5/19(土)はホーム、「東北電力ビッグスワンスタジアム」で行われた
J1リーグ第12節「アルビレックス新潟 vs ジュビロ磐田」に家族で参戦してきました!
J1リーグ第12節「アルビレックス新潟 vs ジュビロ磐田」に家族で参戦してきました!
新緑がまぶしい季節が雪国の新潟にもやってきて、
サッカー観戦がとっても気持ちいい五月晴れです♪
サッカー観戦がとっても気持ちいい五月晴れです♪
それなのに、ここビッグスワンには未だ春がやってきていません。

今季、アルビはこのホームでリーグ戦を5試合戦ってきて、まだ勝利をしていないんです。
しかも、ボクのいるこっちのNスタンド側ゴールを見ていないッス。
第11節終了時でアルビは2勝3分6敗で勝ち点9の16位。
順位も大事ですが、せめてホームでは勝たないと観客の足も遠退いてしまいますよ!
「勝てない」→「ストレスがたまる」→「行かなくなる」→「観客動員数が減る」→
「スポンサーも離れる」→「収益が減る」→「チーム強化ができない」→「勝てない」・・・
「スポンサーも離れる」→「収益が減る」→「チーム強化ができない」→「勝てない」・・・
なんとか、ここから抜け出さなければ。

しかし、相手のジュビロ磐田は今季絶好調。
アルビの倍の勝ち点「18」で今は4位ですが、一時期首位にもいたチーム。
前節ではあの鹿島を相手に「3-0」とくだしているんです。
磐田との通算対戦成績は4勝8分9敗、しかもここ4戦勝ち無しと、またもや苦手と言えるチームが相手。
磐田のサポーターの皆さま、ここビッグスワンまでお越しいただきありがとうございます。
上位に食らいつくにもこの一戦は勝ちに来ていると思いますが、アルビも負けられない切実な状況。
しかもナビスコ杯から中2日でハードな相手にここは勝ち点を譲れませんよ。
しかもナビスコ杯から中2日でハードな相手にここは勝ち点を譲れませんよ。
ここでホーム初勝利です!

なんたってこの日は「ホーム初勝利」を飾るのにふさわしい日、亀田製菓さまの『サンクスデー』なのですよ!
亀田製菓さまはアルビレックス新潟の最強のサポーターであり、最大のスポンサーさまさま。
もう、ここまで勝てなかったのは、いや勝たなかったのは、
亀田製菓さまの『サンクスデー』のためにこれまで「ホーム初勝利」を
とっておいたって言っちゃうしかありませんよ。
亀田製菓さまの『サンクスデー』のためにこれまで「ホーム初勝利」を
とっておいたって言っちゃうしかありませんよ。

スタジアム入場前には息子の顔が引きつるきぐるみ、ハッピーターンのキャラ「ターン王子」と、
ぽたぽた焼の「ぽたぽたおばあちゃん」を発見!
「振込め詐欺被害防止活動」に亀田製菓さまがご協力して、
GK渡辺泰広が一日警察署長に任命されたそうですよ。
GK渡辺泰広が一日警察署長に任命されたそうですよ。
入場の時にはハッピーがアルビに戻ってくるように「ハッピーターン」が配られ、
監督と選手全員の似顔絵、そして「WE BELIEVE」と描かれたクリアファイルをもらいました。
監督と選手全員の似顔絵、そして「WE BELIEVE」と描かれたクリアファイルをもらいました。
それにしてもこの似顔絵、超似ていて笑っちゃうなぁ♪

そしてキックオフ前には、大型スクリーンに『私たちは信じています』というスペシャル映像が流れました。
で、この映像になんと! ウチの息子が出演していましたよぉ!
そう言えば、先日の仙台戦の時にカメラに撮ってもらってたっけ。
で、ボクは? 映っていたのは息子だけなんですけどね。
と、息子にちょっとジェラシーを感じつつもいい記念になりましたよ♪
と、息子にちょっとジェラシーを感じつつもいい記念になりましたよ♪

