ベルガマ散策♪後篇 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

メルハバ~♪(こんにちは)

先日の3/19(月)~24(土)に4泊6日という長期出張で「トルコ」に行ってきました。

今回仕事で3日間滞在したのはトルコの西にある「ベルガマ」という田舎町。

仕事にメドがついた3日目の午後には自由時間をとり、
ボクはこの町のホテルまでの道のり約3~4㎞を、トルコの人の優しさに触れながら散策をしました

今回はそのつづきです。

「のみ散歩 ベルガマ編」後半のはじまりはじまり~。

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トルコの人のボクらに対する優しさは親日家が多い事と、
イスラム教の教えから来るかもしれないと、前の記事には書きましたが、

それほどトルコはみんなが厳粛なイスラム教徒という訳ではないそうです。

基本、イスラム教徒はお酒を飲んではいけない事になっていますよねぇ。

でも酒屋や居酒屋はわりとよく見かけます。

ビールの銘柄がお店の看板なのでとってもわかりやすいのですが、
ビアガーデンみたいなところも多く、さすがにこの季節に外でビール飲んでいる人は少なかったです。

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また、イスラム教の女性は顔を他人に見られないようにするために
頭からすっぽりかぶる「ブルカ」と呼ばれる衣装を身つけているイメージがありますが、
そんなに多くの方がかぶっている訳でなく、

逆にビックリしたのがまるで「AKB48」の影響を受けているかのような格好をした
若い女性も多くいたんですよ。

スカートの柄は同じだったし、この町の学校の制服なのかなぁ?

思わず盗撮しちゃいました・・・パシャリ☆

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それから写真を撮られるのも嫌う女性もイスラム教徒には多いと聞いたのですが、
まったく逆で、カメラを持っていると『私を写真に撮って撮って』と言って
ポーズをつけてくる少女にもたくさん出会いましたよ。

なんだろう?この「撮られたガール」たちは?

たまに撮ったあとにモデル料を請求してくる奴もいましたが、それは無視無視。

まあ、基本的にはあんまりむやみに海外では人の写真を撮らない方がトラブルにはならないでしょうね。
撮りたい時はご本人の了承を得てからは、日本でも一緒ですね。

ちなみにこの「撮られたガール」たちは、お金を請求してこないいい子でしたよ↓
決してボクから「撮らせて」とは言ってませんから・・・

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ちょっと路地裏に入ってみましょう。

あんまり外国では路地裏に入っては危険なのですが、大通りが見える範囲なので大丈夫かなぁ・・・

やっぱり日本人がこんなところを歩いているなんて珍しいんでしょうね。

みんなの視線が一斉に集まるのをスゴい感じて、ちょっとビビります。

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道端ではタバコを吸いながら「チャイ」を飲んでいたり、
「バックギャモン」というゲームをやっている風景がいっぱい見られます。

路地裏にこそその国の隠れた文化や習慣が見られますね。

いずれにしても遊んだり、お茶しているのは男性ばかり。
この辺りの男の人は働いているのかなぁ? と、ちょっと疑問に思いました。

これは賭けているんでしょうかねぇ?

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タバコは屋外ならわりとどこでも吸える様で、
メインの道路には等間隔でかなり多くの灰皿が設置されています。

ガイドブックには「水パイプ」を吸っているって書いてあったのですが、
結局その姿を見ることはできませんでした。

ただ、やっぱりドコの国に行っても同じで『タバコは有害です』
って、わかりやすいメッセージがパッケージに書いてありましたよ・・・

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ちょっと商店街から離れると、住宅街っぽいところにきました。

そこにはサッカースタジアムがあって、その周辺の道はそのチームカラーであろう
幕みたいなので装飾されていましたよ。

トルコも2002年日韓W杯ではベスト4に行くほど、サッカーの盛り上がっている国。

この町にも有名なチームがあるのかなぁ?と帰国後調べてみましたが、
1部リーグの「トルコ・シュペルリガ」にも、2部リーグの「TFF1.リガ」にも
ここ「ベルガマ」のチームは見当たりませんでした・・・残念。

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トルコにも四季はあり、この日は3/22でしたが3/20から暦の上では春になると言われているそうです。

今年の日本も3/20が「春分の日」の日でしたね。

1週間前まではこの「ベルガマ」山間部では雪がチラついたそうで、朝方は0℃近くでかなり寒かったですが、
昼間は歩いているとすっかり汗ばむ陽気で、30℃近くの気温でした。

町中には花が咲き、日本の「桜」を思い出すような花が満開です。

ガイドさんに聞いてみるとこの花は「アーモンド」や「アプリコット」の花なんだそうです。

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暗くて寒い新潟の冬を過ごしていたため、久しぶりに日の光を浴びながら
気分良く数時間の散歩をし、ホテルに戻ってきました♪

海外のホテルにはトラブルがつきもの。

最初シャワーを浴びる時に定番の『お湯が出ない!』ってちょっと焦ったのですが、
これはお湯の印が「青」で水の印が「赤」で逆になっていた事がすぐに判明。

洗面の蛇口の印はちゃんとなっていたので、単なる間違えみたいです。

シャンプーとタオル以外のアメニティーがまったく無かった事は用意してきたので気にならず
それ以外のトラブルは特に無いとは思ってましたが・・・

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この時帰ってきて部屋の電気をつけようとスイッチを入れたとたん、
「バチン!」とスゴイ音がして電気がつかなくなってしまいましたんです。

それフロントに電話したら1つの電球が切れてブレーカーが落ちてしまったのが原因だと言う事がすぐわかりました。

係の人がすぐ来てブレーカーをあげてくれたのですが、
切れた電球の代わりの電球を隣の部屋からハズして持ってきてくれましたよ・・・

間違ったお湯の印といい、今回の電球といい、割とアバウトな感じでいいみたいですね。

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海外を旅するとよくわかる、日本人の几帳面過ぎで真面目すぎる国民性。

よく『海外旅行は国内旅行の3倍の経験値を得られる』と言いますが、
それは文化、食、人、町、習慣、風景の違いにサプライズするだけでなく、
日本人である自分自身や周りの当たり前になった環境を客観的に見直せるって事も大きいですね。

自分ではよくわかりませんが、きっと大きく成長できたと思います。


さて、いよいよ次の日はこの「ベルガマ」の町にお別れを告げ、日本に帰りま~す。


「ギュレギュレ」(バイバイ)・・・つづく。