先週、大雪にみまわれた新潟もやっと落ち着いてきましたが、
それでもまだ冬の終わる気配も無く雪もとけず、これからも雪は降りつづけます。
それでもまだ冬の終わる気配も無く雪もとけず、これからも雪は降りつづけます。
そんな週末は一歩も外に出ないで冬眠していたい気分ですが、
それではこの暗い冬、余計に気持ちが沈んで根が生えてしまいますよ・・・
それではこの暗い冬、余計に気持ちが沈んで根が生えてしまいますよ・・・
ってことで、重い腰をあげてリフレッシュするために気合を入れて出かけましたぁ!
ボクらが目指したのはこの寒い冬でも雪の影響が無くあたたかく、そして緑が豊かで遊べる場所。
そこは新潟県の三条市が運営する「保内公園」にある「熱帯植物園温室」です。

以前、新潟市秋葉区にある「新潟県立植物園」には行ったので、今回はこっちの植物園に行ってみましたぁ。
この雪国に、家からちょっと走ったところに熱帯植物園があるなんてうれしいですねぇ。
しかも、ここ「保内公園」の「熱帯植物園温室」はなんと、入場料無料♪
大人の入場料が600円の「新潟県立植物園」よりも規模は小さく古いのですが、
その分気軽に遊びに行けるのがいいですね。
その分気軽に遊びに行けるのがいいですね。

上着なんかいりませんが、15℃に保られた室温は暑過ぎて汗ばむ訳でもなく快適です。
自由開放された息子もこのあたたかさによろこんで走り・・・
と、思ったけどちょっとこの大きな熱帯植物にビビっているようです。
88平方mもあるここ「保内公園」には、この「熱帯植物園温室」以外にも、
植物に関する相談を受ける「緑の相談所」や自然豊かな「トレッキングコース」、
季節の花々が鮮やかな「花木園」、子どもたちが遊べる「アスレチック広場」や「ちびっこ広場」、
標高125mの山頂にある「展望台」や「日本庭園」「茶室」「喫茶店」など、
地形を活かした施設があるのですが、この雪なので行動できるのは室内だけ。
植物に関する相談を受ける「緑の相談所」や自然豊かな「トレッキングコース」、
季節の花々が鮮やかな「花木園」、子どもたちが遊べる「アスレチック広場」や「ちびっこ広場」、
標高125mの山頂にある「展望台」や「日本庭園」「茶室」「喫茶店」など、
地形を活かした施設があるのですが、この雪なので行動できるのは室内だけ。
あたたかくなったら、また別の楽しみ方がありそうです。
そして、昔から保内地区は「植木の里」と呼ばれるほど園芸業者が多く集まっていることもあって、
この広大な敷地を管理しているのは全国でも珍しく
保内公園周辺の造園業を営む庭師さんたちなんだそうですよ。
この広大な敷地を管理しているのは全国でも珍しく
保内公園周辺の造園業を営む庭師さんたちなんだそうですよ。
この「熱帯植物園温室」には珍しいものから定番の熱帯植物が約130種類、約1800本も生活しているそうです。
熱帯の植物としてまず思い浮かぶのはまずサボテンですよねぇ。

あ、サボさんも仲間がいっぱいでよろこんでおります。
ここでは息子を解放すると、刺を触ってしまうかもしれないので抱っこしていましたよ。
その他にもたくさん熱帯植物はあるんですが、ボクはそんなに植物にくわしくありません。
でもこれはスーパーなので見たことありますよぉ。
観賞じゃなくて、食用として熟した実やジュースやプリン、大好きですよ。

そう、これは「パパイヤの鈴木」・・・いや、「パパイヤの木」です。
昔はパパイヤってそんなに食べられるものじゃなかったのですが、
すっかり日本でも定番のフルーツになりましたね。
すっかり日本でも定番のフルーツになりましたね。
沖縄やフィリピン、タイなどでは果物としてよりも、むしろ野菜として食べられていて、
未完熟で青いパパイヤを炒め物にして食べたりするのがメジャーなんだそうです。
未完熟で青いパパイヤを炒め物にして食べたりするのがメジャーなんだそうです。
それもいつか食べてみたいですねぇ。
それからまたこれは美味しそうな熱帯果実ですねぇ♪

「パイナップル」。
よく、中華の酢豚にパイナップルが入っているのは許せない!
という声も聞かれますが、果汁の中にはタンパク質分解酵素ブロメラインを含むため、
肉類を柔らかくしてくれたり、消化を助けてくれる働きがあるんですねぇ。
肉類を柔らかくしてくれたり、消化を助けてくれる働きがあるんですねぇ。
ちょっと小ぶりですが食べてみたぁい。

