J1第4節「ヴァンフォーレ甲府」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

7/6(水)はJ1リーグ第4節「アルビレックス新潟 vs ヴァンフォーレ甲府」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

第4節は4/3(日)に行われる予定でしたが、東日本大震災直後で延期となった試合です。

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平日の試合なので仕事をほぼ放棄するようなカタチで強引に退社し、
新潟駅からバスでビッグスワンへ直行!

急いでいつものゴール裏に行こうと思いましたが・・・

あれっ!? なんで?こんなところに!

これはこれは、どこかで見たことあると思ったらポニーの「ソラくん」ではないですかぁ!
ここはJRA新潟競馬場のブースですね。

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どうやら7/16(土)から始まる新潟夏競馬の広報活動にやってきたみたいです。

ここ数年、お馴染みの企画となっていますが、8/7(日)には新潟競馬場に
アルビの選手が2人やってきて、JRAのジョッキーとミニゲーム対決をやるそうですよ。

こりゃ見逃せませんねぇ♪

同じ芝でも「ピッチ」と「ターフ」の違いはありますが、
ボクの大好きな「サッカー」と「競馬」のコラボはうれしい限りですよ。

同じ新潟のプロスポーツとしてお互い盛り上げあって欲しいですね。

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さて、我がアルビレックス新潟は9戦勝利無しという暗くてツラい長いトンネルをようやく前節で抜け出し、
10試合ぶりの、しかも無失点複数得点で勝利を手にしました。

そのよろこびから中3日、もうその時の浮かれ気分はありません。

だってアルビは現在勝ち点15の14位、ACLどころか降格圏内の方がよっぽど近い安心できない状況です。

ここはホーム「ビッグスワン」!

この後はアウェイ2連戦が控えている事ですし、前節の勝利を無駄にしないように、
絶対連勝をして波に乗りたいところですね。

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一方、ヴァンフォーレ甲府は今季J1に返り咲いたチームですが、
アルビから見るとJ2時代からの対戦成績は通算17勝4敗5分と大きく勝ち越せてますし、
J1リーグではまだ1つも勝ち点を渡してなく、現在16位と降格圏内にいるチームです。

しかも、前節開幕から唯一勝ち星の無かった福岡に初勝利を謙譲して、4戦連敗中と不調。

しかし山形の時も書きましたが、もしこれがリーグ終盤戦の対戦であったらお互い崖っぷちのチーム同士、
事実上残留争いの直接対決といったカードとなるでしょう。

もうこれ以上勝ちを譲れないのはお互い同じ、一瞬の隙も命取りになるような緊迫した戦いになるはずです。

それを表すかのように、この平日なのにこんなにも甲府サポーターの方にも来ていただけました。
ビッグスワンにお越しいただきありがとうございます。

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さてさて、群雄割拠して天下をうかがう戦国の夜。

前節の「天地人ダービー」につづき今節も戦国ダービー、甲斐と越後の合戦「川中島ダービー」。

もう信濃の地では行えないらしいですが、この対戦を再び迎えられるなんてうれしいですね♪

さあ今宵、この平日に集まった13,644人のサポーターの目の前で
繰り広げられる乱戦に19:03いざ、出陣じゃあ!

(って、キックオフってことです)

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前半の立ち上がりに甲府に攻められ、そこからアルビは防戦になったことがこの試合を決定づけたのか?

最初はお互い攻め手に欠けるというか、
中盤のプレスの掛け合いでなかなか前線まで持ち込めない展開がつづきました。

なぜかアルビの得意なサイド攻撃を仕掛けず、
ブルーノ・ロペスへの相手ディフェンスの裏を狙った縦へのパスが多いなぁ・・・

通ればいいけどみんな読まれて見事にカットされています。

せっかく前に運んでもまた守備に戻らなければならない悪循環にハマりつつあり、
そんなワンパターンの攻撃をしても完全に研究し尽くされている感じです。


それにしても甲府のパウリーニョ選手の前線でのしつこく早いプレスと
ハーフナーマイク選手の高さは驚異だなぁ。

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ただ甲府の方の攻撃もなんとか中盤で刈り取れて、決定的場面を作らせていません。

お互い似たようなサッカーをやり、中盤で均衡していた試合。

これは試合が動くのは後半かもしれない・・・

そう思っていた頃の前半41分、試合の流れとは関係ないところで動いてしまいました。

勲のファールでペナルティエリアからかなり離れた場所でFKを与えてしまい、
パウリーニョ選手の弾丸シュートが小澤の逆をついてアルビのゴールに突き刺さりました。

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おぉ、見事なFK! って、あぁ、先制点とられたぁ。

こういう流れが滞っている試合は特にセットプレイを気をつけなければ。

しかし、まだまだ取り返せるぞ!




ハーフタイムになると・・・あ!

いたいた! お馴染みの顔、JRAのマスコット「ターフィーくん」がぁ!

