温泉地?から温泉地へ向けて | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

秋のシルバーウィーク、後半の連休を利用して9/21(水)~24(土)で、
「北海道」3泊4日の家族旅行に行ってきましたぁ♪

1日目は「北の国から」の舞台になった富良野を満喫し
2日目には楽しみにしていた「旭山動物園」でエキサイティングしました。

そして、3日目の朝を迎えましたが、台風15号も過ぎ去ってお天気も回復してきたけど、
まだ雲の流れは速いですねぇ。

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って、・・・どこだ、ここはぁ? 目の前にはスキーゲレンデ? 思い切り山の中だぁ!?

昨日は日が暮れてからのチェックインだったので周りは真っ暗だったのですが、
朝起きてみたら目の前は清々しい空気が流れる大自然でしたよ。


この日は次の目的地「登別温泉」まで移動するため、
「旭山動物園」からだとちょっと長距離移動になってしまうので、
なるべく通り道の中間地点に2日目の宿をとることにしたんです。

そして、地図上を見ていると「かもい岳温泉」の文字をみ~つけた♪

「道央自動車道」を滝川ICで降り、歌志内市にあるホテルに決~めた。

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これから「登別温泉」行くのでどんな宿でも良かったのですが、
せっかくなら「温泉」と名のつくところがいいよねぇ・・・って、思って予約したのですが、

実はこの「かもい岳温泉」、天然温泉では無いんです。

ガビビビ~~~~~~ン!!

ボ、ボクとしたことが、大失敗・・・

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よく確認しなかったボクがいけないのですが、
ここは昔から「かもい岳温泉」という名の銭湯施設があり、
その名残りのまま引き継がれちゃっているそうなんですよ。

今では温泉施設の表示等で問題になるんでしょうけどね・・・

ボクもここに来る直前、キャンセル料がかかる時に改めて調べてみて気付いたんですけど、
やっぱり紛らわしいですよねぇ。

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まあ、お風呂は薬湯「八漢湯」だったし、空気も美味しいし、
食事も一切冷凍の物を使用しない地元で採れたものを使用した素朴で温かいものでしたし、
ホテルの人も気さくに話しかけてきてくれてリフレッシュできましたけどね。

うれしいことに、ボクらが新潟からやって来たって事を言ったら、
『あぁ、新潟はサッカー強いよねぇ』って言われちゃいました。

いやいや、お恥ずかしい・・・それほどでも無いんですが・・・

この時、コンサドーレ札幌がJ2では首位だったので、Jリーグの話で盛り上がっちゃいました。

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そして、ボクらは「登別温泉」方面を目指し南下していくのですが、ここで不幸が起こります・・・

それは、ボク愛用のデジカメ「LUMIX DMC-TZ10」がまたもや壊れてしまったのです!!


この途中のパーキングで撮った写真を最後に、レンズが飛び出なくなっちゃいましたぁ~

そ、そんなガラナ!? じゃなくて、そんなバカな!? ガビビビビビ~~~~ン!!

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ボクのデジカメってホント壊れすぎですよねぇ。

このカメラで2回ですが、その前のカメラから何度ここで記事にしてきたことか・・・

帰ってきて修理したら1万円かかってしまったけど、旅行中の故障がそれ以上に痛いッス!!


ってことで、ここから先は相方のビデオカメラ「Everio」で撮った静止画と、
ボクのケータイカメラでの画像となります。

トホホホ・・・ショック~

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で、3日目の最初の目的地は千歳市にある「支笏湖」です。

「支笏湖」と言えば、透明、深い、凍らないで有名なカルデラ湖ですね。

透明度は摩周湖、バイカル湖に匹敵すると言われ、最近の水質調査では全国No1になったとか。

また、深さは田沢湖に次いで日本で2番目に深い最大水深363m。
日本で一番大きい琵琶湖の約1/9ていどの表面積なのに、貯水量は3/4にも匹敵するそうですよ。

また日本最北の不凍湖としても有名ですが、実は凍ったことは数回あるそうです。

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そんな有名な「支笏湖」をほんのちょっと眺めるだけで良かったのですが、
有料駐車場しか見つからなくて「410円」はらう事になってしまいました。

駐車券には『公園内の施設の維持管理に使われます』って書いてあるから、まあいいか。

でも、せっかくなので家から持ってきたベビーカーでお散歩です。

実はせっかく持ってきたベビーカーなのに、この旅行で使ったのはこの時だけ。

天気が悪かったのもありますが、「旭山動物園」は階段とか坂道も多いし、
自然の中では走りにくいし、あんまり使いどころがなかったんですよねぇ・・・

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あと「支笏湖ビジターセンター」で「支笏湖」の神秘や、
その周りを囲む豊かな森林や高山植物に彩られた山々、
そしてそこに暮らす生き物たちの生態をなど、

大自然の魅力と環境保護の大切さを学びましたよ。

さ~て、頭を使ったらお腹も空いちゃいます。

ちょうど予定通りランチタイムなので、事前に調べてきたお店に食べに行きましょう!

