聖籠観音の湯「ざぶ~ん館」 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、今年最後の「新潟競馬」に行った後、またもや温泉に浸かってきました。

新潟市内でもうっすらと雪が降り始めた、温泉のぬくもりがありがたい季節となってまいりましたね。

今回行ったのは「新潟競馬場」から車で新新バイパスへ新発田方面に10分ぐらい走って
聖籠ICの近くにある聖籠観音の湯「ざぶ~ん館」です。

息子も日帰り温泉デビューしてから3週末連続となりましたぁ。

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ここには近いということもあり、何度も行っているのですが、
バイパスを降りたら案内看板もあるし、目立つ「オレンジローソン」の角を曲がるので、
初めて行かれる事も無く迷うことなくアクセス楽々な温泉です。

ここには宿泊施設も隣接していて、そこには宿泊者専用の浴室があるのですが、
宿泊者は日帰りの浴場も利用ができます。

また、貸切風呂(1時間2,000円)なら宿泊者でなくても利用できるそうですよ。

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実は今年の9月から、源泉井戸からガスが大量発生するなどの要因で、
温泉湧出量が低下してしたためにここ1ヶ月間ほど緊急に沸かし湯で営業していたんだそうですが、
ガス対策応急工事をし、やっと先月通常通りのお湯が楽しめるように再開できたんだそうですよ。

大変でしたねぇ。 無くならないでよかったです。

まず玄関を入ると下駄箱に靴を入れ、そのカギをフロントに出して
代金と引き換えにロッカーキーとバスタオル、ミニタオルが借りられるというシステム。

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このシステムって、けっこう多くのの日帰り温泉でもやってますが、
車に忘れ物とかとりに行ったりする時に不便だったりもするので、
玄関にサンダルを置いてもらえるとうらしいかな。

入館料は大人(中学生以上) 700円、小人(4歳以上) 400円です。
聖籠町民は割引があるらしい。

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ボクらはまず日帰り温泉に行くと、入浴後に待ち合わせの場になるところをチェックします。

この80帖もある大広間は、テレビも離れて2台設置してあるし、リラックスできていいですねぇ♪

その他、ソファーで休める場所もありました。
こちらにもテレビが置いてあって、どれだけテレビ好きなんだ?って感じもありますが、
待っている間退屈せずにすみそうですよ。

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また、2階には貸部屋以外に「リラックスルーム」もあって、
落ち着いた照明の中にゆったりとしたソファベッドで仮眠をとれる部屋もありました。

この場は息子も一緒だったので、声を出さないうちに退散で~す。

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あと、ここはお土産売り場もなかなか面白い。

源泉の名前「聖籠観音の湯」の由来となったこの近くの「聖籠山宝積院」、
通称「聖籠観音」の仁王尊の姿が焼印になった「聖籠せんべい」。

聖籠産ぶどうを100%使用した「聖籠ワイン」や、
天皇皇后両陛下が聖籠町をご視察された際に召し上がったというゼリー?「はまなすの実」などなど・・・

地元の物をつかったものが結構並んでいて、見ているだけでも楽しいです♪

って、見ているだけかいっ!?

「新潟たれカツ丼のたれ」っていうのも売っていて気になりました。

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さてさて、施設紹介はここまで、早くお風呂に入りましょう!

また、息子と一緒に裸の付き合いです。

ボクは息子と一緒にお風呂に入るのは大変ではないのですし、
相方にゆっくり入ってもらいたいと思うからいつも息子は男風呂なのですが・・・

どうなんでしょうか?
息子も勉強のためにたまには女湯も経験させたほうがいいのでしょうかねぇ?

