J1第14節「サンフレッチェ広島」【J特】 | 馬の会長日記

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「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

6/11(土)はJ1リーグ第11節「アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島」に参戦しに
ホームの「東北電力ビッグスワンスタジアム」に行ってきました!

今回はお義婆ちゃんの法事があるために相方と息子は休戦。

またもやボク一人できちゃいました。
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しかし我が家にとって今年の「11日」は鬼門。


2/11にはスノーボードで「左腕を骨折」

そしてこれはボクだけではありませんが、3/11に起きた「東北地方太平洋沖地震」

4/11にはまた強い地震がありましたね。

5/11は何とか平穏に過ごす事ができましたが、
6/11はなんだか午前中の曇天がウソの様に晴れ、好天を通り越してかなり蒸し暑くなりましたよ。
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アルビは今シーズン13節終了時で2勝2敗4分の10位。
ケガ人が多すぎている割には何とか耐えてガンバってますが、ここ4戦勝ち無しです。

しかも相手のサンフレッチェ広島との対戦はこれまで通算4勝11敗7分、
ホームでも3勝4敗3分と負け越している、たいへん相性の悪い相手ですね。

さらに広島はこれまで4勝1敗3分で4位という位置につけています。

広島のサポーターの方々もその勢いのままに、
こんな遠い新潟までたくさんお越しいただきましてありがとうございます♪
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しかし、勝ち点をお土産に持って帰ってもらう訳にはいきません!

って、ホームではいつも言ってますが、今日は「特に」ですよ。

なんたって今日は1年で一番盛り上がり、力が入るメインスポンサーさまの
「亀田製菓サンクスデー」なんですもん。

今年のテーマは『HAPPY STADIUM』です。

これはオレンジ色に染まるこのホーム「ビッグスワン」が我が街にあることは
ボクらのよろこびであり誇りであり、これをボクらは守りつづけ
後世にも引き継いでいかなければならない、という願いが込められています。
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近年、アルビだけでなくJリーグ全体で観客動員人数が減っていて、
日本のサッカーの未来そのものにも暗雲が立ち込めていますね。

そこで、やはり一時期常に4万人以上は入場し、年間入場数がトップになった事もあり、
今でもリーグ戦では3万人前後の観客数を記録しているアルビには
その大切さをそつせんして伝えていく使命があると思います。

アルビの事だけでなく、そこまでお考えでらっしゃる亀田製菓さまはやっぱり最高です♪
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黒崎監督や勲のこの4万人集まるピッチに立てるよろこびと誇りを語る映像があり、
毎年恒例の亀田製菓新入社員様の方からの熱い応援メッセージがありました。

その中には宮城県出身で「東日本大震災」の被害にあわれた方もいて、
ホントにこの試合を『ハッピーエンド』にし、勇気づけてあげたいですね。

選手入場のさいには入場ゲートで「ハッピーターン」と共にもらった
オレンジ色の「ハッピークロス」(手ぬぐい)を掲げました。
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そこには『HAPPY STADIUM』

『このオレンジ色に染まるスタジアムのよろこびをいつまでも』と。

普通ならまずサポーターが願う事は『勝利!』だったりしますが、
それよりもまずボクらに出来る事を、そしてその誇りを示す事に器の大きさを感じます。

さていよいよ、そんな亀田製菓さんの思いが届くことを切実に願う、
かなりマズい状況の22,196人のサポーターの中、13:03キックオフです!
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今節のアルビにはとってもうれしいニュースがありますよねぇ♪

待ちに待ったあの人がピッチに戻ってきましたよぉ!

5/7(土)の雨の大宮アルディージャ戦で、大腿部の故障でその後の3試合離脱していた
アルビの切り込み隊長チョ・ヨンチョルが左サイドハーフのスタメンでピッチに帰ってきましたぁ~!

6/5に五十公野公園で行われた「福島ユナイテッド」との練習試合では、
わずか15分ほどの出場ながら1ゴールを叩き出し、完全復活で臨めますね。
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もちろんそんなヨンチョルの崩しを広島も黙って見てはいないでしょう。

当然マークは厳しくなります。

そこで、この数試合ヨンチョルがいないことによって相手マークが厳しく
自由にさせてもらえなかったブルーノ・ロペスやミシェウの出番ですね。

そのヨンチョルマーク現象か?逆サイドの藤田が積極的に上がれていいセンタリングを上げてますよ。

それに応えるブルーノ・ロペス!

ん~惜しいシュートが何本もありました。
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しかしどうやらミシェウはあんまり調子が良く無いようです・・・。

これまで割とパスミスも多かったのですが、今回は足元のボールも簡単に奪われてしまいます。

アルビの得点の匂いがしてきた時の残念なミスや、
逆に取られ方が悪くカウンターにつながるミスが目立ってました・・・。

一方、広島の攻撃と言えば素早いパスで相手を翻弄するサッカーが有名ですが、
それに振り回されないようにアルビもコンパクトに陣形をとり、早めにプレスをかけてます。

そうなると、広島はアルビディフェンスの裏をついてのロングフィードを多く使ってきますが、
ディフェンスラインの統率もうまいこといって高い位置でオフサイドを取れてますね。
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その中でも酒井高徳がキレキレで広島ボールをことごとく足元で摘み取っていってますよぉ。

いいですねぇ♪

これも要因で右サイドからの攻めが多かったとも言えますね。

ディフェンスはなかなか最高!

