もうちょっとだけ北の国から | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

秋のシルバーウィーク、後半の連休を利用して9/21(水)~24(土)で、
「北海道」3泊4日の家族旅行に行ってきましたぁ♪

楽しみにしていた遅めの夏休みでしたが、不運にも台風15号が
全国に大きな被害をもたらしながら接近中であいにくの悪天候。

息子が初体験の飛行機も多少揺れを感じましたが無事に富良野に到着し、
まずは「北の国から」のロケ地になった「くまげら」で北海道の味を堪能しちゃいました。

そして、お腹も満たして相方の希望で向かった先は、昨年2010年4月「旧協会病院跡地」に
オープンしたばかりの「フラノ・マルシェ」です。

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「マルシェ」とはフランス語で「市場」という意味で、富良野の食材にこだわった美味しいものや、
富良野の魅力を紹介してくれる情報発信基地となっているところなのです。

そこには3つの建物、4つのコンセプトスペースに分かれていて、

『スイーツカフェ サボール』で富良野の食材を使ったスイーツや焼きたてパンを食べながら、
コーヒーや季節の飲み物、スープなどを、

『テイクアウトショップ フラディッシュ』には地元産の素材にこだわった、
富良野の個性豊かな5つのテイクアウトショップがあり、外のオープンスペースで味わえたりします。

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また、『ファーマーズマーケット オガール』は、富良野で採れたお米、アスパラやメロン、スイートコーン、
トマト、ジャガイモ、たまねぎ、にんじん、さらには畜産物などなど、
これぞ北海道の大地の味! というものが産地から直送で売られているんです。

どれも美味しそうで安いので心惹かれますが、この日は初日だったので
良野野菜をふんだんに使用したお菓子やソースなどの加工品だけを購入しましたよ。

ここに来て本気で買い物するなら、最終日にするか、宅急便で配送する事で計画した方がいいかもですね。

もう一つのスペース『富良野物産センター アルジャン』は「富良野地域最大のスーベニアショップ」。

まあ、早い話がお土産屋さんです。

定番のふらのワインやチーズ、加工食品、ラベンダー商品などなど、
富良野特産の食品から工芸品まで約2000種類の商品があるそうです。

もちろん富良野の観光に大きく貢献したこのグッズ売り場もありましたよ。

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「子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン」(400円)!

しかも、「しょうが風味」!?・・・ダジャレ?

「北の国から」をご存じ無い方は「なんのこっちゃ?」だと思いますが、
これを見つけた瞬間、相方と大爆笑しちゃましたよ。


閉店間際に入ったラーメン屋で、純がいろいろと嘘を重ねてその場を逃れてきたことを、
父親の五郎に意を決して涙ながらに懺悔をしている途中、
閉店時間をとっくに過ぎてもだらだら食べているこの家族に店員が業を煮やし、
親子の大切な会話に水を差してラーメン丼を下げようとしてしまいます。

そこで五郎が店員に発した言葉が『子供がまだ食ってる途中でしょうが!!』。


「北の国から」で1~2を争う大好きなシビアで感動的なシーンなんですけどね。
それをパロディにしちゃいましたよ。

ご存じ無い方は「北の国から '84 夏」の最後の方をご覧になってみてくださいね。
「You Tube」でもけっこうアップされています。

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この商品は「北の国から放映30周年記念」として麓郷にある「富川製麺所」で出しているのですが、
お店では(650円)で食べる事ができて、さらにオプションで五郎さん帽子とカチンコを貸し出してくれます。

「北の国から」の世界にどっぷり浸かりたい方はぜひ、あのシーンを再現してみてくださいね。


って、1つの商品にこんなに入り込んでしまいましたが、
とにかく「フラノ・マルシェ」に行けば富良野がたっぷり詰まっているので、
これからの富良野観光には立ち寄り必須スポットですね。

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ボクらはそこで買ったものをオープンスペースでちょいと試食しました。

アップで写っている食べかけのものは、モナカの中に納豆が入った
富良野の学校では定番の「ナゥピー」(8個入/600円)です。

これは冷凍で売られているのですが、今の時季は15分ぐらい自然解凍すると食べ頃だそうです。

『美味しいの?』と、問われれば「まんま納豆だね」とお答えしますが、
息子はとっても気にいったみたいでバクバク食べてましたよ。


また、ドーナツの様なものは、今富良野で一押しのFURANO MOONの「ふらの野菜リングケーキ」。

富良野はもちろん北海道産のかぼちゃやにんじん、トマト、ほうれん草、小麦、牛乳、米粉などを
使用した地産地消のふわもち食感のスウィーツです。

んん~美味しい♪ 富良野野菜は持って帰れないけど、野菜を使ったケーキなら大丈夫。
こりゃ、お土産に決定~!

