お盆の海を眺めて「ポセイドン」 | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

この時期になると新潟駅前も大荷物を持った帰郷客で賑わいます。

新潟に住むまであまりお盆をあまり意識した事はなかったのですが、
新潟出身で首都圏で働かれる方たちはちゃんとお墓参りに帰ってこられるんですね。

先日の土曜日も新潟から東京へ転勤した会社の先輩が奥さまと5歳の娘さんを連れて
新潟に戻ってくるって言うので家族同士でランチをする約束をしました。

ランチをする場所は先輩のリクエストでボクの家からも近い
「青山海岸」にある「ポセイドン」というお店です。

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「青山海岸」には海水浴シーズン以外でも営業しているお店が2軒あって、
1つは並びにある以前もご紹介しました海カフェ「ネフ」があり、どちらもボクも大好きなお店。

先輩ももともと新潟の人じゃなく、ボクと同じく新潟の奥さまをもらった人で
そっちの実家に帰郷するってことなのですが、先輩も独身の頃はこの近所に住んでいて
そんな先輩にとっても馴染みのある懐かしいお店なんですよ。

ボクも新潟に住んだばかりの夏の休日には、昼間は新潟競馬場に遊びに行き、
帰って来てからこの「ポセイドン」のテラスで日本海に沈む夕日を見ながら
一人でビールを飲む事にステータスを感じていたんです。

そんな独身時代を過ごしていたボクの話を聞くと相方は『なんだか寂しいね』って言いますが、
海へのあこがれの強い埼玉県民のボクにとって最上級の至福の一時だったってこと、
海の近くで生まれ育った相方にはわからないだろうなぁ・・・

そんな独身時代のボクを満たしてくれた「ポセイドン」に、しばらく行かなくなっていた理由があるんです。

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それは、基本的にこのお店は『小さなお子さまお断り』なんです。

そして、ここは店頭のサーフボードの看板に『海と一緒にコーヒー食事できます。』と書かれた通り
「海の家」じゃなく、あくまでも「海沿いにあるレストラン&カフェ」。

新潟の言葉で言うと「浜茶屋」ではないってことで、着替えも出来ないしシャワーも浴びられない、
そして濡れた水着等でも入店してはいけない、そして騒がしい子どももNGな、
大人のための雰囲気を大切にするお店なんですよ。

だからボクや先輩は独身の頃、この近くの賑わった海をテラスから遠く眺める雰囲気に酔っていたんです。

シーズン中は「海の家」で賑わい、子ども連れもウェルカムで
アットホームなお店「ネフ」とは対照的なお店なんですよねぇ・・・

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ここ青山海岸は新潟でのウインドサーフィンの発祥地と言われているのですが、
やっぱりこの場所にお店を構えるだけあって、店長はウインドサーフィン好きで、
店内の倉庫にはたくさんのボードがあるそうです。

そして各地各国でウインドサーフィンもやりながら、
自ら現地で買ってきたたくさんの南国オブジェが店内を飾っています。

特にハワイの物が多いんだそうですが、自分で作ったりもしているようですよ。

また、カメラやエッセイを書くのも趣味で、撮影した各国の海の写真や、
色んなところの海岸の砂が飾られたりで、まるで南国の小さなカフェで時を過ごしている気分になれますよ。

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息子もこの店内の雰囲気を見て大よろこびでしたが、
細かいオブジェもあるのでさすがにこの店内では野放しに出来ないですね・・・

今回は我が家と新潟に帰ってきた先輩以外にも、もう一人同じく新潟で結婚して
ウチの息子から半年後に男の子が生まれた先輩ご家族も合流。

5歳の女の子に、1歳と2歳のヤンチャ盛りの男の子2人で
こんな雰囲気のいいお店に入っちゃって大丈夫だろうか?

いちおう申し訳なさそうにお店の人に確認してみたら、
この時は人も少ない時間だったので、外のテラスだったらOKということでした。

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実はランチをする約束だったのに、車で新潟まで来た先輩は首都圏の高速道路で帰省渋滞にはまり大遅刻。
結局集まれたのは14時過ぎになってしまったのですが、
逆にそのおかげでランチの時間帯を避けられて、お店がすいていたって訳なんですよ。

さらにこの時季の昼間にテラスで食事だなんて暑くてたまらないはずですが、この日はたまたま曇り空。

開放的な空間に吹く爽やかな海風がとっても心地よい午後でした。

我が家はランチを済ませてきてしまったので、本格的な食事をしたのは先輩ご一家だけ。

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ここの料理は店長のオリジナル料理が中心ですが、しっかりとした食事系のメニューも豊富。