お互い、見せ場を作るも前半は、東口GKと西川GKの日本代表GK東西対決は
一歩も譲らずで前半をスコアレスで折り返しました。

ハーフタイム中、亀田製菓さまのキャラクター、「ターン王子」と「ぽたぽたお婆ちゃん」が周回してましたが、
「ぽたぽたお婆ちゃん」がフィードの看板に激突してマジ転倒するというハプニングがありました。

何だか嫌なことの前兆じゃなければいいのですが・・・
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後半になるとすぐに黒崎監督は動きました!

調子の悪いミシェウに代えて、川又を投入。

右サイドからいい突破が測れていたので、きっと高さも欲しかったんだと思います。

しかし、このピッチに午前中に降った雨が急に蒸発し、
蒸しあがる環境にドンドン体力を奪われていったのはアルビ側でした。

それも当然、早いパスワークの広島に、早いプレスをかけ続けたアルビ。

どちらの体力が多く削り取られていくのかは単純計算ですが、明らかですね。
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しかも、復帰したばかりのヨンチョルに石川だったり。

ヨンチョルは後半39分に亜土夢に交替。
石川は後半広島の佐藤寿人選手にツったのを治してもらってましたね。

完全にアルビの足は止まってきてしまいました。

試合は互角に進めていたと思っても広島のサッカーは後からジワジワとボディブローの様に効いてきますね。

昨年のアウェイでの対戦でも後半に一気にたたみ込まれたのを思い出しました。

それでも、得点は無理としても、このままドローになれるか?
いや、ホームで、しかも亀田製菓さまのサンクスデーは勝利しか考えてない!
ってぐらい選手たちやボクらサポーターたちも気力を振り絞ってましたよ。
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しかし、アマくはありませんでした。

後半44分、キレキレだった高徳がカウンターでボールを持ったが、誰ももらいに行けず、
結果孤立してしまいうばわれて広島の逆カウンターを食らってしまいました。

そしてここまで散々シュートをハズしてきた広島のエース佐藤寿人選手が左足を振りぬく!

無情にもその弾丸シュートはアルビのゴール右スミに刺さりました。

うう・・・佐藤寿人選手の背番号は「11」。

やっぱり今日6/11は不幸が起きる日だったのかぁ~。
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これが決勝ゴールとなり「0-1」の敗戦。

これでアルビは5試合白星無し。

シュート数14、コーナーキック数6、フリーキック数12と、お互いがまったく同じ数字で、
内容としては互角だった様に思ってしまいます。

しかし、パスサッカーでドコまで精度を保って90分戦えるかにチャレンジした広島と、
それに対しハードワークのサッカーで対抗したアルビの真っ向勝負は、
チームコンディションとこの蒸し暑さの影響でアルビの体力切れという結果になってしまいました。
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これは結果的にアルビ元気だった前半に決めさせてくれなかった、広島の見事な作戦勝ちですね。

しかもここぞという時に見事なゴールを決めるのはさすが、元日本代表のエースだっただけありますよ。

そういった「持ってる」スター選手がいないのもアルビの弱点ですよねぇ。

正直完敗ですよ。

さらに付け加えるとしたら、アルビが夏や過密スケジュールに弱いのも
その戦い方のせいっていうのもありますね。

まあ、相手やピッチの環境が変わればある程度戦い方を変えないといけませんが・・・

ボクらを感動させるほどのガムシャラ感が持ち味ですが、これから気温もさらに上がるし、
例年以上の連戦スケジュールだし、今後のことを考えるとかなり不安です。
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さて、気持ちを切り替えて次のアルビレックス新潟、J1リーグ第15節は
6/15(水)、アウェイの「名古屋市瑞穂陸上競技場」で「名古屋グランパス」との対戦となります。

名古屋グランパスは言わずと知れた昨年のリーグチャンピオンです。

さらにU-22の日本代表に呼ばれている酒井高徳と、鈴木大輔、
そして韓国代表のチョ・ヨンチョルまでいなくなってしまいます。

ん~キツい!

しかし、その相手に対してアルビは通算9勝6敗5分と勝ち越し、
ここ4戦ではナビスコCも合わせると90分では負けていない相性のいい相手!

と言っても、昨年のナビスコCは最後PKで敗戦し、アウェイの相性は3勝5敗3分と負け越していて、
それほど強気にはなれませんが・・・

相手がチャンピオンというなら、もちろんアルビは挑戦者。

失うものはありません!

昨年、名古屋相手にホームで見せた奇跡の様な力を地で再び名古屋の地で
ハッピーが戻ってきますように開花させましょう!
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