愛してくれて…ありがとう!!! | 馬の会長日記

馬の会長日記

「馬の会」の会長“のみ”の気まぐれ日記。
競馬はもちろん、前に住んでいた新潟のこと、
今住んでいる埼玉のこと、趣味の旅行に、
アルビレックス新潟、グルメなどなど
その時思ったことを気ままに更新してま~す。

先日、ボク宛の小さな小包がとどきました。

開けてみるとそれはまるで宝箱のようなかわいらしい小箱。

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上面に『PORTGAS・D・ACE』、側面には『ONE PIECE』の文字が書いてあります。

ん? どうやら週刊少年ジャンプで現在連載中の、スマップのキムタクなども大好きな、
世界的大人気マンガ「ONE PIECE」に何やら関係がありそうですね。

なぁ~んて、「ONE PIECE」ファンなら、この記事のタイトルだけでピン!ときてますね。

ボクも何が送られてきたかわかってるんですけどね。



この宝箱を開いてみるとそこには腕時計!

そう実はボク、この歳でお恥ずかしながら少年マンガ「ONE PIECE」の腕時計を買ってしまったのです。

この「火拳のエース 炎の記憶」と名付けられた腕時計は、その「ONE PIECE」に登場する
主人公モンキー・D・ルフィの義兄であり、海賊王ゴール・D・ロジャーの実子の「ポートガス・D・エース」を
モチーフにデザインされた「ONE PIECE」公式アイテムなのです。

マンガのグッズって言っても、ブレスレットはステンレススチール製で男女を問わずのスタイリッシュな、
そしてオフタイムはもちろん、ビジネスの場でもマッチするシンプルなデザインですよねぇ。

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「ONE PIECE」の世界については今さらボクが語るまでもないと思いますが、
その登場人物「ポートガス・D・エース」について少し・・・

エースは世界的には悪名高い海賊王ロジャーの実の子である事で迫害を受け、
自身の存在意義に悩みながら、ロジャーを憎みながら、
また同時に父親への侮辱は許せなかった幼少期を過ごし、

のちに「新世界」に君臨する大海賊の四皇の1人、
エドワード・ニューゲートこと「白ひげ」に気に入られ、
仲間を「家族」として何よりも大切に想う「白ひげ海賊団」の
2番隊隊長として自分の存在場所をみつけました。

だからこそ「家族」同様の仲間、サッチを殺して逃亡した
かつての船員マーシャル・D・ティーチこと「黒ひげ」を許せず、
「白ひげ」などの制止も聞き入れずに追ったのですが、

バナロ島にて「黒ひげ」と激突した末に敗れ、
世界政府に引き渡され監獄のインペルダウンに幽閉されてしまいました。

世界政府は海賊であるエースをマリンフォードにて公開処刑すると発表し、
義弟のルフィや、「白ひげ海賊団」はエース奪還のため総力を挙げて攻め入りますが、

その大激戦の思いも叶わず「白ひげ」は死に、エース自身もルフィの目の前で
命を落とす結果となってしまったのです。

その時に薄れゆく意識の中涙を流しながらで言ったエースの最後の一言は、

『愛してくれて…ありがとう!!! 』


エースが生れてきた時から自身に問いかけてきた『自分は生まれてきても良かったのか?』。

ロジャーの血を引く俺を、白ひげも、白ひげ海賊団も、ルフィも愛してくれた。
エースが探し求めていた答えがここにありました。

お~いおいおいおい~~~エーーースーーーっ! 書いているだけで泣けてきましたよ~~~

「ONE PIECE」をご存じない方は『なんのこっちゃ?』かもしれませんが、
ファンの方はきっとこのボクのエースへの死への悔しさや悲しみ、そして感動をわかってくれますよねぇ?

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文字盤には火を操る自然系悪魔の実「メラメラの実」の能力者である「火拳のエース」を象徴する
深紅のグラデーションで彩られた炎のレリーフが光の角度により浮かび上がりますよ。

そこに炎と碇の秒針が「エースの航海は永遠だ」と言うかの様に時を刻んでいますね。


そして12時を記す頂点にはエース自身の背中にもタトゥーで刻まれた「白ひげ海賊団」のマークが施され、
エースが最も生きる価値をみい出せた大切な「家族」を表しています。