そしてゴール裏からは「♪愛してる亀田~」とのコールがあがり、
亀田製菓さま新入社員さまの熱いメッセージをいただきスタジアムは一体となりました。
さらに天国のマルセロコーチに勝利を誓う黙祷を・・・
前節の浦和レッズ戦の内容は悪くなかった。
選手から闘志も感じられた。 惜しい場面もたくさんあった。
選手から闘志も感じられた。 惜しい場面もたくさんあった。
しかし今、悪くなかった、感じられた、惜しかった、じゃダメなんだ!
もう掴みとるのは「勝利」のみ!
亀田製菓さまのサンクスデーというのにとってもさみしい21,920人の集まったこのホームに
初の勝利を「ハッピーターン」させるため「WE BELIEVE」で、15:03にキックオフです!
初の勝利を「ハッピーターン」させるため「WE BELIEVE」で、15:03にキックオフです!

ここから先に目の前で起こったことは何だったんだろうか?
覚めない悪夢を見ているようだった・・・
前半8分に磐田のCKを駒野選手が蹴り、ペクソンドン選手のヘディングを東口がブロック!
しかし、そのこぼれ球をチョビョングク選手に押し込まれた・・・
痛い早い時間の先制点。
まるで前節のリプレイを見ているようだったが、まだリプレイの方がましだった。

前半15分、磐田のペクソンドン選手が左サイドから上げたクロスに
前田選手が左足で合わせて、追加点を奪われる・・・
これで「0-2」。
アルビは今シーズン複数得点をとったことがない。
勝つためにはあと3点・・・早くも厳しくなってきたぞ。

しかし、さらに状態は悪化。
前半23分にはウッチーが突然のケガで戦えなくなり、村上と交代。
選手同士接触した感じはなかったので、きっと肉離れなのかもしれません。
ウッチーの容態も心配だが、貴重な戦力が欠けたことと、
交代のカードをこんなに早く使うのはイタく暗雲が立ち込める。
交代のカードをこんなに早く使うのはイタく暗雲が立ち込める。

さらにアルビは先の見えない闇に自ら進んでいく。
前半33分と前半のアディショナルタイムでもらった2枚のイエローカードでキムジンスが退場。
これから3点以上入れなければならない時に、10人という数的不利に追い込まれた。
前半終了「0-2」・・・どうするアルビ!?
このままでは絶対勝てないだろうし、残り2枚の交代枠でどうするんだ?

ボクならあの人が救世主であることを信じてプロリーグのピッチに送り出すしかないな。
この完全に劣勢の状態がリーグデビュー戦だなんてちょっと酷だけど、
ここで結果を出せたなら、間違いなくニューヒーローの誕生になる!
ここで結果を出せたなら、間違いなくニューヒーローの誕生になる!
もうそこに賭けよう! そう思った瞬間、会場からどよめきが・・・
き、き、きた~~~~~っ!!! 待ってました、期待の新人『鈴木武蔵』!!!
貴章と代わって入った武蔵の存在感は抜群!
後半のフエがなってから、彼のプレイに釘付けになりました。

しかし、たとえヒーローになる素質があっても、一人でなんとかなるもんじゃないのがサッカー。
今のアルビには武蔵をヒーローにさせてあげられる力を持っていませんでした。
後半が始まってたった3分、磐田の宮崎選手が右サイドからクロスを入れ、
それを小林選手が右足でシュートを放ちJ初ゴールで「0-3」。
それを小林選手が右足でシュートを放ちJ初ゴールで「0-3」。
武蔵への期待で湧いているボクらを黙らせるのに充分な追加点。

それでも、なんとか武蔵にデビューゴールを飾らせてあげたいという思いはアルビ側のみんなにあったはず。
それがなんとか違った意味で実りました。
後半18分武蔵が自らゴール付近に運んだがペナルティエリア側で相手もたまらず倒してしまい、FKをゲット!
藤田のFKは相手に当たり、磐田ゴールに吸い込まれた!
ゴーーーール! よし、武蔵の粘りが生んだゴールだ!
藤田のFKは相手に当たり、磐田ゴールに吸い込まれた!
ゴーーーール! よし、武蔵の粘りが生んだゴールだ!
オウンゴールだけど、1点は1点! これで2点差まだまだいけるぞ!!!

