただけで早々に「温泉かふぇ」に行っちゃった組もいますよ。

みんな結構温泉好きなんですねぇ~

でも、それを考えるのはやっぱりボクらだけではなく、
「温泉かふぇ」に行ったらスキー帰りのお客で大混雑。

そりゃそうだ。
みんな冷えた身体を温めて、運動した身体を解してサッパリして帰りたいですもんね。

って事で混んでいる今回は脱衣所や浴室の写真は撮れませんでした。

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スキー板を玄関に置き、下足箱の鍵と引き換えに受付けすると、
番号の書かれたリストバンドを渡されます。

料金は後払い制いで、ここは珍しく時間制となっていますよ。

大人「1時間パック」(880円)、「3時間パック」(1,000円)で、延長料金は15分毎(150円)。
また、時間無制限の「フリーパック」(1,500円)もあります。

さらに、深夜2~4時に滞在できる「ナイトチャージ」(1,500円)という料金プランがあり、
しかも「池の平温泉スキー場」が営業している冬期は、24時間営業。

夜中に到着するっていうスキーヤーにもピッタリな施設ですね。

その他、各種色んなプランがあるのでHPで調べてから行くのがいいかもしれません。
ちなみに小学生は半額、未就学児は無料となりますよ。

また、貸しタオル(200円)、館内用貸しウエア(250円)なのですが、
事前に調べたボクはもちろんタオル持参、そしてバスの時間まで1時間半しかなかったので
「1時間パック」で入浴です。

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フロントから左は女子風呂、右は男子風呂に向かう廊下があり、
そこには大きめのロッカー(300円)と、貴重品入れロッカー(100円返却式)があります。

脱衣所にはロッカーが無く、脱衣棚に籠があるだけなのでボクはこの大きめなロッカーに
スキーブーツもウエアも入れました。

ちなみに、入浴の受付けをしなくてもこの有料エリアの外に更衣室があり、
そこにも大きなロッカーがいくつかあります。

洗面台にはドライヤー2つのみ、そのほか整髪料や綿棒が設置されていました。

さていよいよ浴室ですが、行ってみるとそれほど混雑を感じない広さ、
実際、施設内で休憩している人は多いけど、温泉に浸かっている人は思ったほどいないのかも。

長い大浴槽は窓にそって外光が明るくとても開放的。

石造りの露天風呂は雪の壁にはばまれて眺望はあまり良くないですが、
緑の季節は雄大な妙高山が眺められるそうですよ。

この時季は屋根はついていますが、時折り頭の上に雪が舞ってきて、
雪見風呂も乙ですね。

って言うか、時々屋根から「ドサッ!」と大量の雪が落ちてきてビビりましたよ。
もう、この日の雪はちょっと降り過ぎ!

帰りの駐車場ではスキーヤーたちが車の雪かきに苦労していました。

この辺りに住んでいる方はこれが毎日ですもんね。
まさに雪国らしさも体感です。

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それ以外の浴槽は小さな水風呂とサウナのみですが、
ボディソープ&リンスインシャンプー設置の洗い場は10ヶ所以上、
全身シャワーも2つあって混雑時でも充分。

泉質は単純硫黄泉らしく、内風呂の大浴槽のお湯は無味無臭でとくに特徴はないですが、
露天風呂は「黒泥湯露天風呂」と称していて、

『池の平温泉湧地である妙高南地獄谷の拘泥を混ぜることで、その源泉を再現。
通常の何十倍もの温泉成分が含まれています。』と書いてあります。

ん? って事は人工的に作っている温泉ってこと?

確かに、軽くしょっぱく海水の様な香り、そして黒い湯の花が浮いていていますが、
循環もされていることですし、純粋な天然の温泉ではないってこと?

もともと「池の平温泉」の源泉は黒濁していて、
それを濾過、沈殿させて透明にして配湯されているそうで、
それをわざわざ源泉に近い状態に戻してみたって事らしいです。

ん~・・・その行程は賛否両論かもしれませんね。

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また、ボクは1時間パックなのでゆっくりはしませんでしたが、
有料エリア内の2階には休憩用大広間、インターネットコーナー、仮眠室、ビリヤード、カラオケ、
スロットマシン、ブース席があり、さらに女性専用エリアには40℃に温められた
天然石の上に寝る「炭盤浴」(+500円)も味わえるそうです。

また1万冊を誇るコミックライブラリーもあり、まるでここは温泉に入れる「マンガ喫茶」の様ですよ。

さらに、有料エリア外には観光物産館やクレープ屋、昨年オープンしたばかりの食事処「花子」があって、
居酒屋メニューだけでもうれしいのに、なんと地ビールの「妙高高原ビール」が飲めるんですよ。

『日帰り温泉あがりに地ビールを飲む!』

いつも車で日帰り温泉に行くボクにとって、憧れの夢プラン。

そう、今回はバスツアーですし飲んじゃうしかないでしょう~♪

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って、もうガマン出来ずに一口飲んじゃってますが・・・


スキーシーズンはもちろん、トレッキングのシーズンなどの行楽帰りに
疲れた身体を温泉で解したり、読書や仮眠でゆっくりもいいし、
カラオケやビリヤード、卓球などでさらに汗をかいたり、地ビールやクレープに舌づつみして、
さらにお土産まで到達。

ここまで揃っている「温泉かふぇ」は、日帰り温泉施設っていうより
立派なプレイ施設って感じですね。

ちょっと遠いということで、めったに上越地区のスキー場まで遠征する機会は無かったのですが、
こんなゆったりのんびり出来る場所があるなら、またこっちまで滑りに来たいなぁ~

そう思ったスキー&温泉ツアーでした♪


あ、ちなみにここの観光物産館でのアルコール類の販売が休止になっていたので、
近くの酒屋まで吹雪の中買いにいきましたよ。

「妙高高原ビール」ダークラガー・ピルスナー・ヴァイツェンと、
新潟でも下越地方ではあんまり流通していない「雪中梅」。

全部このあたりの地酒ですね。

もちろんこのお土産は快くゲレンデに送り出してくれた相方への気遣いです。

でも、ちゃんと帰りのバスで飲む用の日本酒も買っちゃいましたが・・・

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※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける、★5点満点の温泉「お好み度」。

・・・お好み度★★★☆☆

ネットカフェやマンガ喫茶に温泉が付いた感じの施設で、
設備の充実はこれまでになく、満足度も高いです。

それにスキーで早朝に着いて、駐車場の車の中で仮眠する事もあると思うのですが、
それに比べたらこんな場所で寝られるのは天国ですよ。

だた、温泉施設として見ると、浴槽の種類は少ないし循環のお湯も特に特徴が無い。
また人工的につくった「黒泥湯露天風呂」も好みが分かれると言ったところでしょう。
それに時間制っていうのもちょっと落ち着かないかな。

★3つはかなり辛口評価かもしれませんが、プレイ施設としてはオススメです♪
「温泉かふぇ」ランドマーク妙高高原

新潟県妙高市池の平2413-11
電話:0255-86-5130
料金:大人/880円(1時間パック)、小学生/半額、未就学児/無料
貸しタオル: 200円(バスタオル・フェイスタオル)
営業:9時~24時(冬期、池の平温泉スキー場営業期間は24時間営業)