さあ、ついに待ちに待った2013年のJ1リーグ開幕です!
そのJ1全18チームの中から、ボクが応援するのは今年も寸分の疑いも無く「アルビレックス新潟」ですよ。
この自分の住む街に今年もJリーグのチームがあることをとても誇りに思います。
ボクは新潟に住む限り「アルビレックス新潟」のサポーターでありつづける事でしょう。
それが例えJ2に落ちても・・・
それが例えJ2に落ちても・・・
いや、もうそんなネガティブな話は昨年だけで充分。
昨年の最終節では、今でも信じられないほどの奇跡の残留をはたし、
スタジアムでは歓喜に酔い涙してしまったのですが、こんなよろこびはもういらない!
スタジアムでは歓喜に酔い涙してしまったのですが、こんなよろこびはもういらない!
J1リーグで戦ってきて10年目の節目を迎える今年のスローガンは
この先日届いた後援会のパスにも記されている様に、
昨年、残り8節から残留を目指して掲げてきた「We are ONE」。
この先日届いた後援会のパスにも記されている様に、
昨年、残り8節から残留を目指して掲げてきた「We are ONE」。

「奇跡」と称される残留も、この言葉のもとに選手、クラブ、スタッフ、スポンサーさま、マスコミ、
サポーター、そして地域が一体になったからこそ生まれた「必然」だったかもしれません。
この絆が最初からあれば、「残留」どころか夢にまで「タイトル」だって手中に・・・
いや、柳下監督の言う通り目の前の試合を1つ1つ勝つ事を考えましょう。
その結果、目の前に転がっているものが2013年戦ってきた証であるというだけ。
その結果、目の前に転がっているものが2013年戦ってきた証であるというだけ。
そう、まずは3/2(土)にアウェイの「大阪長居スタジアム」行なわれた
J1リーグ第1節「セレッソ大阪」との対戦です!
J1リーグ第1節「セレッソ大阪」との対戦です!

現地に行かれた約1500名のアルビレックス新潟サポーターの皆さま、寒い中疲れ様でした。
今年唯一の関西圏のJ1チームであるセレッソは昨年、アルビと同じく最終節に残留を決めた14位のチーム。
と言っても、相手も当然昨年の成績では満足していないと思うので補強もしているし多くの若手も健在。
それにこれまでの通算成績は5勝5分7敗とアルビが負け越しで、
特にアウェイの長居にいたってはリーグ戦で2004年以降勝っていないのです。
特にアウェイの長居にいたってはリーグ戦で2004年以降勝っていないのです。
長居と言えば2002年、アルビがJ1昇格を目の前で逃した苦い思い出の地であるというのも忘れられません。

しかし昨年、開幕から5戦未勝利だったリーグ戦で初めて勝ち点3をくれたのもセレッソ。
決して相性の悪いチームではないし、昨年も主軸の海外移籍、監督交代、
ロンドンオリンピック出場の影響など、似たような境遇で、
昨年までの力のバランスは五分五分と言えるのではないでしょうか。
ロンドンオリンピック出場の影響など、似たような境遇で、
昨年までの力のバランスは五分五分と言えるのではないでしょうか。
まさに生まれ変わったアルビの力を測るのにふさわしい相手。
その気になる新生アルビのスタメンですが・・・
GKは当然#1黒河、CBは#3健太郎と#4キムクナン、左SBに#19キムジンス、右SBには#7藤田征也、
ボランチは新外国人#8レオシルバと、キャプテンマークを巻く#6三門、左SHには#23亜土夢、
右SHには#18成岡、そしてFWには#9達也と、#11ブルーノロペスで「4-4-2」の布陣。
ボランチは新外国人#8レオシルバと、キャプテンマークを巻く#6三門、左SHには#23亜土夢、
右SHには#18成岡、そしてFWには#9達也と、#11ブルーノロペスで「4-4-2」の布陣。
そして忘れてはならない、#12のサポーターで今年はスタートです!
ちなみにサッカーの一般的なエース番号とされる#10の選手は今年は不在です。
しかしこれはエースがいないという意味ではなく、誰もがエースになれるチームである
というメッセージだとボクは受け取りましたよ。
というメッセージだとボクは受け取りましたよ。

