先日、息子の海デビューの地として行った「笹川流れ」。
県内で唯一「日本百景」に登録されている、新潟一美しいと思われる県北の海岸ですが、
南北11kmにも渡るのでとりあえずの目的地として「道の駅 笹川流れ」を目指しました。
南北11kmにも渡るのでとりあえずの目的地として「道の駅 笹川流れ」を目指しました。

って、先日も「道の駅」の話題をしましたが、別に今マイブームって訳じゃありませんよ。
名産、特産、盛りだくさんの「道の駅」は、
昔っからその地域の文化や人情までも味わえて大好きなんですよねぇ♪
昔っからその地域の文化や人情までも味わえて大好きなんですよねぇ♪
「道の駅 笹川流れ」は新潟県の最北端の「道の駅」なんです。

昔「道の駅」っていう名を聞いた時、電車にも乗れないのに『駅』って言うのが何だか変な感じもしましたが、
実はここ「道の駅 笹川流れ」は電車にも乗れるんですよ。
実はここ「道の駅 笹川流れ」は電車にも乗れるんですよ。
この「道の駅 笹川流れ」のあるのは「日本海夕日ライン」の一部、国道345号沿いですが、
それと並ならんでJR羽越本線が走っているんです。
それと並ならんでJR羽越本線が走っているんです。
列車と並走しながら、反対側には美しい海岸を臨むっていうのもいい感じですよぉ。
その羽越本線が停車する「JR桑川駅」と併設されているのが「道の駅 笹川流れ」なんですよねぇ。
全国各地にはこの様な電車の駅と併設されている「道の駅」はいくつかあるみたいです。

ここの「夕日会館」と名付けられた施設は、日本海に沈む美しい夕日がテーマになっていて、
3階の「サンセット展望台」では寒い冬でも全面ガラス張りの展望台から
日本海の美しい景色が見る事ができます。
3階の「サンセット展望台」では寒い冬でも全面ガラス張りの展望台から
日本海の美しい景色が見る事ができます。
夏はちょっとビニールハウス状態で暑かったですが・・・
また2階には広大な風景が臨める「サンセットテラス」や、海に渡れる歩道橋「サンセットテラス」、
夕日を眺めながら食事ができる「夕日レストラン」などがあります。
夕日を眺めながら食事ができる「夕日レストラン」などがあります。
さらに1階に下りる階段わきには四季折々の夕日の表情と、
山北町の自然に触れあえる写真が展示してあり、夕日一色ですねぇ。
山北町の自然に触れあえる写真が展示してあり、夕日一色ですねぇ。
もちろん1階はお馴染みの「物産販売コーナー」や「観光情報コーナー」もあります。
「シャワールーム」(2分/300円)は海水浴客には便利ですね。
「シャワールーム」(2分/300円)は海水浴客には便利ですね。

ここ「笹川流れ」の物産と言えば、一番有名なのが『塩』です。
新潟県で最も美しく清らかと言われている海水を特に澄んだ日を見計らって汲み上げて、
一度水槽に入れて寝かせてから砂や貝殻などを沈殿させ、その上澄みを汲みあげます。
一度水槽に入れて寝かせてから砂や貝殻などを沈殿させ、その上澄みを汲みあげます。
そしてその海水を何度もさらしの布に通し、海のアクや石灰を丁寧に取り除きながら、
大量の薪でじっくり時間をかけて煮詰めると、海の恵みをいっぱいうけた塩の結晶が誕生するそうですよ。
大量の薪でじっくり時間をかけて煮詰めると、海の恵みをいっぱいうけた塩の結晶が誕生するそうですよ。
その昔ながらの製法で手間暇を惜しまず作ったのが「笹川流れの天然塩」なんです。
カルシウム、マグネシウムなどのミネラルをたっぷり含ませ、
塩分を抑えたまろやかな甘味のある「笹川流れの天然塩」は、肉料理、魚料理、野菜料理、米、和菓子、
洋菓子だって、素材の甘さを充分に引き出すのでちょっとお高いですが県内外問わず人気なんですよ。
塩分を抑えたまろやかな甘味のある「笹川流れの天然塩」は、肉料理、魚料理、野菜料理、米、和菓子、
洋菓子だって、素材の甘さを充分に引き出すのでちょっとお高いですが県内外問わず人気なんですよ。
ボクもお土産に玉藻の海藻をあわせて炊きあげ、磯の香りが漂う「玉藻塩」を買って帰りました。
これからの季節、採れたてで冷やしたキュウリやトマトにかけて食べるんだぁ~♪

