アルビ、名古屋の地で取り戻せ【J特】 | 馬の会長日記

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その時思ったことを気ままに更新してま~す。

6/15(水)はアウェイの「瑞穂陸上競技場」でJ1リーグ第15節
「名古屋グランパス vs アルビレックス新潟」が行われましたね。

まずは平日なのに現地に行かれたオレンジのサポーターの方々、お疲れ様でした。

ボクは強引に仕事を切り上げて、スカパー!生観戦にギリギリ間に合いましたよ。

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現在アルビは5試合白星無しの11位。

開幕戦では1位に一緒に並んでいた柏レイソルとは勝ち点12差とだいぶ離されました。

まずは一歩一歩目の前の相手を地道に倒していくしかありません。

と、思ったら今回の相手「名古屋グランパス」は一つ上の順位で勝ち点2差の10位。

ここで勝てれば直接上に行けますね。

しかし、降格圏内の16位とも勝ち点は3しかありません。

まだ1/4が終わっただけなのに今から順位を気にしてもしょうがないですが、
ここを勝つと負けるでは精神的に大きく違います。

いや、連戦だからこそモチベーションは大事です!

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と、言っても名古屋グランパスは言わずと知れた昨年のリーグチャンピオン。

順位はACLのハードスケジュールだったために調子が乗らなかったうえ
1試合少ない状態だったのでこの順位ですが、前節で2連勝して勢いを戻しています。

さらに今節のアルビはU-22の日本代表に呼ばれている酒井高徳と、鈴木大輔がいません。

韓国代表でいないと思ってたチョ・ヨンチョルがいるのは救いでしたが、
それでも簡単には勝たせてもらえないでしょう。

しかし、そのチャンピオン相手に3試合やって昨年アルビは90分間で1度も負けていません。
しかもホームでは「4-1」とボクらもビックリするほどの快勝でしたね♪

サッカーのチームの強さの比較は、個人能力の他にも戦術的の相性があることは
前節にも思い知らされました。

確かに名古屋は強いチームですが、アルビにとって相性は悪くないです。

ここで名古屋の地で勝って再び自信を取り戻したいところです!

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って、あれれ? ミシェウまでも欠場?

どうやらケガで出られず、大島がスタメン起用。

運動量の多いミシェウがいないのは痛いけど、大島のポストプレイに期待。 

ここで男を見せろ、大島!

ってここから先はちょっと筆が進みませんが・・・

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試合への入り方は決して悪くなかった気がします。

ボールも持ててたし、CKやFKもとれていた。

しかし、ケネディ選手や闘莉王選手などの空中戦が強い選手のいる名古屋に
正攻法のセットプレイじゃ太刀打ちはできません。

この勢いのあるウチに先制点を奪っておかないとまた後半ツラくなっちゃうぞ!

そう思っていた前半28分、ついに試合が動きました。


名古屋の藤本選手が右サイドを駆け上がり中央にグランダーのボールを入れ、
もちろんアルビのデフェンスもいたが、なだれ込む様に名古屋の選手もペナルティエリア内に入ってきて

結局そのボールを触ったのはまたしても「11」。

元日本代表のエースでもあった玉田圭司選手でした!

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決してアルビディフェンスが悪かった訳でもない。

玉田選手は3試合連続ゴールで絶好調。
なぜかこういう時には選ばれし者のところにボールが転がっていくのがサッカーですね。

ってことで、試合を動かしたのは名古屋ってことですよ。

アルビはまたしても先制点を献上してしまいました。



そこで波にのらせてしまった感じは無かったが、前半37分、名古屋の最終ラインにいた増川選手から
いきなり前線の小川選手へロングフィード、小川選手はそれを折り返し、ケネディ選手へ、

そのボールを旨いことアルビのGK東口の動きを見ながら足の裏でゴールに押し込み名古屋の追加点。

1本のロングパスから少ない運動量でいとも簡単に得点を奪われてしまったかに見えましたが、
名古屋の高い技術とピッタリの呼吸でとった得点で、さすが昨年の王者という感じですよ。

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アルビ選手は決して下を向くような戦いはしていない!

