世界の国からこんにちは | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

しばらく間が空いてしまいましたが、「大阪府旅行記」のつづきです。
まあ、のんびりぼちぼちやらしてもうてます。

まだまだ暑さの続く9/13(木)~16(日)に、ボクら家族3人は遅い夏休みをとって
3泊4日の「大阪の旅」に行ってきましたぁ♪

この旅3日目はボクの中ではメインイベントのある日。

まずは阪急梅田駅周辺で大阪のうまいもんで食い倒れてからその目的地を目指しましたよ。
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「マルーン色」の阪急鉄道から大阪モノレールに乗り換えて驚いたのは、「新潟米」がラッピングされた車両!

これは、この日新潟県民がこの場所に集結することに合わせたのかなぁ?
まあ、県外の人に向けてのアピールだとは思いますが、なんだかテンションが上がっちゃいました。

そして到着したのは、「日本万国博覧会記念公園」。

ここはボクが説明するまでもなく、ボクが生まれる前の1970年3/14~9/13まで、
アジアで初めて開催された国際博覧会、日本万国博覧会「EXPO'70 大阪万博」が行なわれた跡地なんです。

そして、この日9/15(土)は、42年前の9/13に「大阪万博」が閉幕した事を記念して
この「万博記念公園」入園料が特別に無料の日だったんですよ。

自然文化園と日本庭園の入園料含んで通常は大人250円だそうなので、ラッキーでした。
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そしてボクらを出迎えてくれたのは岡本太郎が制作した「太陽の塔」。

高さ70mって、思ったよりも大きい~!
「大阪城」や「通天閣」に並ぶ大阪のシンボルを初めて見ることが出来て感動ですよ♪

この中も空洞になっていて万博当時は見学できたそうです。

一番上には黄金の「未来を表す顔」、胴の部分には「現在を表す顔」、
そして背中には黒い「過去を表す顔」があるんですね。

背中の顔は初めて見ましたよ。

「太陽の塔」には実はもう一つ第4の顔があって中の地下に
「人間の祈りや心の源を表す顔」があったそうですが、
この内部への入場が閉鎖された時に無くなってしまったそうです・・・
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「万博公園」内はこの「太陽の塔」以外にほとんど目に付く当時の建物は建っていないのですが、
各パビリオンを撤去した跡の広大な広場ではよくイベントが行なわれているそうで、

閉幕記念のこの日を含めた9/15(土)~17(月)には地元の「MBS」というラジオ局が
「万博へGO! with 2012NBS」というイベントを開催していました。

「お祭り広場」という場所では、「ワールドエンジョイパーク」と題して
世界各国から集まった様々なアトラクションや遊具がありましたよ。

ホントは昔「エキスポランド」という遊園地があってそこで遊べたらよかったんですけど、
2007年にジェットコースターの「風神雷神II」の脱輪死亡事故が切っ掛けで
閉園になってしまったんですよねぇ・・・

そんな中で、息子が乗りたがったのはこのパンダのモーターカー。
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これって、ゆっくりしか走らないけど、保護者も同乗出来ないし、
アクセルを足で踏まないと進まないし、ハンドルをきらないとぶつかってしまう・・・
こんなの二歳児が運転出来るのだろうか?

と、思いましたが、初めて乗る割には結構上手い事運転できていますよ。
まあ、顔は真剣過ぎてあんまり楽しそうにはしていませんが。

もし、息子が将来何かのドライバーになったなら、記念になる瞬間でした。

そう思っていた次の瞬間、「太陽の塔」を見あげていた時から、何だかおかしいなぁ、と思っていたのですが
なんと、前日のUSJにつづき、この日も突然の雷雨が襲ってきたんです!

ヒィィィ~~~ッ! 逃げろぉー!
と、急いで駆け込んだのはここ「EXPO'70パビリオン」。
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ここは万博当時のパビリオン「鉄鋼館」を活用して2010年3月にオープンしたばかりの
「大阪万博」に関した物が約3,000点展示されている記念館。

もうこの連休、大気が不安定みたいで、いつ雨が降ってくるかわかりませんねぇ・・・
でも、もともとここには入る予定だったので、ちょうどいい雨宿りです。

ちょっと生まれる前の活気あった日本の歴史を勉強しましょう!
と思って、40年以上も過去の事として見はじめたらスゴいショックを受けました。

だってそこにあるのはまるで未来ですよ。
当時夢だったものが現実になったり、
また今でもこれから先に現実になるように研究が進んでいるものだったり。
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例えば、今当たり前になったテレビ電話やケータイ電話だったり、動く歩道、温水洗浄便座、
モノレール、電波時計、そして缶コーヒーやファーストフード、ファミリーレストラン、
プレーンヨーグルトまでもがこの万博の頃からスタートしたんだそうです。

それから、今波紋を呼んでいる、原子力発電も1970年から始まったと言われているんですよ。

また、リニアモーターカーや電気自動車はまだ普及途上ですが、
40年経った今ではもうすぐ夢の実現が見えてきていますね。

この「太陽の塔」の目からのレーザービームも何だかワクワクしちゃいますねぇ♪
光量は抑えられているそうですが、これは今も夜になると見る事ができますよ。
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「人類の進歩と調和」のテーマのもと日本も含めて77ヵ国もの参加国。

日本においては1964年の東京オリンピック以来の国家プロジェクトであり、
会場周辺市街地では万博開催への整備がされて、道路や地下鉄建設など大規模開発が進められました。

そして、330haの広大な土地とはいえ、集まった総入場者数は183日間の開催で6,421万8,770人!
2010年開催の「上海万博」に抜かれるまでは万博史上最多だったそうです。

さらになんと、1日の入場者の最高は83万5,832人ですよ。
新潟市の人口が一気に移動してもまだ足りませんよ。

しかも、サザエさん一家もアニメの中でこの万博には行っていて、タラちゃんが迷子になったそうで・・・
って、タラちゃんてボクより年上?