そう思ったのは何だったのだろう?
ここからの記憶はいまいちはっきりしない・・・
後半23分、磐田の松浦選手がアルビのゴール前に走り込んだ前田選手へ送り、ゴールへと流され「1-4」。
後半34分も松浦選手のクロスに前田が走りこんでダイレクトでシュートを決め「1-5」。
せめて最後に1点は返したいとと思っていたアディショナルタイムの1分には、
松浦選手のスルーパスが山田選手へ渡り、右足でゴール!
松浦選手のスルーパスが山田選手へ渡り、右足でゴール!
J1リーグ第12節の結果は「1-6」でジュビロ磐田の勝利でした・・・

って、何これ?
「6つもの失点」・・・ボクらは何を見せられたの?
「唯一の得点はオウンゴール」・・・
いったいこの爽やかな五月晴れの休日に、ボクらは何しにここにきたのだろうか?
いったいこの爽やかな五月晴れの休日に、ボクらは何しにここにきたのだろうか?
もう、悔しさも、怒りも、悲しさも感じない・・・
ただなんとなく、ボクの中で何かあった一つの物が砕け散った音がしました。
とっても寂しい気持ち。
何だか他のサポーターの皆さんも、いつもの敗戦の時とは違う、
どことなくさっぱりとした表情をしていましたね。
どことなくさっぱりとした表情をしていましたね。
ついにここまできたか。

ホームでの6失点は2007年のマリノス戦に続き、チーム最多タイ記録。
これまで「昨年残留争いやっていたのにも関わらず、監督交代をしなかったアルビ。
それを黙認したボクらサポーターはもう黒崎監督と心中する覚悟はとっくに出来ているはずだ!」
それを黙認したボクらサポーターはもう黒崎監督と心中する覚悟はとっくに出来ているはずだ!」
なんて言い続けたけど、さすがにボクももうここまでハッキリした結果が出ればもう何も言えないです。
ある意味、いいこれ以上無いきっかけが出来たんじゃないかなぁ?
きっと、黒崎監督も何かしらを感じているのでしょう。
初めてゴール裏まで頭を下げにきてくれましたよ。
初めてゴール裏まで頭を下げにきてくれましたよ。
当然ブーイングの嵐でしたが、ゴメンなさい・・・ボクにはブーイングする気力もありませんでした。

次のアルビレックス新潟は5/26(土)、アウェイの「日立柏サッカー場」で行なわれる
J1リーグ第13節「柏レイソル」との対戦です。
柏は言わずと知れた昨年、J1のリーグチャンピオン。
しかも、通算対戦成績では3勝4分7敗と負け越している上に、ここ3戦負けていて
昨年の2戦に関しては合計7失点の無得点と、もう惨敗もいいところ。
昨年の2戦に関しては合計7失点の無得点と、もう惨敗もいいところ。
U-23日本代表に選ばれた大輔はいない。
しかし、今年の柏は調子悪く、1試合少ないとは言え現在15位と低迷していていますが・・・

試合終了後のゴール裏は、さすがに張り詰めた空気がありました。
遅くまで居残り、『田村社長を出せ! 今後の経営方針を聞かせてくれ!』と・・・
スタンド組とバス待ち組でバラけましたが、
結局、神田勝夫取締役強化部長が出てきて、少し話をしたようです。
結局、神田勝夫取締役強化部長が出てきて、少し話をしたようです。
言葉や態度は悪かったりするところもありますが、
みんなアルビのことを見捨てていない熱い思いを持った方たちです。
みんなアルビのことを見捨てていない熱い思いを持った方たちです。
だって、アルビに愛想を尽かした人たちはもうスタジアムにも来ずに、
入場者数だって10年前の半分になっちゃっていますもん。
入場者数だって10年前の半分になっちゃっていますもん。
早いものでもう今季1/3の試合が終わりました。
このまま現状維持でいくなら確実に病はアルビを蝕み生き残る事はできないでしょう。
しかし、今なんとか改革を起こせばまだ可能性はある気がします。
1試合90分のホイッスルが鳴るまで諦めないのと同じく、
そんな熱い思いを持った方たちの気持ちを無にすることなく、
可能性があるかぎり最後の最後までアルビは何をすべきか考えて欲しいです。
そんな熱い思いを持った方たちの気持ちを無にすることなく、
可能性があるかぎり最後の最後までアルビは何をすべきか考えて欲しいです。
♪さあ走り出せ プライドオブ新潟