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この日のお昼を食べたのは喫茶店の様な落ち着いた雰囲気の「メメール」というお店。

リニューアルしたばかりだそうでキレイなのですが、
ボクが食べたいと思ってたのはここの1日たった10食限定の名物料理です。


阿寒産の鹿肉を使った「噴火ハンバーグ」(1000円)で~す!

って、「支笏産」ではないのね。

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「支笏湖」に付随する活火山での「樽前山」をイメージしているのか?

パンパンに膨れ上がったアルミホイルの頂点に穴が開いていて、
そこからシューシューと蒸気があがっています。

ビジュアル的にもインパクトがありますが、前にも書きましたようにボクは鹿肉大好き♪

北海道に来たら欠かせませんよ。 もう来て3日連続鹿肉です。

さっそく、アルミホイルを破ってオープン♪

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おお! きのこや野菜たちもホイル焼きにされていていい香り~

ん~、肉質が硬いのが普通の鹿肉ですが、これは結構ふんわりしています。
合い挽きなのかなぁ?

鹿独特の臭さもなく、初めての人でも食べやすいと思いますが、
ボクはあの臭さが好きなのでちょっと物足りないかな・・・

プラス400円でサラダとパン(ライス)を付けることになるので、
ちょっとお高めですが旅の思い出としては最高ですよ。



そして、相方が食べたのも名物メニューです。

ていうか、今後もっともっと有名になっていく予定の新ご当地グルメなんです。

それは、昨年2010年の4月に千歳の特産物を使った新たなご当地グルメを「支笏湖」に!
ということで新たに開発された「アキヒメ温玉ライス」です。

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「アキヒメ」とは秋の産卵を終えた「ヒメマス」の親魚の事で、
これまでもヒメマス料理はすでに「支笏湖」の名物として知られていたのですが、
とても美味しいと同時に高価でもあるので、なかなか気軽に観光客に食べてもらえなかったそうです。

そこで、若干味が劣るけど安価の「アキヒメ」を美味しくフレークにして
調理したメニューが「アキヒメ温玉ライス」。

そして、それを「支笏湖」周辺のホテルや旅館、飲食店などで食べられる様にしたのですが、
各お店で出すのに10つのルールを決めたのです。

【「アキヒメ温玉ライス」10のルール】

1. 支笏湖産の「アキヒメ」を使用する。

2.「アキヒメ」はフレーク状にして、ごはんと混ぜる。
  そのごはんの中に、温泉や溶岩をイメージした温泉玉子を入れる。

3.支笏湖をイメージした「あん」または「ソース」をかける。

4.支笏湖の森をイメージした、道産野菜(極力千歳産野菜)を盛り付ける。

5.アキヒメごはん、あん、野菜はひとつのお皿に盛りつける。
 (ごはんを樽前山、あんを支笏湖、野菜を森に見立てた盛り付けとする)

6.ごはんは「北海道米」とする。

7.支笏湖畔散策を楽しめるMAPをランチョンマットに使用する。

8.プレート+汁物+デザート(極力千歳産のものを使用)のセットで提供する。

9.価格は945円(税込)とする。

10.醤油や味噌などの調味料も極力地元で製造されたものを使用する。


この「10のルール」さえ守れば、調理方法、味付け、デザインなどは自由だそうなんです。

値段も「945円」一律っていうのもいいですね。

『支笏湖をイメージした「あん」または「ソース」』っていうぐらいのアバウトさなので、
ホントお店それぞれで違ってきちゃいますよねぇ。

まったく同じ名前の料理なのに、そのお店の個性やセンスが現れるっていうのが面白いですよねぇ。

『あっちの「アキヒメ温玉ライス」は美味かったけど、こっちの「アキヒメ温玉ライス」はいまいちだった・・・』
とか言われちゃうといけないですからねぇ、各お店の意地とプライドも賭かってますね。

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ちなみに「メメール」はお店の雰囲気にぴったりなトマトソースで洋風な「アキヒメ温玉ライス」でした。
デザートやスープも付いてきましたよ。

その新たなご当地グルメの取組み、感心しちゃいますね。


「アキヒメ温玉ライス」は「支笏湖」周辺のホテル、旅館、支笏湖温泉商店街の飲食店
計9店舗で食べることができますよ。


いやぁ~満足、満足。

ごちそうさまでしたぁ~♪

「メメール」

北海道千歳市温泉番外地
電話:0123-25-2731
営業時間:10時~17時半 (休前日・休日:9時~19時)


さて、「登別温泉」方面にどんどん向かっていきましょう!


・・・つづく。