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さて、ここには「聖の湯」と「観音の湯」の内容がいくつか異なる2種の浴場があり、
日替わりで男湯と女湯が入れ換わるんです。

この日は11/20で偶数の日の男湯は「聖の湯」。

どちらにも「サウナ」と「露天風呂」、普通の「大浴槽」はあるのですが、

「聖の湯」には、寝たままお湯につかってリラックスできる「寝湯」があり、
これは息子が立って入るのに丁度いいです。

でも底が身体のラインに沿ってデコボコしているので、歩くのには注意になきゃ。

また、肩こりに効果的な「打たせ湯」に、息子は興味本位で触り、
その水圧にビビって泣きそうになってましたよ。

気泡が下から出てきて血行をよくする「気泡浴」もあります。


一方、この日女湯だった「観音の湯」には、ジェットバスで体のつぼを刺激し、疲れをとる「圧注浴」。

浮力で足に負担をかけず、適度な圧力で効果的にウォーキングが出来る「歩行浴」もあります。

って言っても、さすがにこの時間帯は入っている人がいるので写真には撮れませんが・・・

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地下1,100mから湧き出す「聖籠観音の湯」の泉質は「ナトリウム-塩化物強塩泉」で、
ナメてみると海水をあっためたんじゃないか?ってぐらいめちゃめちゃショッパイんですよ。

400万年前の古代海水とのことだから、間違っちゃいないんですけどね。

なので、湯上がりはシャワーで洗い流さないと多少ベタベタしますし、
息子も目をこすっていたので、目にしみていたのかもしれません。

なので、飲む人もいないと思いますが飲用にも適してはいませんよ。


だた、この濃厚な塩分要素が皮膚にいいらしく、アトピーや皮膚病などに効能があるといわれていますし、
湯冷めしにくくとってもあたたまります。

ちなみに色は黄褐色、臭素やヨウ素を含むので独特の匂いがしますよ。

循環式となりますが、いずれにしても濃厚な温泉といった感じです。

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浴場にはリンスインシャンプーやボディーソープもありましたが、
脱衣所にはベビーベットやオムツ専用ゴミ箱もあり、子ども連れでも安心。

息子が色んなものに興味を持ってすぐ色々触りに行ってしまうので、自分自身の着替えが大変ですよ。

ドライヤーを抱っこしながらかけていたら蛇口をひねるし、ズボンを片足履いては追いかけたりですもん。

このベビーベットはちょっと助かりました♪

ヘアブラシやドライヤーもあるけれど、壁に設置されたドライヤーもいい味出しています。

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息子が日帰り温泉デビューしてから、あればなるべくそこの食堂で夕飯を食べて帰ろうと思うのですが、
ここにも「湯樂」という食堂がありました。

営業時間は11時~15時、16時半~21時(土・日・祝日は11時~21時)LOは30分前までだそうです。

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まあ、メニューは特に珍しいものは無く、普通の日帰り温泉施設って感じでした。

ボクがたのんだのは刺身と豚すき煮の定食「観音御膳」(980円)。

メニューの写真では、付いているフルーツがメロンだったのに、
出てきたのがミカン1/4だった時にはプチショックでした・・・

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息子にもここでちゃんと夕飯を食べさせようと思ったら、
お風呂では元気だったのに眠ってしまいました。

もしかしてあれだけ目をこすっていたのは、温泉の塩水が目にしみたんじゃなくて、眠かったのかなぁ?

塩分濃度の高い温泉に浸かりあたたまった様で、心地よく眠っています。




※泉質、施設、アメニティ、料金、アクセス、雰囲気、清潔度、混み具合、
その日の気分、体調などなど、ボクの独断と偏見とわがままで付ける、★5点満点の温泉「お好み度」。


聖籠観音の湯「ざぶ~ん館」

・・・お好み度★★★★☆

クセが強い泉質はお好みが分かれそうな感じですが、ボクはこの様な濃い温泉が好き♪
施設も充実していて、アクセスも便利、絶景はないけれどこれだけ揃っていれば充分満足です。

聖籠観音の湯「ざぶ~ん館」
新潟県北蒲原郡聖籠町大字諏訪山652-3
電話:0254-27-1126(イイフロ)
営業:9時半~21時半(受付:8時半まで)
定休日:第3火曜日(祝日の場合は翌日)