物より思い出の動物園 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、7/28(土)から相方の誕生日記念として1泊2日の東京の旅に行ってきました。

2日目にちょっとしたトラブル がありまして予定は狂ってしまいましたが、
再び予定していた行程に戻そうと思います。

ボクらのこの旅最後の目的地はこちらだったんです↓

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「恩賜上野動物園」。

実家からわりと近いところにあるので、何度かは来た事あるのですが、
もう15年ぶりぐらいになるかなぁ?

「上野動物園」と言えば、ボクが幼い頃には「ジャイアントパンダ」の「カンカン」と「ランラン」や、
「トントン」が誕生したってことで親に連れられて見に来た思い出もあります。

今度はそこに息子を連れてきました。

昨年はしばらくいなかったパンダが上野動物園に来日するってことで、
再び「リーリー」と「シンシン」のパンダブームが起こりましたね。

しかし、ついこの間の7/5に「シンシン」に赤ちゃんが生まれお祝いムードだったのですが、
7/11に肺炎で無くなってしまう悲しい事故が起きたばっかりでした。

そこから時間も経っていないので、どんな雰囲気なのか心配はあったのですが、
「リーリー」も「シンシン」もとっても元気に迎えてくれましたよ。

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「シンシン」は妊娠がわかった6/30から見る事はできなかったのですが、
7/25から展示を再開したばかりでした。

昨年はスゴいパンダブームでパンダに会うまでそうとう並んだって聞いていたし、
夏休みでもあったので大混雑も覚悟していたのですが、

逆に平日のように人は少なく、立ち止まってゆっくりと写真を何枚も撮る事ができました。

やっぱり、悲しい事故があったばかりだっからだろうか?
それとも夏休みと言えども、この暑さだったからだろうか?

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人の賑わいは無かったけど、その分「シンシン」も「リーリー」もいきいきとしていましたよ。

ちょうど食事の時間だったのでしょうか? 笹を夢中で食べていました。

息子もテレビや本でパンダは知っていましたが、
どうやらこんなに大きいとは思っていなかったみたいで
リアクションは薄かったのですが、しっかりと目に焼き付けたようですよ。

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もちろん、上野動物園の主役はパンダだけでなく、約500種3,000点の動物がいます。

その中でもたぶん息子が一番楽しみにしていた動物はたぶん「ゾウのすむ森」の「アジアゾウ」です。

何日も前から『♪どぉ~うたん どぉ~うたん お~はなななないのねぇ~』と歌っていましたもん。

上野動物園と言えば「ゾウのはな子」が有名でしたよね。

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また、日本最初の「サル山」にいた「ニホンザル」にも興味津々。

追いかけ回したり、餌をとり合ったり、ケンカしたり、イタズラしたり、見ていて飽きませんねぇ。

あの子ザルを見ていると、まさに息子を見ているようです。

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また、昨年旭山動物園に行った時にボクが一番感動した
「ホッキョクグマ」のダイブはここ上野動物園でも見られました。

餌を食べるのに水の中へと飛び込む姿を、ガラス越しに見られるように
昨年拡張工事をした「ホッキョクグマとアザラシの海」は、
きっと「旭山動物園」の「生態展示」の影響も受けているんでしょうね。

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息子のお気に入り・・・ではなく、息子がスゴい気に入られちゃった動物が「アザラシ」です。

プールの中を回遊している「アザラシ」が、何度も何度も息子の前で止まり、
まるで笑っている表情をしながら鼻から泡を吐いたりして、愛想を振りまいているんですよ。

明らかにガラスの向こうからこっちが見えているようですね。

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やっぱり生の迫力が一番あったのは肉食獣です。

肉食獣と言えば以前、1936年に「クロヒョウ」が脱走して、
14時間逃げ回っていたとという事件があったそうですよ。

それはかなりビビりますねぇ。

肉食獣と言えば代表格は「ライオン」ですが、この暑さのせいか
息子も『らいおんさん ねんね』と言っているように、まったく寝ていて動きませんでした。

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しかし「トラ」はガラスのところまで来て鋭い眼光でボクらを睨みにきたり、
時には水浴びをしたり、なんだかちょっとイライラしている感じもありましたが、
盛んに動きまわっていましたよ。

この「ゴリラ・トラのすむ森」1996年に出来た新しい施設で、それぞれの生息地に合わせた植栽を行ない、
自然に近づけた展示されていてけっこういい雰囲気がでていました。

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夏の太陽がミストシャワーに反射しながら、まるでジャングルの木漏れ日様になっていて、
息子も野生に戻ったかのようにはしゃぎ、走りまわっていましたよ。

そして「次はゴリラだよ」と言うと、息子は『うほほ うほほ』といいながらドラミングをするんです。

ひょうきんな子・・・いったいどこでこんな仕草覚えたんだろう?

後ろ姿になってしまいましたが、2009年の11月に生まれた
2歳のメスの子「コモモ」もかわいかったですよ。

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「上野動物園」は大きくこれまで見てきた「東園」と、これからご紹介する「西園」に分かれています。
って、何度も行っていたいたはずなのに、まったく記憶に無かったなぁ・・・

そこまでは歩いても行けるのですが、せっかくだから「モノレール」(大人/150円)に乗って行きましょう!

子どもの料金も2歳から80円かかるそうなのでギリギリセーフ。

往復したのですが、帰りには一番後ろの席をとれたので息子も『しゅっぱぁ~つ!』とご満悦♪

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「西園」に到着すると、ペンギンや鮮やかなフラミンゴなどが迎えてくれました。

また、「ウマ」や「ウシ」「ウサギ」などの子どもが動物に触れあい身近に親しむことができるゾーン
「子ども動物園」があるのですが、予定より時間が過ぎてしまったので
息子の知っていそうな動物だけをサッと見に行く事にしましょう!
 
「カバ」「コビトカバ」「オカピ」などを見ましたが、まったく息子は反応なし。
「サイ」にいたっては『あっちいく あっちいく』とナゼが断固拒否でした・・・

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その中でも餌を食べている「キリン」だけは『きりんさん あぐあぐ してるねぇ~』と
気に行ったようです。

なんとなく息子の気にいる動物のボーダーラインがわかった様な気がしますが、
どうやら息子動いている動物が好きみたいです。

そりゃそうですよねぇ、そうじゃなきゃせっかく動物園に来た意味がないですもん。

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西園は「不忍池」の北側に位置し、ハスが茂りっていい雰囲気ですね。

向こう側には、今賑わっている「東京スカイツリー」が見えました。

ここ「上野動物園」も昨年の今頃は多くの人で賑わっていましたが、
1年経ってみればこんなにゆっくりのんびりと見られるんですね。

「東京スカイツリー」も、もう少し空いてからゆっくり行こうね。

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・・・夏は相方の誕生日もあり、息子の生まれた日もありますが、
こんないい季節にはやっぱり物のプレゼントよりも思い出の方がいいかもしれません。

旅は決して毎回予定通りにいって、いい思い出ばかりでは無いのかもしれませんが、
いずれにしても何かが見つかったりします。

我が家はみんなそんな価値観が一緒の家族で良かったですよ。

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昔は住んでいた事もあり、いつも出張でよくいく東京ですが、
今回家族で行った東京はまた違った風景に見えました。

新潟に帰る新幹線の車窓から見える真夏の空に、夕日に照らされた大きな入道雲が浮かんでいましたよ。