アルビは立ち上がりから細かいパスを回してコンパクトな早い展開。
そして、前線からの素早いプレスは相手の攻撃の芽をことごとく摘んでいます。
PSMの時も見られましたが、これが今年のアルビの特徴!
PSMの時も見られましたが、これが今年のアルビの特徴!
特に今季、新加入した選手がいきなりトップギヤでプレイしていますよ。
ファーストシュートは前半5分、ブラジルからきたレオシルバ。
新加入の外国人選手がここまで攻守に渡って初戦からフィットしているなんてスゴいッス!
新加入の外国人選手がここまで攻守に渡って初戦からフィットしているなんてスゴいッス!
また、ブランクがあると思われていた達也も前に前にと推進力はキレキレで、
前半26分の亜土夢のパスに反応し右足で打ったシュートは今季アルビの1点目だと思いましたが、
惜しくも相手GKの好セーブに阻まれてしまいました。
前半26分の亜土夢のパスに反応し右足で打ったシュートは今季アルビの1点目だと思いましたが、
惜しくも相手GKの好セーブに阻まれてしまいました。
それから2人そろっての移籍で心配されたCBは、まだ連係の部分に課題はあるものの
キムクナンはこれまでの2人より高く早い守備で確実に相手の攻撃の邪魔になっていますよ。
キムクナンはこれまでの2人より高く早い守備で確実に相手の攻撃の邪魔になっていますよ。
また成岡のボール運びも自身の動きも緩急をつけた、つかみづらい動きで相手DFを翻弄。
新戦力が昨年には見られなかったワクワクするアルビサッカーを見せてくれています。

これは完全にアルビペース。
セレッソ寄りのスカパー!解説者もアルビの仕上がりの良さを認めるしかないという口ぶりですね。
今年のアルビは完全に生まれ変わった! この試合、勝つ姿しかイメージにない!
しかし、サッカーは何が起こるかわからないスポーツ。
流れがアルビにある今、早い段階で先制点を決めたいところです。
流れがアルビにある今、早い段階で先制点を決めたいところです。
そう思っていたのに早いもので、5本打ったシュートも相手GKのセーブや枠の外にハズれ、前半の45分が終了。

風上に立った後半も勢いは衰えず、キムジンス、三門とたてつづけにシュートを打つがこれも枠外へ。
そして、後半11分にはこのゲームで最大のチャンスが到来。
三門がペナルティエリア手前の右からフワッとしたパスをゴール前に送ると、
ファーサイドの成岡がヘディングシュート!
ファーサイドの成岡がヘディングシュート!
入った!かと思えばこれがクロスバーに阻まれる・・・
しかしそのこぼれ球に達也が見事に反応し、相手GKの位置を見て冷静にヘディングシュートを放つ。
よし!こんどこそ先制点もらった!!
と思ったけど、これまたクロスバー!? えぇ!? なんで?
再三のチャンスを活かせず選手だけでなく、この瞬間全てのアルビ関係者が天を仰いだことでしょう。

後半19分にアルビはFWを達也から#16の岡本英也に交替。
チャンスも多かった開幕戦でゴールを決められなかった達也はとっても悔しそうでした・・・
一方、セレッソは杉本健勇選手を投入してから多少前線の動きが良くなっていったけど、
決定的なチャンスはまだ与えません。
決定的なチャンスはまだ与えません。
ボクは攻撃面ではもちろん守備面でもレオやジンスが目立っていたと思います。
ただ、後半に行くにつれて前半よりもお互いの持ち味であるはずの
細かいパスが少なくなり間延びした感じがあり、攻撃も短調、さらにミスも多くなってきましたね。
細かいパスが少なくなり間延びした感じがあり、攻撃も短調、さらにミスも多くなってきましたね。
やはりどちらのチームも立ち上がりのハードワークが響いてきた感じに見えます。
しかし、そのハードワークの体力合戦ならアルビに分がありますよ。
後半34分、疲れの見えた成岡から菊地を投入。