そして、一番下にはエースの海賊の出発点でもある「スペード海賊団」のマークが刻まれ、
常に初心を思い出させてくれますね。

また、9時の部分にはエースがいつも被っている帽子、
3時の部分には「黒足のサンジ」とはまったく関係なく、エースの運命である「Dの称号」が記されています。

この「Dの称号」とはまだ物語の中では明らかになってないのですが、現在作品中に登場しているのは8人いて、

主人公の「モンキー・D・ルフィ」、その義兄の「ポートガス・D・エース」、
エースの実の父であり海賊王の「ゴール・D・ロジャー」、エースの母「ポートガス・D・ルージュ」、
家族殺しをした「黒ひげ」こと「マーシャル・D・ティーチ」、

ルフィの父であり革命軍総司令官の「モンキー・D・ドラゴン」、
ドラゴンの父であり、エースやルフィを育てた海軍本部中将「モンキー・D・ガープ」、
幼少時代のニコ・ロビンに大きな影響を与えた巨人族「ハグワール・D・サウロ」。

と、いずれも世界に大きな影響を与えている人物ばかりなので、この先とっても重要になってきそうですよ。

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時計の裏面にはエースの左腕に刻まれている「ASCE」タトゥーが彫ってあります。

2文字目の「S」は×印で消してあって、タトゥーで「ACE」を「ASE」とつづり間違いを
「やっちまった」エースの人柄とカッコ良さが表れていますよねぇ。


そして、その下にはシリアルナンバー「2908/9999」。

そうなんです! 

実はこの腕時計は9,999点限定で2月16日(水)から発売されたプレミアムウオッチなんですよ!

「ONE PIECE」グッズは色々とありますが、正規の公式アイテムで、
しかもこれは9,999人の選ばれし者しか腕に巻く事を許されていない、まさに秘宝なのです!

って、大げさですが、この「限定」って言葉、ボクも相方もめっぽう弱いんですよねぇ・・・


そしてさらに、今なら先着順の「数量限定」で特別記念品が特典で付くって言うんですよ。

「今なら」「先着順」「数量限定」「特別」「記念品」「特典」・・・

こりゃ、もうマズいでしょ!

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付いてきた特典は、「火拳のエース LEDプロジェクター・ライト」。

エースの背中と共に最後のあの思いの詰まったメッセージが映し出されるキーホルダーです。

『Thank you for loving...』


うぅ・・・まだ信じられません、あのエースが死んでしまっただなんて・・・


ってまたその時の思いが蘇ってきますが、プロジェクターの投影された絵の撮影なので
あんまりうまく撮れてませんが・・・

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で、なんでここまで必死にこの腕時計の良さを説明しているかと言いますと・・・

実はこれ販売価格「29,300円(税込)」+発送手数料「630円(税込)」の合計「29,930円」したんです!

家族を持つ普通のサラリーマンが「3万円」ものマンガのグッズを買う事ってありえるのでしょうか?

きっとなかなか皆さんにもご理解いただけないでしょう。

だって、ボクもビックリですもん。

これ、申し込んだのってボクが左腕を骨折して入院している時なんです。

病気ではないので気持ちは元気なのに身体は不自由でよく動かせないし、
ベットでずっとマンガを読んでは食事を待つという入院生活があまりにも退屈で
ちょっと刺激が欲しいって思っちゃたんでしょうねぇ。

「ONE PIECE」への「感動」と、「限定」という特別感と、「入院」という刺激の無さからの脱出で、
勢いで買っちゃったのは間違いないです・・・


でもね、時計としたらまあ普通の価格ですよね。

最高に贅沢して買ったボクの宝物、「IWC」の腕時計に比べたら全然かわいいもんですよ。

って、それを「ONE PIECE」を見たこともない相方はこの骨折を迷惑をかけていた
タイミングで申し込んじゃったこの買い物を許してくれるのであろうか?


いや、後悔なんてしてませんよ、いやいや海賊だから航海はしてますが・・・

ただね、ちょっと罪悪感があるんです。

あきれられるかなぁ? それとも怒られるかなぁ?

そう思って注文して時に相方には言えず、しばらく経ってから覚悟して告白してみました。

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すると、相方は『欲しかったんでしょ? 別に普段、無駄遣いしてないからいいんじゃない』
って言ってくれましたよ♪

おお! 確かに旅行に行ったり、美味しいもんを食べたりとかはちょっと贅沢することもありますが、
普段、服を買ったり、おもちゃやゲームなどを買ったりなどはまったくと言っていいほどしてません。

それらをこれまで一切手を付けず、満を持して買うほどこれが欲しかったのか?と問われると、
そこまでの物ではないんですけどね・・・

でも、相方のこの言葉、うれしかったなぁ♪

骨折した左腕にこの時計をしながらボクもエースと同じく
「家族」がいることの大切さを噛みしめようと思います。

『愛してくれて…ありがとう!!! 』