北海道の水と熊笹を使用した「くまささ茶」と一緒にいただきました。

ちなみにその隣の原料に麦芽、旭川産米、富良野産大麦を使用した
「大雪地ビール 富良野大麦」は、車移動なので夜までおあずけです。

富良野産、北海道産がたくさんでうれしいなぁ♪

「フラノ・マルシェ」

北海道富良野市幸町13-1
電話: 0167-22-1001
営業時間:
夏期/9時~19時(6/15~9/25)・GW(4/28~5/5)
冬期/10時~19時(上記以外)
休業日:11/24~30・12/31・1/1





さて、ボクの希望で次に向かったのはこちら。

ここも「北の国から」ファンならご存知ですよねぇ。

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新富良野プリンスホテルに隣接した森にある「ニングルテラス」です。

実は「北の国から」のロケ地はいくつか巡りましたが、
ここには訪れた事がなかったんで一度来てみたかったんですよ。

なんたって「北の国から」の作家、倉本聰氏プロデュースの森の中のショッピングロードですから。

「ニングル」とは倉本聰氏の著書「ニングル」の作品に出てくる
昔から北海道の森に住む身長15cmくらいの妖精の事で、
この敷地の中心には「ニングル」が2世帯住むという木の根があったり、
随所に「ニングル」の目線を体感できるという、大きなドングリやキノコがありましたよ。

散歩するだけでもリラクゼーション効果がありそうです。

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木が生い茂り、小川が流れるマイナスイオンたっぷりの一周約300mの遊歩道に沿って、
15軒の小さなログハウス型クラフトショップが並んでいますが、
そこで売っているのはみんな温かみのある手作り、唯一無二の商品ばかり。

そして、森の鍛冶屋、ガラスの家、小さな宇宙 万華鏡、
かづら工房、オルゴールの森、おと屋、紙々の森、などなど・・・

まるで名前だけでも童話に出てきそうなものばかりですね。

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中には店員さんがまさにコツコツと商品を作っていたりして、
森のざわめきと、小川のせせらぎと、その音だけが聞こえてくる静寂な空気。

この時お客さんが全然いなかったこともあり、ちょっと見学だけでは店内に入りにくい雰囲気もありました。

「北の国から '98時代」では、雪子おばさんがここの「森のろうそく屋」で働いていましたね。

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なんだか今回は「北の国から」のロケ地巡りはしないって言っている割にはその話ばっかりでスミマセンです。

ドラマを見ていない人にはサッパリですよね。

もう、「北の国から」の話はこれで最後です。



ってことで最後に、「北の国からパスポート」ってご存知でしょうか?

「北の国から」のファンために作られた、スタンプ張で、
ドラマのシーンをひとつひとつ思い浮かべながらロケ地巡り、各所にあるスタンプを押してまわるものです。

富良野には15ヶ所、それから「北の国から2002遺言」の舞台になった羅臼には10ヶ所設置されています。

ボクは今回は3ヶ所のみ。

2003年からちょっとずつコツコツ集めはじめて、今回新しくここ「ニングルテラス」が今回増えて
全部で15ヶ所のスタンプが集まりました。

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って、たしか全部集めたところで何もなかった気がしますが・・・

「北の国から」のロケ地巡りを目的とされるファン方は、
このパスポートがあるとさらに楽しく巡れる事間違いなしですよ。

さ~て、「北の国から」のお話はこれでおしまい。

「北の国から」のロケ地じゃなくてもこんなに素敵な「ニングルテラス」をのんびりと散策しましょう♪


・・・つづく。