特にパエリア風パスタやミックスビーンズのサラダ、ピザ、
夏場は野菜たっぷりのカレーなどがオススメだそうです。

そしてやっぱり海を思わせる「ビーチボーイピラフ」や
「漁師の生パスタ」などの面白いネーミングの物ばかり。

だけどそれネーミング以上に素材にこだわっていて、新鮮な魚介はもちろん
旬な野菜を使った料理ばかりで味もバッチリです。

さすがに「海の家」とは一線を引くだけあって、ちゃんとしたレストランです。

って、「ネフ」もこれまでの「海の家」のイメージとは違う
こだわりの美味しい料理が食べられるんですけどね。
「青山海岸」のレストランは雰囲気だけじゃなくて味も最高ですよ。

それにこれから車を運転する用事があるボクと、仕事があるもう一人の先輩と、
まだ授乳中のその奥さま以外は、冷えた白ワインとビールを飲んでいました。

うらやましいけど、その代わり相方が久しぶりに外で飲めてよろこんでいたので良かったかな。

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ボクはこの写真にある「ノンアルコールハイボール」を飲みましたが、
ここにはソフトドリンクでも、甘くない大人のノンアルコールカクテルも用意してあっていいですねぇ。

息子は困った事に、一度食べさせたらクセになって『アイス食べる アイス食べる』と
しつこく言う様になってしまい、子どもには贅沢ですがドラゴンフルーツとマンゴののった
「ドラゴンボート」を食べさせました。

息子との同級生の息子さんは、甘いお菓子や揚げ物など一切与えていないって言うのに、
ウチの息子はこれでいいのでしょうか・・・?

さらに息子のワガママはつづき、『海行く~』と始まりましたよ。

まあ、すぐ10mほど目の前に波打ち際があるんですもん、そりゃあしかたないですよね。

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結局女性陣が久しぶりの会話を楽しんでいるので、各家のパパたちは子どもと海にGO!です。

と言ってもテラスから直接砂浜へは下りられないし、
また『濡れた人お断り』のお店に戻らなければならないので、
息子や自分の服を濡らさない様にしないと・・・

なんて思っていたら、息子と同い年の子は海を見てはしゃぎ過ぎて、波に頭からダイブ!

やっぱり同じ歳の男の子でも行動パターンは違うんですね。

びしょ濡れになってしまったその姿を見て、ウチの子はビビりで良かったと思いましたよ。
って言うか、慎重派なのかな?

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潮風香るオシャレで南国の時間がながれる本格的なカフェ&レストラン。

世界各国を回った多趣味の店長が作るのは大人の贅沢な空間だけでなく、
魚介や野菜がたっぷりのオリジナル料理の味も本物。

もっとゆったりしたい方には貸し切りになる予約部屋のあるみたいですよ。

日中は眩しく光る海とその賑わいを、夕暮れ時は日本海に沈むオレンジの夕日を眺めながら、
この潮のかおり、波の音、肌をなぶる海風、味わえる「ポセイドン」で、

あの頃から時が流れ、みんながパパになっていましたが、
ちょっと懐かしい人と優雅な夏のひと時を過ごす事ができました。

ごちそうさまでしたぁ~♪

「ポセイドン」

新潟市西区青山海岸1437-2
電話:025-231-9228
営業:11時~20時
※冬期休業(11月~3月)



で、お酒も飲まずに車で移動する次の用事とは・・・

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お盆ですからねぇ、相方のご両親やお爺さん、お婆さんの眠るお墓の掃除に行ってきました。
あと、11日はお婆さんの月命日でもあるんです。

ボクは皆さんと直接血はつながっていないので、できれば血のつながる息子に
積極的にご先祖様のお墓の掃除をしてもらいたいと思って息子のお手伝いに徹しました。

もちろん相方がメインですが、息子も一生懸命に磨いてくれましたよ。

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そして、神社やお仏壇に手を合わせる事も多い息子は、ちゃんと柏手もせずに
ここでは『なむなむ』と言って頭をしっかりと下げています。

神社ではパンパンと手を打って『おねがいします』と言うのに、
ちゃんと息子なりに作法の違いがわかっているのかなぁ?

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ボクは生まれた時からお墓が九州にあるので、お墓参りに行った記憶がなかったのですが、
やっぱりお盆ぐらいはご先祖様がいたからこそ自分が存在しているんだと言うことを
改めて思い出さないといけないかもしれませんね。

お盆のお参りは13日が主流なので、先ほども会社から直行でお墓参りに行ってきました。

皆さんはどの様なお盆を過ごされていますか?