その「笹川流れの天然塩」を使った青いソフトクリーム、「日本海ソフトクリーム」(300円)も
4~10月頃までの期間限定ですが人気ですよぉ。
4~10月頃までの期間限定ですが人気ですよぉ。
一瞬、ソーダ系の爽やかな味わいが流れますが、ほんのりとした塩味が
奥にあるバニラの様な甘みを表面に引っ張り出してくれるのがわかります。
奥にあるバニラの様な甘みを表面に引っ張り出してくれるのがわかります。
日本海の荒波をイメージしたとのことでが、この夏の煌めく穏やかな日本海にピッタリですよ。
なかなか美味しかったです♪
そして、せっかくなのでこんなに豊かな大自然を目の前にしたら、
海の幸も味わないと帰れないでしょう!
海の幸も味わないと帰れないでしょう!
2階の「夕日レストラン」では様々な海の味に出合えるのですが、
ボクらは食事をちゃんととるほどはお腹は空いていなかったので、これを食べました!
ボクらは食事をちゃんととるほどはお腹は空いていなかったので、これを食べました!

笹川流れ産「生岩がき」(2つ/700円)です♪
「笹川流れ」で獲れる「岩がき」は、川から冷たい水が海に流れ込む流域で獲れるので、
他の地域の「岩がき」よりもミルクの風味がとても濃厚で、しかもしつこく無いそうなんです。
他の地域の「岩がき」よりもミルクの風味がとても濃厚で、しかもしつこく無いそうなんです。
一般的に「牡蠣」と言えば、英名に「R」のつかない月、すなわちMay(5月)June、(6月)、
July(7月)、August(8月)は産卵期であって食用には適さないとされているのですが、
それは通常いちばん日本良く食べられている「マガキ」を指すんです。
July(7月)、August(8月)は産卵期であって食用には適さないとされているのですが、
それは通常いちばん日本良く食べられている「マガキ」を指すんです。
「牡蠣」なのに、「夏季」に食べられないなんておかしいですよねぇ?
でも、この「岩がき」の旬は夏なのですよ。
通称「夏ガキ」とも呼ばれ、昔は新潟県を含む一部の場所でしか食べられなかったそうです。
しかも、7月に入って水温が高まると大きく成長する性質を持っているから、
まさに今頃からお盆ぐらいまでが食べ時なんですよねぇ。
まさに今頃からお盆ぐらいまでが食べ時なんですよねぇ。
レモンをかけて、一口で「チュルン」と・・・口の中に日本海が広がります!
ん~、し・あ・わ・せ♪

ここ「笹川流れ」には数々の奇岩、絶壁、洞穴などの大自然が築いたオブジェが海岸線に並んでますが、
それを遊覧船に乗って海側からも見られるんです。
それを遊覧船に乗って海側からも見られるんです。
4/1からはその「笹川流れ観光汽船」とここの「夕日レストラン」と提携して、
遊覧船乗船券お食事券がついてお得な(1,800円)というチケットが売っていました。
遊覧船乗船券お食事券がついてお得な(1,800円)というチケットが売っていました。
まあ、今回はドライブと息子の海デビューってことなのでまたの機会に。
また、館内には毎日日の入り時刻が掲示されていて、
出来る事ならキレいな夕日を見て帰りたいとも思ったのですが、
だいぶ陽ものびてきたし、あんまり遅くなるといけないのでここで夕日は見ずに帰りました。
出来る事ならキレいな夕日を見て帰りたいとも思ったのですが、
だいぶ陽ものびてきたし、あんまり遅くなるといけないのでここで夕日は見ずに帰りました。
夏の始まりに美しい日本海の風景を臨みながら、地元の旬の味を満喫できた「道の駅 笹川流れ」。
単にドライブでの休憩所だけとしてではなく、ここを目的地にして訪れるのもオススメです。
それに、ここには車が無くても電車で気軽に来られるしね。
それに、ここには車が無くても電車で気軽に来られるしね。
ごちそうさまでしたぁ~♪
「道の駅 笹川流れ」 新潟県村上市桑川892-5 電話: 0254-79-2017 営業:物産販売・観光案内センター/9時半~18時(4/1~7/18) 夕日レストラン/11時半~19時 LO16時半(4/1~7/18)