そう考えるだけでもスゴい博覧会だったんですねぇ。
ボクは1985年に行なわれた「つくば 科学万博」には行った事あったんですが、
きっとそれ以上の熱気だったんでしょうねぇ。
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そんな活気あふれる、開幕式や閉幕式の映像に息子も心躍らせるものがあったのか?
そのプロジェクターの前でナゼかダンスを始めちゃいました。

もしかして、この万博を見た人の生まれ変わり?

この「大阪万博」のテーマソング「世界の国からこんにちは」って、
三波春夫のイメージしかなかったのですが、実は坂本九や山本リンダ、西郷輝彦など
色んな人が歌ってるんですね。

その中でも吉永小百合バージョンはちょっと聞いてみたい気がしますが。


ちなみに、この「EXPO'70パビリオン」では「大阪万博」の展示が常設されていますが、
この時、8/18(土)~10/21(日)には特別展示として「大阪万博とはやぶさ物語」が行なわれていました。

この特別展示のおかげで入館料は上がっちゃいましたが・・・
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あの映画にもなった「はやぶさ」は、2005年に小惑星「イトカワ」に到達し、
その表面を詳しく観測してサンプル採集をし、2010年の6/13に
60億kmの旅を終えて地球にサンプルを持ち帰ってくるという偉業をなし遂げた
日本が誇る小惑星探査機なのです。

そこには「はやぶさ」の原寸大模型もありました。

1970年に行なわれた「大阪万博」の「アメリカ館」ではアポロ11号が持ち帰った「月の石」が展示され
異常なほどの行列ができたそうです。
また、それから時は経ち2010年、「はやぶさ」の功績へとつながり
さらには2014年に打ち上げを予定されている「はやぶさ2」へとつながるんですね。

「はやぶさ」とは残念ながら息子の興味がある新幹線では無かったので息子は退屈していましたが、
彼が?息子と遊んでくれましたよ↓
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って、『写真、一緒に撮りますよ』と近づいてきたこのキャラクターはいったい誰?

どうやら前日9/12は毛利衛宇宙飛行士が初めて宇宙に飛び立った「宇宙の日」で
そのマスコット「星ノ介くん」らしいです。

ちょっと前の息子だっらきぐるみにパニックになっていたところですが、
USJで一つ成長していたので良かったですよ。

売店では宇宙グッズの特別販売がされていたので、そこで宇宙食を買ってみました。

プリンの宇宙食は気になったのですが、ここは大阪らしくたこ焼きの宇宙食をゲットしましたよ。
ぜひ将来、宇宙に行く時に食べてみたいと思います。
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さて、雨もやんできたので外に出てみると「下の広場」というところからなんだか賑わっている声がしますよ。

そこには特設ステージがありここでも「MBS」のイベント
「万博からこんにちは歌と笑顔のラジオEXPO」が行なわれていました。

ボクは関西の芸能人はよくわからないのですが、子守康範 豊島美雪、桜井一枝、畑中ふうなど、
どうやら有名な方たちが司会をしているようでたくさんの人が集まっていました。

そして、『いよいよラジオの神さまの登場です!』と紹介されて出てきたのは
なんと、ボクでも知っている浜村淳でした。

なんだか久しぶりに姿を見ましたが、とってもお爺ちゃんになっていたので、
ちょっとショックでした・・・まあ、トークは健在でしたけどね。
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ホントはこの広い公園で息子を自由に走り回らせたりしたかったのですが、
雨でほぼ室内にいちゃったので、時間の許すかぎりこの後は園内を散歩しました。

「夢の池」でボートを眺めたり、再び「お祭り広場」に行ったり、「大地の池」から「水の広場」へと・・・
ホントは公園内に地下水を温めた「森の足湯」という足湯にも行ってみたかったのですが、
息子の足の向くままに任せましたよ。

「お祭り広場」には何千万とか何百万円もする様な高級車が展示されていて、
そこにまっしぐらに息子が走って行った時にはビビりましたが、
一緒に撮影をしてあげたりして、のんびりと連休の午後を過ごせました。
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さあ、ボクらが生まれる前の活気あるお祭りの勉強もしたし、
そこから光りある未来が見えてワクワクもしました。

さらには雨上がりの公園でのんびり過ごし英気を養いましたよ!

全てが万全で、これからこの「万博記念公園」のすぐ隣にある決戦の場、
J1リーグ第25節「ガンバ大阪 vs アルビレックス新潟」が行なわれる「万博記念競技場」に向かいます!

このつづきはこちらまで!

ほなな・・・つづく。