その他にも、まだまだ日本には広まっていないボクの知らない熱帯果実もたくさんありました。
初めて聞いた名前ですがこれは「モンステラ」の果実ですテラ。
大木の幹にツルで絡み付いて育つサトイモ科の植物で、ミズバショウの様な花を咲かせ、
食用になる果実はキュウイに似たような味なんだそうですよ。
食用になる果実はキュウイに似たような味なんだそうですよ。

そしてまるで「悪魔の実」みたな「ドリアン」かと思ったこれは、タコノキ科の「ビョウタコノキ」。
「病蛸の木」?
幹がまるで包帯でぐるぐる巻きされているような感じの病気っぽい感じだからかなぁ?
実は熟したらバラバラに散って落ちるらしく、味はパイナップルのような甘い香りだけど、
繊維質が多く噛んでしゃぶって味わうんだそうです。
繊維質が多く噛んでしゃぶって味わうんだそうです。

残念ながら息子も大好きで熱帯果実でいちばん馴染みのある「バナナ」は実がまったくない状態でした。
バナナの葉っぱは息子の身長の倍以上あるのもあって、スゴい迫力でしたよ。
そして事前情報によると、ここにある1階の喫茶室「Green」では
ここ採れた「バナナ」のジュースが飲めるというので楽しみにしていました♪
ここ採れた「バナナ」のジュースが飲めるというので楽しみにしていました♪
普通、採れたてのバナナなんて食べられる機会ないですもんね。

でも、この日はバナナジュースはやってませんでした・・・ガッカリ。
これを楽しみにして来たと言っては過言でもなかったのにぃ。
これを楽しみにして来たと言っては過言でもなかったのにぃ。
ちなみに、ここでは「コーヒー」の木も育てられていますが、
この赤い実を剥いて種を焙煎しなければならないので、
けっこう手間ですし量も足りてなさそうなので、
この赤い実を剥いて種を焙煎しなければならないので、
けっこう手間ですし量も足りてなさそうなので、
きっとここ「Green」で飲めるコーヒーはここで育ったものではないでしょうね。

さて、いろいろ見たこともない果実がいっぱいある中、こんなのも見つけました!
「パンノキ」です!
なんとパンがなる木があるんですね。
パンは小麦から作るもんだとばかり思ってましたよ。
パンは小麦から作るもんだとばかり思ってましたよ。
って、そりゃ実際パンがなるわけないですね。

この実は見られませんでしたが、その味はサツマイモみたいな感じで、
昔、貧しい奴隷たちの主食だったことがあるそうなんです。
昔、貧しい奴隷たちの主食だったことがあるそうなんです。
そう、それはパンの代わりのように。
だから「パンノキ」と呼ばれている訳ではないみたいですが。
これが「悪魔の実」なら「アンパンマン」みたいになるのかなぁ?
その他、面白い名前の木はまだまだありました。
この「フトモモノキ」とは、太股みたいな実がなるんでしょうか?
この「フトモモノキ」とは、太股みたいな実がなるんでしょうか?
そんなの見てみたいですね。

どうやら、漢字では「蒲桃」と書くそうで、甘い実がなるそうなんですよ。
ジュースなどでよく聞く「グァバ」とか「フェイジョア」もこの木の種類の実に属すんだそうですよ。
これも食べてみたいなぁ。
って、この熱帯植物を見て、ボクってば果実を食べることばかりですね・・・
一方、息子はというと当然のことながら、まったく植物には興味ありません・・・
いちばん興味をしめしたのは、なぜか置いてあった金魚の水槽。

水槽に指をさすと、金魚がビックリして反応するのが息子のツボだったようです。
ボク的には、金魚じゃなくてピラニアとかだったら、熱帯を感じられたのにぃ、と思いました。
それからもう一つ、息子が興味を持って、そこから動かなくなっていたのが、排水溝。
???何で? 普段も外を散歩していても排水溝やマンホールで必ず立ち止まってなかなか前に進まない。
排水溝のどこにそんなに夢中になる魅力があるのか、ボクにはさっぱりわかりません・・・
排水溝のどこにそんなに夢中になる魅力があるのか、ボクにはさっぱりわかりません・・・

まあ、ボクも熱帯植物よりも興味は果実ばかりだから、人のことは言えないですけどね。
って、ことでこの寒くて暗くて辛くて長い真冬の新潟で、
緑豊かな熱帯であったかく散歩することができました。
緑豊かな熱帯であったかく散歩することができました。
真冬の熱帯植物園は最高ッスね。
しかも、「無料」の施設でお財布もあったかでした♪
保内公園「熱帯植物園温室」 新潟県三条市下保内3714 電話:緑の相談所0256-38-5240 営業:9時~17時 定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合その直後の休日以外の日)