試合をここまで完全に支配していてドローで帰るのは納得のできないアルビ。
あとはセレッソのゴールを揺らすだけ。
ボクもそうですが、きっとアルビサポ全員がアルビの勝利以外は想像していなかったことでしょう。
それが、なんということでしょう。
アルビに対してサッカーの神様はとことん試練を与えるのが好きなようです。
後半35分に入った扇原貴宏選手が自陣左サイドからアルビゴール前にフワリとロングボールを送ったら、
それに今季からセレッソのエースナンバー「8」を背負う柿谷曜一朗選手が
キムクナンを振り切りループシュート。
それに今季からセレッソのエースナンバー「8」を背負う柿谷曜一朗選手が
キムクナンを振り切りループシュート。
GK黒河の頭の上を越えていくボールのスローモーションの軌道を見ながら。
ボクは「ウ・ソ・だ・ろ?」とつぶやきました・・・
あれだけ、試合の主導権をにぎり、多くのチャンスがあって得点がとれなかったアルビ。
そして、まったく自分たちのサッカーが出来なかったのに、1本のパスを確実にゴールにつなげたセレッソ。
そして、まったく自分たちのサッカーが出来なかったのに、1本のパスを確実にゴールにつなげたセレッソ。
これだからサッカーって面白い。

結果2013年、アルビの初戦は15本のシュートを打ったけど「0-1」で敗戦でした。
セレッソは5本のシュートで14年間ぶりの開幕戦勝利なんだそうです。
セレッソは5本のシュートで14年間ぶりの開幕戦勝利なんだそうです。
負ける試合じゃなかった。 誰が見ても絶対アルビの方がいい試合運びをしていた。
でも、負けは負け。
結局得点不足を課題としていたのに、J1第1節で無得点だったのは18チーム中アルビだけ・・・
結局得点不足を課題としていたのに、J1第1節で無得点だったのは18チーム中アルビだけ・・・
でも今季は始まったばかりで、明らかにアルビは生まれ変わった事がわかり、
絶対昨年と同じことにならないと確信したので、ボクは正直言って負けても悲観はしていません。
絶対昨年と同じことにならないと確信したので、ボクは正直言って負けても悲観はしていません。
むしろまだ、連係の部分で伸びシロがあるので、今季のアルビはもっと強くなっていくことでしょう。
ただ、めちゃくちゃ悔しいのはどんなに「今年のアルビは強いんだ! 昨年のアルビとは違うんだ!」と
言ってもやっぱり勝って結果に現れないことには見向きもされません。
言ってもやっぱり勝って結果に現れないことには見向きもされません。
毎年のことですが、アルビの順位を低評価予想している解説者や、
まったくアルビの話題を取り上げないマスコミ、そして他のチームのサポーターなど・・・
見返してやりたいけど、それが出来ない。
まったくアルビの話題を取り上げないマスコミ、そして他のチームのサポーターなど・・・
見返してやりたいけど、それが出来ない。
ホントは世間が思っているよりもアルビは強いんだと。
それが証明できないのがホントに悔しくて・・・
それが証明できないのがホントに悔しくて・・・
一晩明けた今も放心状態ですが、次こそは絶対勝って証明しましょう!

次のアルビレックス新潟は3/9(土) J1第2節、
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われる「サンフレッチェ広島」戦。
いよいよホーム開幕戦です!
リーグ1位の広島と、ギリギリ残留のアルビ。
昨年のビッグスワンでは「0-2」と王者の貫録を見せつけられ、通算成績も5勝7分14敗。
まるで完全体のセルに挑むミスターサタンみたいです・・・あぁ怖い。
しかし、あの手この手で最終的にミスターサタンは世界を救ったヒーローに!
って、ドラゴンボールの話は置いといて・・・
って、ドラゴンボールの話は置いといて・・・

昨年のリーグ戦でセレッソにつづき2勝目をくれたのは広島。
それに連戦の疲れもあるはずだし、元アルビにいた森保監督や千葉選手の前で恥ずかしい戦いは見せられない。
さらには昨年の第33節ではアルビが2位の仙台をくだし、広島優勝に一役かっているし、
最終節では残留争いしていた神戸を広島がやぶって、アルビの残留を手助けしてくれましたね。
最終節では残留争いしていた神戸を広島がやぶって、アルビの残留を手助けしてくれましたね。
また、アルビがJ1に昇格した2003年に一緒に上がったのも広島と、なにかと縁を感じる相手です。
そんな最強であり親近感のある広島と、開幕戦から戦えるなんて最高じゃないですか!
こりゃ、これまで足を運んでいなかった人もぜひスタジアムに行かなきゃですよ。
スタンドからピッチに気を送ってみんなで大きな「元気玉」を築きましょう!
そして、今年こそはより熱く「ビッグスワン」でオレンジ色に燃え上がりましょう!
そして、今年こそはより熱く「ビッグスワン」でオレンジ色に燃え上がりましょう!
次節こそ、Sparking!!