ただ相手にサッカーの女神が微笑んでいるという気がします。

それを証明するかのように2点のビハインドをひっくり返そうと後半が始まってすぐ
アルビは怒涛の攻撃をするも得点には結びつかず。

流れがこっちに来ていた感じもしたのですが、後半21分ついにさらなる悲劇が起きたのです。



前節、奇跡的な回復力で1ヶ月ぶりにケガからスタメン復帰したヨンチョルが、
なんと、再び右太ももの裏に痛みを発したということで、自らピッチを後にしました。

たしかに「ヨンチョル、韓国代表戦に行かないでくれよ~」とは言ったのですが
そういう意味ではなかったのに・・・

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ヨンチョルに交替して、夏でも長袖王子の木暮がIN。

さらに後半26分、相手が攻めきれてないウチに若手で活性化をはかるために大島から川又へ。

大島は今回も大きな仕事ができませんでした。


そして後半38分、アルビの左コーナーから名古屋の藤本選手のFK。

流れはまだアルビにありそうな中、セットプレイだけは気をつけなきゃと、
とっても嫌な予感がしたのですが、やっぱり名古屋はセットプレイも強い!

長身のケネティ選手に、アルビでも長身の方の川又が競ったが、及ばず見事にヘディングされ3点目。

外国人選手はヘディングがあまり上手くないことが多いのですが、
このヘディングは完全に名古屋の武器ですよねぇ。

ブルーノ・ロペスもちゃんと見ていてくれたかなぁ?

ロペスも競り勝つ時が多いのに枠にいきませんよねぇ。


って、闘莉王選手ってチームメイトがゴールしてもよろこばないんですね・・・

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ここから勝ち点3を引き寄せろ!

っていうのはさすがにキツいと思いますが、これはリーグ戦。

得失点差を少しでもプラスに出来るように、あと1点でも2点でもとっておかないとヤバいぞ!

しかしアルビには、1人で打開できる絶対的エースもいないし、
流れをガラリと変えられるスーパーサブもいない。

ケガ人とU-22で戦える者が少ないのは非常にイタい。

その結果後半37分、黒崎監督が最後の切り札に選んだのは慶行に代えてアストロボーイの亜土夢。

しかし、さらにアルビにはサッカーの女神もいないみたいです・・・

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後半43右サイドでボールを受けた藤田が、よくゴール前をみて川又の頭にドンピシャリのクロス!

倒れこみながら上手くゴール隅を狙ったが、川又のリーグ初ゴールはポストに弾かれてしまいました。

ここが玉田選手との違い。

まだ選ばれし者になれないってことですね・・・



そして、このまま1点もとれずに終わってしまうのか!?

と思っていたアデショナルタイムの3分に、ブルザノビッチ選手→闘莉王選手→三都主選手と
ゴール前で絶妙なパス交換をし、最後に右サイドを駆け上がってきた田中隼磨選手が
右足を振り抜いて弾丸シュートを放ちました。

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なんと、「4-0」! 今季最多の4失点です。

アルビは昨年の王者、名古屋グランパスに完膚なきまでに叩きのめされましたよ。

確かにアルビは欠場している選手が多かったのですが、個々の調子は悪くなかった気がします。
ただ、DFが二人もいなくなったせいか、ディフェンスラインの裏をとられること多かったし、
攻撃面でもいまいち連動性が無いということもありました。

しかし、やっぱり相手は強すぎた! 王者の風格、そして余裕を感じましたね。

またホームでは覚えとけよぉ!



これでアルビは6試合白星無しの現在13位。

下にはACL出場のため試合数が少ない2チームがいるので、実質15位かもしれません。

今から順位を気にするのは早いかもしれませんが、J2降格圏内が見えてきちゃってますよぉ~

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さて、次のアルビレックス新潟は、6/18(土)にホームの「東北電力ビッグスワン」で行われる
J1リーグ第15節の「ベガルタ仙台」との対戦となります。

中2日の連戦なので気持ちを入れ替えないと!

次節はついにビッグスワンも震災後の初ナイター。
19時からのキックオフになるのでまた一人で参戦の予定です。

仙台は先日の「東日本大震災」で大きな被害を受けたチームですが、
その逆境にも負けず現在唯一無敗で2位という驚異的なパワーで
復興に向かって進んでいる被災地の方の大きな希望となっているチームです。

正直今、一番戦いたくなかったチームですよ。

だって、そんな仙台を応援してしまうボクがいんですもん。

しかし、そんな気持ちで勝負に挑むのは仙台の方に対してとっても失礼な話ですよね・・・

ここはホーム。 アルビの持てる全ての力を出して迎え入れましょう!

それがアウェイチームを迎える最低限の礼儀ですよね。

もうこれ以上負けられない!