いつものアルビくんファミリーに加えて、山形戦でも登場した長岡市栃尾の「あぶらげんしん」や、
上越忠義隊けんけんずの「謙信くん」、甲府のマスコット「ヴァンくん」と一緒にギャロップしてますよぉ。

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「0-1」で折り返した後半、右足を相手の選手に踏まれ負傷した右サイドの三門に代えて長袖王子、木暮を投入。

すると一瞬だけアルビの動きが活発になりました。

しかし、均衡した試合は相変わらず、あとこういった試合が動くのならそれはお互いのミスから。

甲府ディフェンスがアルビの大きなクリアボールの処理に遅れ、
キーパーとの連携をミスしたところをすかさずこの男は見逃しませんでした!

後半7分、そのボールを奪ったブルーノ・ロペスがキーパーの動きを見て丁寧に甲府ゴールに流し込み・・・

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ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールっ!!

よ~し、落ち着いていた!

これで同点、ここからがスタートだ!

そして、次に得点するのはアルビ。

そう誰もがそんなシーンが来ることを思い描いていたはずでした。

しかし、またもやお互い睨み合いの展開に・・・


シュートシーンがない・・・

サイドを大きく変えても、強引に突破しようとしても、前線に出せずGKに戻すシーンも多い。

ハッキリ言って盛り上がらない試合です。

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先にも書きましたが、均衡し合っている試合が動く要素の1つとしてミスがあります。

後半26分、その信じられないミスはアルビ側にありました。

亜土夢が相手のプレスに翻弄され、いったんボールを落ち着かせようと、GKの小澤に出したバックパス。

その瞬間、相手選手にかかとを踏まれた様にも見えましたが・・・

え!?短いよ! 何やってるの亜土夢?

その勢いの無い短いパスをすくい上げたのは甲府の石原選手。

アルビの同点ゴールを焼き直しするかのように、キーパーの動きをよく見てゴールに流し込み、
再び得点を追加してしまいました。

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アルビ側は倒された亜土夢に対して甲府のファールを主張するも判定など覆らない。


な、なにやってるんだよぉ!

ここはホームだぞ!

負けるなんて許されない、いや勝つ事以外考えてない!

あと最低2点をとるんだ!

もちろんその事を黒崎監督も充分わかっています。

後半39分には亜土夢と菊池をさげ、川又と大島のFWを一気に投入しパワープレイに持っていきました。

しかし、勝ち逃げを狙う甲府のゴール前には頑丈な鍵がかけられ、
アルビのほとんどやったこと無いパワープレイはその扉さえノックをさせてもらえません。

まったくシュートまでいけない。

ウソだろ?

ホームで負けるのか?

これまで長いとしか感じなかったアディショナルタイムの4分も、今日は短く感じてしまう。

試合終了のホイッスルよ、まだ鳴らないでくれ。

負けるなんて有り得ない・・・

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無情にも試合終了を告げるホイッスルがむなしく鳴り響く。


「1-2」でアルビ敗戦。

クソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソッ~!!

なんでだよぉ!


試合後、勲がなにやら審判に異議を申し立てていますが、試合の結果なんて覆らないですよね。

審判が退場するときにはブーイングもありましたが、
今回は例え審判のジャッジが悪くても負けていた試合でした。

甲府には失礼になってしまうかもしれませんが、
ハッキリ言って今日の試合はプロのサッカーを見ているとは思えませんでしたよ。

甲府の選手はガンバってましたよ。 

90分かけつづけてきて、アルビにとって終始ウザかったプレスには気迫も感じられましたし。

しかし、両チームに連り合いのとれる緊迫感のあるゲームでないと
全体を通していい試合だったとは言えませんもんね。

大半はアルビのせいですが、これが下位のチーム同士の試合なのかもしれません。

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唯一プロのワクワクするプレイを見られたと言えば、それは甲府のパウリーニョ選手のFKだったでしょう。

それが無かった分アルビの完敗です・・・シュートはたったの4本ですしね。


さすがに、今回はこの温厚な新潟のサポーターからもブーイングがありました。
しかも、普段は感情をあらわにしないバックスタンドからも。

仕事をほおり投げてきて、こんな試合を見に来たって思うと情けなくて涙が出そうです。

長いトンネルを抜けたかと思えば足元に落とし穴があった気分ですよ。


でも、これで終わりじゃないですもんね。

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次のアルビレックス新潟は中3日、7/10(日)にアウェイの「カシマサッカースタジアム」で
「鹿島アントラーズ」との対戦となります。

鹿島は言わずとしれた強敵ですね。

一昨年までは3年連続リーグ王者として、昨年は「富士ゼロックス スーパーカップ」と
「天皇杯」チャンピオンに輝いたチームです。

ただし、鹿島相手にアルビは通算5勝6敗5分と負け越してますが、
ここ5戦は3勝2分と負けて無く、決して相性が悪いとは言えません。

これからアウェイが2連戦とつづきますが、ここが踏ん張りどころ。

悪い流れを断ち切って、ここビッグスワンに堂々と胸をはって帰ってきて欲しいです。


さて、明日は仕事がんばろっと・・・